アニメ「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」(通称:はめふら)見てますか?
今回はカタリナにとっての第4の破滅フラグ、そして親友となる二人の兄妹が新たに登場。
ソフィアとカタリナ、二人の尊い友情と、破滅フラグ・ニコルが陥落するシーンに注目です。
仲良しライバル兄弟
ジオルド王子とアラン王子が仲良くなっていましたね……もちろん、カタリナの例の「弱点」イベントのおかげですね。
完璧だと思っていた兄にも弱点はある……ジオルドはちょっと苦手なだけだと言っていたけれど、アラン王子にとってはそれで十分……あの時の怯えた顔はしっかりと記憶に焼き付いている。
また、それと同時にカタリナの面白場面集もしっかりとインプットされており、アランは思い出すだけで吹き出してしまう始末……また一人カタリナの犠牲者が増えてしまった。
アラン……自覚はないものの、カタリナに惹かれているのは間違いなし……そんなアランをジオルド王子はしっかりとライバルとして「譲らない」と宣言するなど、カタリナを巡る争奪戦はますます激化の一途を辿っていた。
とはいえ、こうしてこの兄弟が笑顔で会話できるようになったのは、ただただ喜ばしい……カタリナは畑だけでなく、周りの人々の人間関係もいい感じに耕してくれるなぁ……。
お花摘みはもっとお早めに
カタリナがまた食べすぎてお花摘みに行っていましたね。
婚約者主催のお茶会だというのに、カタリナ様……花よりスイーツにも程がある……そして食べ過ぎた結果、例のごとくお花摘みに行くハメに。
多少は学習して、限界の一歩手前を見極められるようになったものの……今度はなぜか謎の犬に追いかけられるイベントが発生……野猿なカタリナはやっぱり犬が苦手なのかな…?
困った野猿は木に登ってなんとか事なきを得るも……今度は下に人だかりが……ただしこれはカタリナとは別件のイベント……これではお花摘みにいけない。
人のお茶会で爆食いするからこんな事態になるんだよ…。
そしてお花摘みはもっともっとお早めに。
カタリナとソフィア、尊い出会い
カタリナとソフィア……二人の出会いの一連の流れがなんとも言いようのない尊さでしたね。
野猿の木の下では、ソフィアが他の貴族のガキどもに絡まれるイベントが発生していたわけですが……お腹が我慢の限界になり、殺気立つカタリナが降り立ったことにより、ガキども退散……これが悪役令嬢の魔眼なのか?
結果的にソフィアを助ける形となったわけですが……そんな事情を知らないカタリナはソフィアの美しい姿にただただ見惚れ……ソフィアはただただ驚くのみ。
ただ、お腹が緊急事態なカタリナは「失礼」と言い残し、全力ダッシュで走り去る……いろんな意味で失礼だな…。
この時点では二人はお互いのことを認識しておらず、ただ本当に一瞬出会っただけなんですよね……。
お花摘み後、再び爆食いタイムが始まろうとしていたところ……カタリナとソフィアが再び顔を合わせることに。
ソフィアはお礼を述べたかっただけなんですが……カタリナの脳内妄想が発動し、ソフィアの髪に触れるという行動に出た結果……ソフィアがロマンス小説好きという事実が判明。
カタリナとソフィア、この二人の出会いの一連の流れが見ていて本当に心地良い……まさに安心・安定の王道感……これこれこういうのが見たかった。
というかこういうのばっかり見られるのが「はめふら」のいいところなんですけどね。
ソフィアとともに第4の破滅フラグがやってきた
カタリナの家に招待されたソフィアが、第4の破滅フラグを同伴してきていましたね。
お茶会でも話題でもちきりだったニコル君……ソフィアの兄で、一つ年上の無口なアイツは超がつくほどの美少年……。
前世ではニコル・ルートでのプレイ経験なしとのことで、急遽脳内会議が開かれるわけですが……今のカタリナには前世の友達「あっちゃん」からの情報のみが頼りです(?)
ニコルのライバルキャラは妹であるソフィア……つまり「シスコン」であるため、特に問題ないだろうとのことで、とりあえずソフィアと仲良くしようと全会一致で閣議決定……今日も彼女の脳内はとても平和なようだった。
そしてソフィアと友達に
妄想で暴走したカタリナのヘアハラ(?)のおかげで、ソフィアと正式にお友達になっていましたね。
ソフィアは生まれながらの白髪、赤眼で今まで随分と嫌がらせを受けてきたわけですが……カタリナの反応はそれらとはまったく真逆のものだったんですね。
あまりの美しさに思わず髪を触るほどに……なんせこの娘、考えてる最中に行動起こしてしまうくらい心と体が正直なんもんだから。
ただ純粋にソフィアの美しさを褒めてくれるカタリナの言葉は、ソフィアがこれまで味わってきたツライ記憶を一気に吹き飛ばしてくれるほどの破壊力があったと思う。
涙を浮かべながら「お友達」になることを承諾したソフィアの姿は、これまでに出てきた登場人物達の中でも極上の美しさだったんじゃないでしょうか。
そんな様子を見ていた兄のニコルは終始無表情のままだったけど……帰りの馬車で「夢のよう」と語るソフィアに対しては、ほんの少しだけ口角をあげて「良かったな」と声をかけるなど、しっかりとお兄ちゃんしててとてもホッコリしましたね。
人たらし力でニコル陥落、キース警戒
カタリナの人たらし力……とどまる気配がまったくない。
今度はソフィア家に招待されることになったカタリナは、ソフィアの両親にとても深く感謝され、ソフィアとともに楽しい時間を過ごすのですが……楽しい時間はあっという間に過ぎてしまう。
ソフィアからは大量のロマンス小説を借りることに……ちなみに本はすべて同伴のキースに持たせてた……いいお姉さんだな。
とっておきの一冊を取りに戻るソフィアの姿に、前世での友達「あっちゃん」と重ね合わせてポワワワ~ンとするカタリナ……ほんと、いつもいつも幸せそうな顔で妄想するよね。
そんな彼女に対して無口なニコルがお礼の言葉を述べるんですが……相変わらずの無表情……そして何より間が持たない。
困ったときには前世のお年寄りに頼ることが多いカタリナさん……今度は隣のおばあちゃんの知恵を拝借し、なんとか会話をつなげようとするも……無表情なニコルは何を考えてるかよくわからん。
けれども、カタリナの言葉はニコルでさえ気付いていなかったことに気付かせてくれたんですね……それを自覚したときのニコルの表情の変化がもはや反則…。
そんなニコルの表情の変化にカタリナが見惚れる一方……キースはただただ無表情に見つめるのみ。
そんなキースの表情にカタリナはBL的な危惧を抱くも……キースはまた新たなライバルが増えたことにしっかりと警戒を抱いていたという……。
次々と広がるカタリナ・クラエスの人たらしの被害者たち……おそらく今後ももっともっと広がっていくものと思われ、とても楽しみ。
カタリナは15歳になった
とうとうカタリナが15歳へと成長してしまいましたね。
破滅フラグから逃れるべく、キースをかまい、剣と魔法の訓練に励んできた……残念ながら魔法は才能なしとのことだったけど、とにかくカタリナは頑張った。
そんな彼女の15歳の誕生日を祝うべく、破滅フラグと親友達も集まってきてくれたわけですが……成長した破滅フラグ達の4者4様なリアクションが興味深い。
ジオルド王子は相変わらずカタリナにぞっこんのようだったけど、対するカタリナはどちらかというといつでも身を引く気満々状態……ならば既成事実を先に、ということでダンスの最中に首にキス、という大胆な行動に出る始末……なるほど確かに腹黒い。
そんなジオルドの大胆行動に対し、即座に反応したのが義弟のキース……王子のキスを「虫が止まってた」と事実を捻じ曲げ、懸命にハンカチで拭く様子が楽しい、楽しすぎる……。
そしてジオルドと二人きりにならないよう忠告するなど、義姉を諦めてる様子は微塵も感じられなかった。
2番手にダンスを申し込んできたアランはというと……相変わらず自覚はないようだったけど、とりあえずカタリナの姿を「いつもよりマシ」と不器用すぎる表現で褒めた結果、カタリナ本人から「いつもよりマシ」になった過程を詳細に聞かされることになり、赤面させられるハメになっていた。
3番手のニコルは無口で無表情で間が持たないのは相変わらずだったものの……カタリナから聞かれた「想い人」に対しての返答については、とても真摯に答えていた……言うまでもなくその「想い人」はカタリナのことなんだろうけど……カタリナは「いいことある」とかまるで他人事のようにとても笑顔で答えてた……ニコルがんばれ。
さすがのカタリナの気疲れしたのか……ベランダで夜風に当たっていると、今度はメアリとソフィアの親友コンビがダンスを申し込んできた。
こんなこともあろうかと、しっかりと男性パートの練習をしてきたというメアリ……そして、さらにディープなロマンスヲタになっているであろうソフィア……そんな二人とのダンスシーンは短いながらもほっと一息つけるような気安さがあり、見ていてとても微笑ましかったですね。
そんな幸せな誕生日パーティーのひとときも、魔法学園の入学によってどう転ぶのかわからない。
不安と期待に満ちた15歳のカタリナ・クラエスの物語……いよいよここからが本番ということで、ただただ楽しみでしかたがないです。
まとめ
アニメ「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」第3話「麗しの美形兄妹と出会ってしまった…」を視聴した感想について書きました。
今回はニコルとソフィア……二人の美形兄妹との親交を深めるお話だったわけですが…。
今まで不遇だったソフィアがカタリナという友達を得て、明るくなっていく様子や、そんなソフィアの事で心を痛め続けていたニコルがカタリナの人たらし力に陥落する様子がとてもテンポよく描かれていて、まさにホッコリの連続だったように思います。
また、ついに15歳へと成長したことにより、主要なキャラクター達が成長した姿も描かれていたのですが……みんなすっかりカタリナ・クラエスという存在に夢中であることがとてもよくわかりました。
といっても、カタリナにとっての「乙女ゲーム」はここからが本番……今までの努力がどのような形で結実するのか? ……ほんと興味が尽きません。
次回もとても楽しみです。
以上、アニメ「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」第3話の感想でした!
- 第1話『破滅フラグを回避したので文化祭で浮かれてしまった…』
- 第2話『悪役になってしまった…』
- 第3話『囚われの身になってしまった…』
- 第4話『色っぽい執事と仲良くお茶をしてしまった…』
- 第5話『弟たちへの愛が溢れてしまった…』
- 第6話『ひと夏の冒険をしてしまった…』
- 第7話『願いが叶ってしまった…』
- 第8話『お見合いしてしまった…』
- 第9話『キースがいなくなってしまった…(前編)』
- 第10話『キースがいなくなってしまった…(中編)』
- 第11話『キースがいなくなってしまった…(後編)』
- 第12話『卒業式がやって来てしまった…』
- 第1話『前世の記憶を思い出してしまった…』
- 第2話『王子に勝負を挑まれてしまった…』
- 第3話『麗しの美形兄妹と出会ってしまった…』
- 第4話『魔法学園に入学してしまった…』
- 第5話『主人公の実家にお邪魔してしまった…』
- 第6話『夏休みだから楽しく遊んでしまった…』
- 第7話『危険なダンジョンに入ってしまった…』
- 第8話『欲望にまみれてしまった…』
- 第9話『パジャマパーティで盛り上がってしまった…』
- 第10話『破滅の時が訪れてしまった… 前編』
- 第11話『破滅の時が訪れてしまった… 後編』
- 第12話『最終イベントが来てしまった…』
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