「盾の勇者の成り上がり」15話感想!ラフタリアという少女の物語

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アニメ「盾の勇者の成り上がり」観てますか?

 

想像を絶するクズ貴族・イドルというトラウマに真正面から向き合うラフタリア。

 

今回はそんな「ラフタリア」という少女の物語となっていました。

 

というわけで今回は、

 

アニメ「盾の勇者の成り上がり」
第15話
「ラフタリア」

 

の感想について書きますね~。

 

 

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イドル、お前は本当に人なのか?

 

ラフタリアの過去の回想からさらに浮き彫りになるイドルの残虐さ。

 

まだ幼く弱い亜人の子供たちばかりを集め、自らの欲望を満たすためだけに拷問を繰り返し悦に入る。

 

ラフタリアの幼馴染リファナは徐々に生きる力を失ってゆき、ラフタリアは笑いかたさえも忘れてしまう。

 

こんな幼い子どもを拷問にかけるイドルのことなど絶対に理解できないし、したくもない。

 

何をどうしたらこのような非道な人間になれるのか?

 

イドル、お前は本当に人なのか?

 

 

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根が深すぎるメルロマルクの三勇教の闇

 

なぜイドルのような狂人が貴族としてのさばっていられるのか?

 

ラフタリアが住んでいたセーアエット領の村では「盾の勇者」は敬うべき存在だった。

 

一方、メルロマルク国の国教は盾以外の勇者を崇拝する「三勇教」。

 

三勇教の信者である国王やイドルからすると「盾の勇者」を敬う亜人は目障りな存在でしかなかったのでしょう。

 

イドルの亜人虐待は国の意を汲んだものであり、国王としてもイドルの行動を抑止する理由は何一つなかった。

 

その結果、イドルの拷問により大勢の子どもたちの命が失われてしまった…。

 

「盾の勇者」を善ととらえるか、悪ととらえるか。

 

イドルのような狂人を野放しにしてしまう三勇教の闇はメルティ王女が想像する以上に根が深い…。

 

 

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ラフタリアの憎悪が止まらない

 

尚文だけでなく、ラフタリアもまた三勇教の被害者だった。

 

波によってセーアエット領は指導者を失い、ラフタリアは両親を失い、村は壊滅状態。

 

そんな超逆境の中にもかからわず、「ツライときこそ笑え」という両親の教えを胸にラフタリアは村人達を勇気づける。

 

本当に見上げた幼女です。

 

しかし、三勇教の国はそれを許さなかった。

 

暴徒と装った兵士達により、村は蹂躙され、ラフタリアやリファナを含む子供たちはイドルの元へと連行。

 

そこから始まったのは恐怖の拷問の日々。

 

鮮明に思い出されるのは「盾の勇者様に会いたい」と言っていたリファナの痛ましい姿。

 

イドルへの憎しみが止まらない。

 

いつも優しい笑顔のラフタリアが今回ばかりは憎悪が強すぎて目がいつもと全然違う。

 

憎しみの深さがヒシヒシと伝わってくる。

 

それでもなおウソの反省で命乞いするイドルに、私の憎しみも止まらない。

 

 

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ラフタリアを全肯定!今度は尚文の番だ

 

かつて自分たちが拷問を受けていた地下室では残酷な現実が待っていた。

 

キール君をはじめとする亜人の子供達を保護できたのは良かったけれど…ラフタリアが見つけたのは白骨化したリファナの遺体。

 

ラフタリアの気持ちはもう限界…。

 

人を殺した自分は、もう今までのようには笑えない。

 

守りたい人を守れなかった自分、はもう尚文様のそばにいる資格はない。

 

今までにやってきたことはすべて間違っていた。

 

そんな自己否定の嵐からラフタリアを救ったのは、ラフタリアを全肯定する尚文の優しい言葉でした。

 

笑い方を忘れ、言葉を失い、死を待つばかりだったラフタリアが、今こうしていられるのは間違いなく尚文のおかげ。

 

ラフタリアにとっての尚文はまさにかけがえのない存在。

 

しかし、尚文にとってのラフタリアも、裏切りと孤独で闇落ちしそうになった心に寄り添いすくい上げてくれたかけがえのない存在。

 

おかげで味覚も復活したし。

 

今度はおれの番だ!といわんばかりの尚文のラフタリア全肯定讃歌は、優しい二人の絆の深さをまざまざと見せつけてくれました。

 

劇中曲の優しい歌声が心に沁みる…。

 

ラフタリアは絶対に間違ってなんかない。

 

リファナもずっと見守っている。

 

あの日見た旗を取り戻す日まで。

 

 

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【悪魔】イドルは成敗され、尚文は過去の勇者との実力比べか

 

窓から落ちたイドルがまだ生きてた。

 

イドル

おお、偉大なる神よ

我に悪魔を成敗する力を…!

 

イドルによって封印を解かれたのは、過去に勇者によって封印された強大なドラゴン。

 

ドラゴンはイドルの言葉どおり、さっそく悪魔を成敗。

 

イドルという悪魔をな!

 

とはいっても亜人達への仕打ちを考えると、この最期はぬるすぎる。

 

1000回くらい踏まれろ。

 

イドル、最後の最後までろくな事しなかったな…。

 

尻拭いはやっぱり尚文がするしかないのか。

 

これは過去の勇者との実力比べといってもいいのかも知れない。

 

 

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まとめ

 

アニメ「盾の勇者の成り上がり」第15話「ラフタリア」を視聴した感想について書きましたが、いかがだったでしょうか?

 

三勇教信者のクズ貴族イドルの悪逆非道さに憎悪。

 

幼馴染リファナの白骨遺体を見てさらに憎悪。

 

バカ王女マルティに勝るとも劣らぬイドルのクズさ加減に過去最高に憎悪が止まらないダークさでしたが、そんな憎悪まみれの過去のトラウマに真摯に向き合うラフタリアの優しさと強さ、凛々しさがキラリと光る回でもありました。

 

かつてダークサイドに落ちかけた尚文がラフタリアを救うシーンは、劇中歌の優しい歌声と相まって憎しみの心が浄化されていくような心地にさせてくれました。

 

闇と光、この2つのコントラストが最高に際立つ珠玉の回だったと思います。

 

だから「盾の勇者の成り上がり」はやめられない。

 

以上、アニメ「盾の勇者の成り上がり」第15話の感想でした!

 

アニメ『盾の勇者の成り上がり』感想 2019年1月~

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