「とある科学の超電磁砲T」15話感想!全みーちゃんが泣いた!感動の再会!

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アニメ「とある科学の超電磁砲T」観てますか?

 

とある科学の超電磁砲T

 

今回は、警策看取の深堀り回。

 

大覇星祭編を締めくくるのにふさわしい感動的な再会シーンに注目です。

 

 

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警策看取、怒りの原点

 

 

なぜ警策看取が学園都市を消し去ろうと考えたのか……その思いに至る原点が描かれていましたね。

 

警策看取も食蜂操祈と同様、クローンドリーにて様々な実験をさせられていたわけですが、当時の警策は研究者達に愛想を振りまきつつもそれなりにうまく立ち回っていたんですね。

 

ところがその愛想の良さが思わぬ形で作用した結果、警策はドリーと出会った。

 

ドリーにとって初めてのお友達となった警策は、「みーちゃん」と命名されると、それはもうものすごく懐かれるんですね。

 

すぐに抱きつかれたり、匂い嗅がれたり、ほっぺつままれたり、ツインテールにされたり……。

 

最初は面倒臭がっていた警策だったけれど、ドリーの前では偽りの笑顔を作らなくていいことに気づき、いつしか心からドリーの事を大切に思うようになるんですね。

 

そんな中、警策は機械を埋め込まれたドリーの体を目撃し、衝撃を受けることになる……。

 

これがドリーと警策の最後の別れとなってしまったものだから、ドリーはずっと警策に見捨てられたと思い込み……もう一人のみーちゃんこと食蜂操祈と出会うまでふさぎ込むことになってしまう…。

 

もちろん、警策がドリーを見捨てるなんてはずもなく……むしろそんなドリーの体を見て大きな不信感を抱くこととなり……不正アクセスでドリーがこの施設にいる本当の理由を知ることとなるんですね。

 

治療なんてウソ……ドリーはクローンの寿命を延命させる実験のために、むしろ命を搾取され続けていた……。

 

そのことについて警策は実験を中止するよう訴えるも……研究者は意にも介さず余裕の様子。

 

そこで警策は統括理事に情報をリークすると脅迫するのですが……ドリーの実験を指示している大元こそ統括理事だということを知る。

 

つまり、学園都市にとっての能力者とはすべて実験動物みたいなもの。

 

そして警策はそのまま囚われ、密室に監禁されることに……しかも数ヶ月とかじゃなく数年レベルですからね…。

 

食蜂操祈がクローンドリーを乗っ取らなければ、そのまま野垂れ死んでた可能性すらある。

 

部屋から出て目にした統括理事のビルは、もはや警策にとっては憎悪の対象でしかなかった……。

 

警策の怒りと憎しみ……相当に根が深いものがありますよね。

 

この事実を知った上で、もう一度リピート視聴したら、ガラリと印象が変わりそう。

 

 

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木原幻生との出会い

 

 

クローンドリーから解き放たれた警策は、統括理事の建物を破壊せんとテロ活動をすることになるのですが……たとえ警策が1万人いてもまったく歯が立たないという無力感を思い知ることになるんですね。

 

そして再び捕らわれることになった警策は、木原幻生の元へと連行されることになる。

 

「学園都市を跡形も消し飛ばせる力」……木原のこの言葉は今の警策にとっては、まさに渡りに船でしかない。

 

そして木原にとっての警策は……怒りと憎しみに囚われた都合のいいコマでしかない。

 

こうして、めちゃくちゃマイナスな方向での共闘関係が成立……大覇星祭での一連の騒動へと発展していくんですね。

 

 

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警策看取に操作力は必要ない

 

 

黒子に敗れた警策……手錠で拘束された状態で目を覚ますも……彼女にはもう生きる気力もなかった。

 

そんな中、食蜂操祈が現れる。

 

オリジナルのドリーは食蜂に抱かれながら亡くなったわけですが……実はドリーの記憶と経験を受け継いだ一人の妹がいるという。

 

わざわざ説明なんてしなくても、食蜂の場合、メンタルアウトで瞬時に情報を伝えることもできれば、操ることだってできる……むしろそっちのほうがスムーズでしょう。

 

けれども、食蜂はそうしない……今の警策に操作力なんて必要ないと判断したから。

 

それくらい、二人にとって「ドリー」という存在は特別なものだから……。

 

もちろん、この妹は厳密にいうとドリー本人ではないけれど……今の警策にとって、そんなことはどうでもいい。

 

たとえ来るなと言われても、這いずってでもついていくでしょうね。

 

だから、警策看取に操作力なんて必要ない。

 

 

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全みーちゃんが泣いた! 感動の再会!

 

 

ドリーと警策、二人の再会が感動的でしたね。

 

また、そんな二人の再会に涙ながらに謝罪する食蜂の姿に、さらに涙が誘われる。

 

試験管の中から出され、警策の腕に抱かれて目覚めたドリー……「みーちゃん」という一言に、思わず警策も感無量……。

 

ドリーがずっと気に病んでいた誤解も解け……二人抱き合う姿に胸が熱くなる。

 

「懐かしい匂い……みーちゃんの匂い、大好き」とか言われたら、もう泣くしかないわ。

 

食蜂は、そんな二人の様子を心から喜びつつも……あの時ドリーを騙し続けてきたことや、あの時助けられなかった自分を激しく責め、謝罪をするわけですが…。

 

ドリーは食蜂の後ろから全力で抱きつくんですね。

 

そして謝罪の内容についてあれこれと要求を繰り出すという……ドリー、欲望多すぎる(笑)

 

でも、今のドリーにとって一番大切なのは、警策みーちゃんと食蜂みーちゃん、この二人とずっとずっと一緒にいること。

 

そんなドリーの言葉と、食蜂が涙を流す姿がたまらなくグッとくる。

 

また、さりげなく御坂妹の心にほんわかとドリーの思いがリンクするところがエモかった……こういう余韻、大好物だわ~。

 

 

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まとめ

 

アニメ「とある科学の超電磁砲T」第15話「やくそく」を視聴した感想について書きました。

 

前回のドラゴンストライクでは、終始度肝抜かれっぱなしだったけれど……今回は打って変わって、警策看取、食蜂操祈、ドリー達3人によるしんみりとした心温まるエピソードになっていましたね。

 

特に、警策看取の過去を深堀りしてから、食蜂操祈に連れられて、ドリー(妹)と再会を果たすまでの一連の流れ……そして食蜂が内に秘めていた激しい後悔の念。

 

様々な紆余曲折を経て、三人の少女達が再び友情で結ばれるシーンは、いろいろこみ上げてくるものがあり……特に食蜂が涙するところなんてもうとにかくたまらんかった。

 

大覇星祭も無事に終わり、次回からはいよいよ天賦夢路(ドリームランカー)が始まるのか……正直めちゃくちゃ楽しみです。

 

以上、アニメ「とある科学の超電磁砲T」第15話の感想でした!

 

アニメ『とある科学の超電磁砲T』感想一覧 2020年1月~9月

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