アニメ「約束のネバーランド」観てますか?
ノーマンが出荷され、絶望したかに見えたエマとレイでしたが、実は二人とも全然あきらめてなかった。
エマの見せる表情がとても印象的
レイの出荷を目前に控えた二人はいったい何を話すのか?
というわけで今回は、
第11話
「140146」
を視聴した感想について書きますね~。
脱出計画の準備完了!逃げるのは今夜!
ノーマンの死を無駄にしない・・・二人は全然あきらめてなかった。
イザベラがエマの監視を強める中、エマはその状況を逆に利用してドンとギルダの二人に脱出計画をすべてまかせていたんですね。
脱出の準備は整った。
一方、レイはレイでいろいろと考えていたようで、エマの【昼脱走】提案ではなく姿を隠しやすい【夜脱走】プランを提案。
レイは脱出にあたっての2つの問題点を挙げます。
- ママは昼も夜もつねにチビ達のそばにいるため、全員脱出は難しい
- 脱出経路は必ず警備が殺到し、鬼がウジャウジャいる本部を通るしかないこと(崖を超えることは不可能)
この難しい2つの問題をどうクリアするのか?
この2つの問題点に対するレイの策は「ハウスを燃やす」こと。
ハウスの火事でイザベラが消化活動する中、子供たちを連れて避難、そのまま脱出するんですね。
あらかじめ連絡部屋を封じておけば本部に知られることもない。
レイはレイで6年越しの準備もある。
逃げるのは今夜!
レイの大胆な脱出計画にエマも驚きを隠せません。
やっぱりレイの思考能力はノーマンに匹敵するものがありますね。
レイの復讐と贖罪
エマはレイの立てた脱出計画には問題点があることを早くも発見。
- もしもイザベラが燃えるハウスを放棄したら?
イザベラが消化に手を取られなければ意味がない。
だったら消化せざるを得ない状況を作ればいい。
そしてレイは頭からオイルをかぶる。
レイ、死ぬ気か?
実はレイの脱出プランはずっと前から決めていたこと。
この日が来るのをずっと待っていた。
これはレイにとっての復讐であり贖罪でもある。
エマとノーマンのツーショット写真にレイの覚悟の重さを感じますね。
夜の12時の鐘がなり、レイは12歳になった。
そしてレイはマッチに火をつける。
火災発生!イザベラが見たものとは?
子どもたちを寝かしつけ自室に戻ったイザベラ。
イザベラ
お誕生日おめでとう、さようなら
聞こえてきたのはエマの叫び声。
食堂に駆けつけたイザベラが見たのは燃え盛る炎。
泣き崩れるエマ。
そしてレイは炎の中。
発信機でも確認済み
イザベラはギルダに子供達を外へ出すよう伝えると消火器で炎の消火を始める。
「せめて脳だけでも」というイザベラが一瞬鬼畜に見えた
消火器は切れ、なぜかスプリンクラーも作動しない。
振り向くとエマはいない。
エマを探し発信元を突き止めた先でイザベラが見つけたのは・・・「耳」。
そう、エマは自分の耳を切り落としたんです。
ここでイザベラははじめて子どもたちの異変に気づくことになるんですね。
なぜ子ども達が「外靴」を履いていたのか?ということに。
レイは生きてる!エマはマッチをキャッチしてた
イザベラを出し抜き子供達は全員荷物をもって外に集合済み。
もちろんレイも生きてる。
実は、レイがマッチで自分に放火しようとしたところ、エマはマッチの炎のキャッチに成功していたんですね。
間に合わない感じの演出に見えたけど、実はしっかり間に合っていたというのがなんともエマらしいですよね。
自分でも「ナイスキャッチ」とか言っちゃってるし
確かにナイスキャッチだったけど。
ノーマンからの手紙!すべてを読み切っていた!
マッチをナイスキャッチしたエマは「誰も死なせない」と宣言。
子どもたちに持ってこさせた服に着替えさせると、エマの気合ビンタがレイを襲う!
エマ
まだ死ぬつもりかこのわからずや!
つべこべ言わずに逃げるの!
そしてエマに頼まれた子供達による偽装工作完了。
オイルの上に置かれたのは、アンナの髪の毛、ソーセージ、ハム、ベーコン、そしてレイの服。
人体錬成?
実はこれはレイが燃えたときの「におい」を演出するためのもの。
そして今度はレイの発信機を取り出そうとするエマ。
エマ
ここじゃなくてもまだ死ねる
いいもの見せてやるから黙って来い
これはノーマンからの伝言とのこと。
ノーマンはレイの考えていることを事前に察知していたんですね。
- レイはハウスで死ぬ気だということ
- すべてはエマとノーマンを殺させないため
- 自分を燃やして火事を起こし、イザベラを引きつけ、エマとノーマンを逃がす
絶対にそんなことはさせない。
だからノーマンはノーマンで脱出計画を立て、エマに手紙を残した。
レイだけでなく子どもたちみんなを助ける。
シスター・クローネの置き土産のおかげもあり、ノーマンはレイの計画のさらに先をいく計画を立てることができた。
先の先まですべて読みきったノーマンの頭脳はいったいどうなってるんだ。
きっと鬼達にとっては極上のご馳走になるに違いない。
やっぱりノーマンの存在感は半端ない。
子供達は全員、ハウスの真実を知っている
エマのたっての希望により、実は子供たち全員、ハウスの真実を知っているんですね。
イザベラが警戒しているのはあくまでも年長者だけ。
エマの提案は大きなリスクを伴うものでしたが、その成果が今こうして実っているわけですから、結果的には大成功ですよね。
ノーマンが出荷された後もあきらめたフリをして子供達に指示を出し続けていたというのですから、エマの役者っぷりはかなりのものだと思います。
忠臣蔵の大石内蔵助のようだ
子供達にハウスの真実を知らせる過程の描写がとても印象的でしたね。
塀の前でエマの背中にそっと手を添えるノーマンの描写にちょっと泣きそうになりました。
また最後のイザベラへの封じ手もお見事。
まとめ
アニメ「約束のネバーランド」第11話「140146」を視聴した感想について書きましたが、いかがだったでしょうか?
レイの悲壮な脱出計画を完全に読み切り、それを上回る脱出計画を立てたノーマンにとにかく脱帽するしかありませんでした。
何よりエマ、レイ、ノーマンのお互いのことを思いやる絆の深さが本当に尊かった。
張られていたいくつかの伏線も見事に回収され、あとはどのようにしてエマ達が脱出するのか?
イザベラはどう動くのか?
次週もめっちゃ楽しみです!
以上、アニメ「約束のネバーランド」第11話の感想でした!
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