マンガ「異世界おじさん」2巻感想!フラグ破壊で萌える新感覚ラブコメ

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マンガ「異世界おじさん」の第2巻2019年4月22日に発売されましたね。

 

 

第1巻で独特の作風と表紙をかざるエルフ・ツンデレさんの魅力にクラクラした人も多かったんじゃないでしょうか。

 

 

今回の2巻でも見事なまでのフラグ破壊を見せつけてくれますよ。

 

一緒にもだえましょう。

 

 

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「異世界おじさん」とは?

 

 

17歳のときに異世界へ飛ばされ、34歳で現世へと戻ってきた異世界おじさん。

 

異世界での能力は現世でもそのまま。

 

魔法も使える戦闘力も高い。

 

「翻訳」スキルにより精霊と会話もできる。(英語はワカラナイ)

 

17歳までの人生の大半をゲームに捧げたおじさんの格言はすべてゲーム由来のものばかり。

 

現世に戻った今は、異世界スキルゲームスキルを活かして、甥っ子・たかふみとともにユーチューバーとして生計を立てている。

 

そして時折、異世界時代の記憶を魔法【イキュラス・エルラン】で「映像付き」で振り返る。

 

 

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フラグ破壊の被害者がまた一人増えた…

 

異世界おじさん 2 (MFC)

 

残念なことにおじさんの容貌は決していいほうではなかった。(むしろ悪い)

 

美男美女が多い異世界において、おじさんの容貌は「オーク」そのもの。

 

人間として認識されないことが多く、その生活は極めて苛烈。

 

  • 出会った人間にはオークの亜種として狩られかけ
  • かんばつに苦しむ村で「水の湧き出るツボ」を作ると吊るされかけ
  • 魔物から助けた親子には命乞いの末隙きをつかれて気絶させられる

 

あまりにも辛い記憶は魔法【イキュラス・キュオラ】で消去…。

 

「オーク顔」のおじさんにとって、美男美女揃いの異世界は敵だらけ。

 

そんな地獄のような異世界で、「オーク顔」と罵りながらもおじさんを気にかけるエルフのストーカー、通称「ツンデレさん」から目が離せない。

 

そして今回の2巻からは氷の一族の末裔にして凍神剣の護り手・メイベル正式にレギュラーヒロインに昇格。

 

ああ、またフラグ破壊の被害者が増えてしまった…。

 

「異世界おじさん」第2巻は、ツンデレさんとメイベルの二人が、おじさんにフラグをへし折られる様を堪能できる極上の巻となっています。

 

 

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フラグ破壊者はおじさんだけじゃない

 

 

「異世界おじさん」では現世にもう一人ヒロインが存在します。

 

甥のたかふみの幼馴染の藤宮

 

1巻で久しぶりに再会してからちょくちょく家に遊びにくるようになった藤宮たかふみに絶賛片思い中。

 

たかふみはそのことを知らない。

 

おじさんの甥とはいえ、やっぱり血は争えないのか。

 

人生の大切なことはすべてゲームから学んできたおじさんは人の心の機微がまったくわからない。(だけど恋バナは好き

 

たかふみはそんなおじさんがツンデレさんとメイベルのフラグをへし折る様を見せられツッコミを入れる一方で、実は藤宮のフラグをへし折り続けているという…。

 

たかふみもまたフラグ破壊者の一人だった。

 

マンガ「異世界おじさん」はそんな二人のフラグ破壊者が生み出す可愛そうなヒロイン私たち読者が代わりに慈しむ物語でもあります。

 

 

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藤宮のフラグをバキッ!

 

 

たかふみは本人の意志とは裏腹に、ひそかに藤宮を「キュン」とさせるフラグを立ててしまう。

 

小学生時代の藤宮はおじさんに「こりゃあだめだ」と言われてしまうくらい「本当に汚らしい子供」だった。

 

にもかかわらずたかふみは1巻で久しぶりに再会した藤宮を一発で見抜いた。

 

『いや、そりゃわかるよ』(たかふみ)

 

『~ッ!(キュン♡)』(藤宮)

 

『藤宮だもんな』(たかふみ)

 

そういって小学生時代のように拳を突き出すたかふみ。

 

そして藤宮はツンデレを発動させ照れ隠しでゲシゲシ殴る。

 

ただ、残念ながらこの時のたかふみに恋愛感情は一切ない。

 

そして容赦なくフラグを折る。

 

 

「水着画像」のフラグをバキッ!

 

藤宮がプレゼントと称してたかふみのSNSに中学時代の水着画像を送っても、「SNS」「画像」「消し方」で検索された後、即座に削除されてしまう。

 

『危ないんだよマジで…』(たかふみ)

 

『なにが危ないんだ?』(おじさん)

 

『つかまって死ぬんだ(社会的に)』(たかふみ)

 

さらにはその直後に来たコーヒー豆特売通知にコンテンツ力で負けてしまうという…。

 

 

「部屋とワイシャツと私」でバキッ!

 

うっかりとコーヒーをこぼした藤宮は冷凍魔法で凍らされ、シャワーで温まるようすすめられる。

 

おじさんは2時間ほど外出するといって、着替えとして男物のワイシャツを置いていく。(おじさんグッジョブ)

 

シャワー上がりの着替えをタイミング悪く(よく?)たかふみに見られフラグが立つ。

 

水着画像にも無反応だったたかふみが顔を赤くしている…これはいけるかも?

 

『ごめん…そういうの意識しないようにしてるんだけど、藤宮可愛いからつい…(たかふみ)

 

藤宮は『むしろ嬉しい』と伝え、たかふみは『責任をとるから…』という。

 

ただし、たかふみの「責任の取り方」藤宮が期待するような「責任の取り方」ではなかった。

 

緊急警報でおじさんを呼び戻し、【イキュラス・キュオラ】で記憶消去。

 

違う、そうじゃないんや…。

 

涙目で阻止する藤宮がとても不憫でかわいそう…でもそこが可愛い。

 

このようにしてたかふみはワイシャツ藤宮のフラグをバキっと折ったのでした。

 

 

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メイベルのフラグをバキッ!

 

 

おじさんのおかげで400年続く凍神剣の護り手の義務から解放されたメイベル。

 

村人達の引きこもり対策&憂さ晴らしで、実家はなくなり、労働か飼育の2択を迫られた結果、メイベルは凍神剣で村人全員の足元を固めて首筋に水滴を垂らして逃亡…。

 

おじさんの救いの手は皮肉なことにメイベルの人生をバグらせてしまった。

 

メイベルは逆恨みでおじさんに襲いかかるも、逆に心配されてしまう。

 

『顔色悪いぞお前、ちゃんと食べてる?』(おじさん)

 

気を失ったメイベルを宿屋に運び込んだおじさんは次々とメイベルのフラグを立てていく。

 

徐々にデレていくメイベルにおじさんはまたしても同じ過ちを繰り返す。(1巻参照)

 

「一生養えるぐらい」の指輪を「俺なりの責任の取り方だ、受け取ってくれ」と寝てる間にこっそりと左手薬指にはめてしまっていた。

 

『受け取ることはできません』といいつつ、メイベルの心の氷(凍神剣)は一瞬の内にビシャビシャ溶けてしまう。

 

おじさんは「風呂代を貸して欲しい」というメイベルの首筋を『臭いか?』とスンスン嗅いだあと「風呂代なんてその指輪売れば問題ないだろ」と言ったあと、最後に次のひと言でメイベルのフラグを完全にへし折る。

 

『さっきも言ったが換金して飯代にすれば一生食いっぱぐれないぞ!!』(おじさん)

 

一瞬のうちに凍てついた凍神剣は、もはや剣の原型をとどめていなかった…。

 

 

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ツンデレさんのフラグをバキッ!

 

 

1巻でも盛大にフラグを折られたツンデレさん。

 

今回の2巻でもやっぱり盛大にフラグ破壊されてしまいます。

 

 

晩ごはんは絶対に奢らん!

 

おじさんは、封印都市ルバルドラムで1000体の伝説級魔獣から数百年ものあいだ防護し続けてきた結界を「いけるかなーって」という軽いお試し感覚で破ってしまう。

 

ツンデレさんはおじさんに「逃げて」といって一人魔獣の中へと突っ込んで行くも、直前で結界が元に戻ったことで事なきを得る。(頭は派手にぶつけたけど

 

結界破壊の犯人であることをバラさない代わりにツンデレさんは可愛い条件を提示する。

 

『今夜ご飯おごって!それでチャラ!』(ツンデレさん)

 

ツンデレさんが頑張って立てたフラグをおじさんは容赦なくへし折る!

 

『俺は逃げた』(おじさん)

 

『なんでだよ!?』(たかふみ)

 

他人を信用しないおじさんの闇は深く、ツンデレさんのフラグ成立の日は果てしなく遠い…。

 

 

酔っ払ってバキッ!

 

「奇遇」にもお祭りで再会した風を装うストーカーことツンデレさん。

 

ドレス姿が美しく、おじさんに餌付けされる姿がとても可愛い。

 

ツンデレさんがおじさんをストーキングするきっかけとなったのは、魔毒竜ヴェノムドラゴンに襲われているところを、おじさんに助けてもらったこと。

 

『知らないで装備も訓練も無しで挑んだの!?普通死ぬわよ!?ばか!オーク脳!』(ツンデレさん)

 

『お前を助けたいと思ったんだからしょうがないだろ…』(おじさん)

 

怒るに怒れなくなったツンデレさんがマジカワウィ。

 

そして酔ったおじさんはある危険なフラグを立ててしまう。

 

『宿屋に部屋とってあるんだ…来ないか?』(おじさん)

 

強引にツンデレさんの手をとり、腰に手をやり体を引き寄せる。

 

『つらい中お前がいて支えてくれて…よかった』(おじさん)

 

いつになく肉食なおじさんにドキドキを募らせるツンデレさん。

 

『いいわ!仕方ないからこの先もずっと…ず~っと支えてあげるわよ!(ツンデレさん)

 

『いや、ここまでで充分だ』(おじさん)

 

『?』(ツンデレさん)

 

『助かった、本当に酔ってて辛かったんだ。ここまで支えてくれてありがとうな。じゃあな』(おじさん)

 

『…』(ツンデレさん)

 

翌朝、『今日はどうするの!?』というツンデレさんの目には泣きはらした痕跡がしっかりと刻まれていた…。

 

フラグ破壊されるも、3年もの間ストーキングし続けてきたツンデレさんもたいがい強かった。

 

 

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まとめ

 

マンガ「異世界おじさん」第2巻の感想について書きましたが、いかがだったでしょうか?

 

  • おじさん vs ツンデレさん
  • おじさん vs メイベル
  • たかふみ vs 藤宮

 

メイベルが新たにレギュラーヒロインとして参戦したことにより、フラグ破壊対決もより一層深みを増した感がありましたね。

 

フラグを折られては立ち上がり続けるヒロインたちを生暖かく見守りつつ、第3巻の発売を楽しみに待ちたいと思います。

 

以上、マンガ「異世界おじさん」第2巻の感想でした!

 

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