アニメ「呪術廻戦」観てますか?
今回は七海の時間外労働なバトルと、順平を襲う理不尽すぎる悲劇に注目です。
戦略的撤退
一級呪術師・七海と特級呪霊・真人との戦いは、七海の戦略的撤退により決着つかずでしたね。
時間外労働&能力開示による制約の力で、真人が目を見張るほどの力を発揮した七海の戦いは、脳内でのシミュレーションも去ることながら、自身の能力の特性と地の利を活かした作戦が気持ちいいくらいハマっていましたね。
戦い自体はごくわずかな時間だったものの、作画に力が入っていたおかげで、密度の濃いぃ見応えのある内容だったと思います。
五条と漏瑚との戦いはちょっと次元が違いすぎて訳わからん状態になっていたけど……七海と真人のは肉弾戦中心のとてもわかり易い戦いだった印象ですね。
特に手にネクタイを巻いての時間外労働は、普段の紳士的な印象をガラリと変えて、とてもワイルドさに溢れてた……七海スタイル、悪くない。
正直、あのまま戦い続ければ七海が勝てたような気もするけど……七海は腹部にそれなりの怪我を負っており、実際にはかなり際どい撤退戦だったんですね。
とりあえず、真人との戦い、無事に生還できたことにホッと一安心、といったところでしょうか。
墓穴を掘る伊地知
気がつくと虎杖とはぐれ、監督業務を放棄した形になってしまった伊地知さん。
七海に泣かされることを恐れるあまり、着信に出て一言目には「ごめんなさい」と謝罪するなど、普段いかに虐げられているのかがよくわかる描写にちょっとした憐れみを覚えました。
負傷したからピックアップよろしく、という電話に一時は胸をなでおろすも……虎杖と別行動中であることをうっかりと漏らし、激しく後悔していましたね。
きっとあとで泣かされるんだろうなぁ……伊地知の今後が少し心配になる出来事でした。
映画友達
虎杖と順平が映画の話題で盛り上がっていましたね。
順平が好むのはB級のマイナーな映画ということもあり、映像研以外の相手と映画の話をすることに対して随分と消極的な印象を受けたわけですが……。
幸い、虎杖は五条の訓練として多数の映画を視聴する環境に置かれていた。
その中に例のB級ホラー作品が含まれていたのを皮切りに、二人は映画の話題で盛り上がることになるんですね。
そこにタイミングよく通りかかったのが、ネギの似合わない女こと順平のお母ちゃん。
息子と仲良くしている虎杖を気に入り、夕飯へとご招待……虎杖も盛大にお腹を鳴らせ遠慮なくお呼ばれすることになるんですね。
初対面にも関わらず、めちゃくちゃ打ち解けた虎杖は、マニアックな映画ネタの一発芸を披露することにより、吉野親子をおおいに笑かしていた。
また、そんな虎杖と接するうちに、順平の中のどす黒い感情も多少やわらぎ……食後は一緒に映画を見るなど、もはや普通に仲良くなっていましたね。
吉野家の悲劇
順平の母がいとも簡単に呪霊の犠牲者になってしまいましたね。
楽しい夕食の中、飲みすぎた母はそのまま寝入ってしまうわけですが……起きたときにはテーブルの上に宿儺の指、そして背後には指に呼び寄せられた呪霊の姿が。
そして上半身と下半身が分断された遺体の状態で発見されるという……あまりの急展開にちょっと理解が追いつかない感じでしたね……。
順平と凪……この二人の母子の様子は、傍から見ていても仲がよく……特に順平が母のことを大切に思っている描写が端々にあったもんだから、今回のこの有様は残酷を通り越して心が虚無に覆われそうだった。
順平はこの事件の犯人として真っ先に例のいじめっ子を思い浮かべるも……実際の犯人は夏油と真人なんですよね。
いじめっ子だけでなく、呪詛師と特級呪霊からも弄ばれる……吉野家の悲劇は本当に無慈悲極まりない理不尽さに満ちすぎている。
順平の復讐
順平がいじめっ子に復讐していましたね。
そのお膳立てとして真人の呪力で学校の生徒達は次々と倒れ……順平が向かった先には教師といじめっ子が佇んでいたわけですが。
憎しみに満ちた順平には、もういじめっ子が何を言ったところで残念ながら無駄、無駄、無駄……。
このいじめっ子に関しては、自業自得なところが多々あり、母の件を別にしても順平には復讐するだけの権利があるとは思うものの……できればもう少し穏便な形で決着をつけて欲しかった。
真人から授かったであろう順平の能力は、まさに相手を殺すのに特化したもので……みるみる内に侵されていくいじめっ子の姿にはほんの少しだけだけど、同情を覚えましたね。
そんな中、駆けつけた虎杖は、果たして順平の復讐を止めることができるのか……?
個人的には順平におおいに共感するところはあるものの……この状況、どう考えても引き返せないですよね。
次回がとても気になります。
以上、アニメ「呪術廻戦」第11話「固陋蠢愚」の感想でした!
- 第0話『劇場版 呪術廻戦0』
- 第1話『両面宿儺』
- 第2話『自分のために』
- 第3話『鉄骨娘』
- 第4話『呪胎戴天』
- 第5話『呪胎戴天-弐-』
- 第6話『雨後』
- 第7話『急襲』
- 第8話『退屈』
- 第9話『幼魚と逆罰』
- 第10話『無為転変』
- 第11話『固陋蠢愚』
- 第12話『いつかの君へ』
- 第13話『また明日』
- 第14話『京都姉妹校交流会-団体戦 (0)-』
- 第15話『京都姉妹校交流会-団体戦(1)-』
- 第16話『京都姉妹校交流会-団体戦(2)-』
- 第17話『京都姉妹校交流会-団体戦(3)-』
- 第18話『賢者』
- 第19話『黒閃』
- 第20話『規格外』
- 第21話『呪術甲子園』
- 第22話『起首雷同 』
- 第23話『起首雷同-弐-』
- 第24話『共犯』
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