アニメ「呪術廻戦」観てますか?
今回は伏黒と加茂の戦いが熱い。
けれども、そんな両者の戦いに水を差す者たちが現れます。
役立たずの三輪
真希に刀を取られた三輪ちゃん……真っ白に燃え尽きていましたね。
刀を取られ自身を「役立たず」と卑下する三輪……客観的に現実を把握する一方で、タピオカの味の賛否についての疑問を口にしていた。
そんな中、メカ丸からの着信に自虐的に応答すると……今度は狗巻の言霊で眠らされ、電話越しに寝息を聞かれてしまい、正真正銘の役立たずになっていた。
その様子は映像を通じて教師たちにも見られるところとなり、なんだか見ていていたたまれなかったですね。
早く自立して弟達を食べさせていかなければならないのに……三輪の前途は多難ですね。
がんばれ、三輪。
負けるな、三輪。
伏黒 vs 加茂
前回は女性陣の戦いに夢中にさせられたわけですが……今回は男性陣の戦いがメインということで、伏黒と加茂の戦いは思いの外力強さにあふれるものがありましたね。
伏黒は一年生の中では、御三家の分家出身ということもあり、呪術師としての経験値がもっとも高い。
また、多彩な式神を多数使役する一方で、体術も相当に使えることから、遠距離、近距離を問わず、玉犬を使っての諜報的な活動もOKという……オールラウンダーでもあるんですね。
対する加茂は御三家ならではの強力な「血」の術式を受け継いでおり、弓矢を駆使したクールな戦いかたとは裏腹に、体内の血を操ったドーピングでの肉体強化も行うなど、意外と熱血な戦いを見せる。
交流会に入ってからは戦闘の作画クオリティが一段高い状態が続いていて、今回のその例にもれず両者のバトルは掛け値なしに迫力があって見応えがありましたね。
前回のバトルでは同じ禪院家の姉妹同士の切なくも尊い戦いが繰り広げられたわけですが……今回もまた名家同士の事情ありありな戦いということで、両者の家に対するスタンスが浮き彫りになっていましたね。
正直なところ加茂にはあまり良い印象は抱いていなかったのですが……家のしがらみに巻き込まれながらも、ただ母親のために次期当主たらんとする加茂の心情には少なからず共感を覚えました。
一方で、伏黒は家のことなどどうでもよく、あくまでも自分の「良心」に従って行動する信念の強さを垣間見せるなど、これはこれで伏黒への評価を再認識するいい機会だったように思います。
お互いに多少のスタンスの違いはあるんでしょうけど……両者ともに強い呪術師にならんとする姿勢だけは共通しているのは間違いないんじゃないでしょうか。
ロッケンロール楽巌寺
楽巌寺学長、ロッケンロールな人だったんですね……一瞬、内田裕也かと思ったわ。
外部からの侵入者を受け、五条達は分散して行動を開始するわけですが……侵入者の一人、組屋の下ろした帳は五条限定の強力なものだったんですね。
五条を残して帳の先へと抜けた楽巌寺と歌姫の前にはその組屋が立ちふさがる。
五条曰く歌姫は「弱い」そうで、楽巌寺も歌姫には生徒救出を優先するように言っていた。
では楽巌寺はどうなのか?
斧を持った凶悪そうな組屋に対し……このおじいちゃん、どこまで戦えるんだろう?
とか心配してたら、黒いTシャツにエレキギターを持ったロッケンロールな楽巌寺の姿が。
ええ~、楽巌寺ってこういうキャラなの?
保守派筆頭で、五条と仲が悪く、虎杖暗殺指令を出していたことから、はっきりいって嫌いなキャラの一人だったんだけど……このギャップはちょっと好ましいものがありますね。
楽巌寺のロッケンロール……とても楽しみです。
驚異! 特級呪霊・花御
交流会に乱入してきた特級呪霊たち……今回は花御がその存在感を見せつけていましたね。
虎杖暗殺のため、楽巌寺が調教した準一級呪霊も、花御の前には瞬殺され。
ようやく見せ場が回ってきた狗巻の言霊も、特級呪霊・花御には通じない。
盛り上がってきた伏黒と加茂の戦いも、花御の強大な呪術を前に、中断。
そして今まで何喋ってるのかわからなかった花御の言葉が、伏黒達の脳内に直接伝わる様子が描かれ、ようやくCVが田中敦子である理由に深い納得感を得た(納得)
正直、自然目線から人間との共存不可とか言われちゃうと……何も言い返せない部分はある。
けれどもある人は言っていた……人間も自然から生まれた一部だと。
だから、人間だけを排除しようとする花御の言うことを聞くわけにはいかんのだ(たぶん)
ただ、残念ながら花御は強い。
あれだけの戦いを見せた、伏黒、加茂、そして狗巻の攻撃がまったく通じないのだから。
花御の驚異を阻止するのは誰の役割になるんだろう……とても気になるところですね。
以上、アニメ「呪術廻戦」第18話「賢者」を視聴した感想でした!
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