アニメ「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」(通称:はめふら)見てますか?
今回はソフィアの前世、あっちゃんのエピソードから始まります。
生まれ変わってもまた「あの子」と友達になりたい……そんなソフィアの健気な想いと、危険なダンジョンの中で流れるように罠を発動させる残念なカタリナに注目です。
思い出のあっちゃん
ソフィアがあっちゃん時代の夢を見ていましたね。
カタリナとソフィアは前世においてもお友達だったわけですが、前世での二人の出会いもまた同じく木がきっかけだったんですね。
魅力的な木があると登らずにはいられない……そんな野猿のお尻に危うく殺されかけるという危険な出会いではあったけれど……本の虫でクラスでぼっちのあっちゃんにとって、この出会いはまさにかけがえのないものだった。
新しい世界が開けたあっちゃんはそれから野猿と楽しい日々を過ごすことになるものの……別れは唐突にやってくる。
野猿の葬式シーンが見ていてズーンとのしかかる……幸い本人はすぐさまカタリナ・クラエスへと転生を果たしたわけですが、おそらくあっちゃんはその後の世界を天寿を全うするまで生き抜いたのでしょうね。
生まれ変わっても友達でいたい……そんな想いが今のソフィアに宿っていると思うと、より感慨深いものがありますね。
そんな夢から醒めたソフィア……たとえ夢の内容は覚えてなくとも、その気持だけは覚えてる。
ほっかむりして農作業するカタリナの姿は、ソフィアにとっては大きな安心をもたらす心のオアシスなのかもしれない。
テスト前には一応緊張するらしい
あっちゃん時代の夢を見て、たまらずカタリナの元に駆けつけたソフィア……そんなソフィアの不安を「テスト前の緊張」とミスリードするあたりがいかにもカタリナらしかった。
平均バンザイがモットーのカタリナにとって、学校でのテストはそれほど重要視されるものではないものの……だからといって決しておろそかにしていいものでもない。
なぜなら……悪役顔のお母様に破滅させられるかもしれないから。
マリアの恋愛状況については今のところ問題はないんだけれど……全然関係ないところで破滅フラグを立ててしまっては元も子もないですからね…。
だからカタリナの場合、そういう意味でテスト前には「一応」緊張するらしい。
ただ、その緊張がテスト勉強につながるかどうかは甚だ疑わしいけれど。
流れるように罠を発動させるカタリナ
学校の実地試験で班ごとに危険なダンジョンに潜らされていましたね。
なんでも偉大な魔法使いが残したダンジョンということで、盗賊対策の罠がてんこもりに仕掛けられているとのこと。
一応、教師や二年生が待機してはいるものの……生徒の命の安全についてはあんまり考慮されてない……この魔法学校、ほんとに大丈夫か?
班分けとしてはカタリナ、ジオルド、キース、ソフィアで一班。
アラン、メアリ、マリアで一班。
ジオルドとキースがいつものようににこやかに舌戦を繰り広げる中、カタリナは床のボタンを躊躇なく押したり、もたれた壁の一部が凹んだりと、流れるように次々と罠を発動させていく。
カタリナ、破滅フラグ立てるのうまいな……。
とはいえ、カタリナ以外のメンバーはすこぶる優秀……ジオルドは火魔法で氷の壁を溶かし、キースは土魔法で水上に橋をかける……そしてソフィアは古代文字で書かれた一節を本で得た知識で解読するなど……カタリナ様とは大違い。
一応、カタリナでも焦りは感じるらしく……床のどうでもいい凹みを土ボコで埋め、ちょっと得意げになっていた(涙)
けれども、今度は床の罠を踏み抜き、矢のトラップを発動させると、さらに隠し扉に一人迷い込んでた……ほんと破滅フラグ立てるのうまいな。
迫る影よりキノコが大事
隠し扉で一人迷子になるカタリナ……その背後には謎の影がちょいちょい姿を現すも……カタリナの注意は目の前にある禍々しいキノコに集中。
どうみても毒キノコやんけ……。
食に対する意地汚さは誰にも負けないカタリナ様……たとえキノコが危険な場所に生えていても、そんなの全然かんけーねー。
そばに落ちてた魔法石をナイフ代わりに、カバンいっぱいに例のキノコを採取するなど、もう完全に目的を見失っているようだった。
ただ、その食い意地の汚さがニコルとソフィアの風魔法による探知に役立ったのもまた事実……カタリナって知らない間に破滅フラグをへし折るのも上手なんですよね。
そんなカタリナのことを心から心配するソフィアのことがなんだか不憫に思えてきた……。
個人的には、その後、例のキノコがどのように処理されたのかがとても気がかりだったりします。
メアリなんて決死の覚悟してましたからね。
まとめ
アニメ「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」第7話「危険なダンジョンに入ってしまった…」を視聴した感想について書きました。
今回はソフィアの前世であるあっちゃんエピソードからのスタートだったわけですが……残念ながらカタリナの前世である野猿の素顔については一切描かれていませんでしたね。
少々物足りなく感じたものの……あっちゃん視点を強調するにはこれくらいの演出がちょうどよかったのかもしれませんね。
その流れから転生後のカタリナとソフィアを見ると……なんだかいつも以上に感慨深く感じられた……ソフィア、願いがかなって良かったね。
ダンジョンパートではカタリナの流れるようなトラップ発動や、空腹のあまりキノコ取りに夢中になる様子のインパクトが強すぎて……あっちゃんの親友は転生後も変わらず元気な野猿であることをしっかりと確認できた。
次回もとても楽しみです。
以上、アニメ「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」第7話の感想でした!
- 第1話『破滅フラグを回避したので文化祭で浮かれてしまった…』
- 第2話『悪役になってしまった…』
- 第3話『囚われの身になってしまった…』
- 第4話『色っぽい執事と仲良くお茶をしてしまった…』
- 第5話『弟たちへの愛が溢れてしまった…』
- 第6話『ひと夏の冒険をしてしまった…』
- 第7話『願いが叶ってしまった…』
- 第8話『お見合いしてしまった…』
- 第9話『キースがいなくなってしまった…(前編)』
- 第10話『キースがいなくなってしまった…(中編)』
- 第11話『キースがいなくなってしまった…(後編)』
- 第12話『卒業式がやって来てしまった…』
- 第1話『前世の記憶を思い出してしまった…』
- 第2話『王子に勝負を挑まれてしまった…』
- 第3話『麗しの美形兄妹と出会ってしまった…』
- 第4話『魔法学園に入学してしまった…』
- 第5話『主人公の実家にお邪魔してしまった…』
- 第6話『夏休みだから楽しく遊んでしまった…』
- 第7話『危険なダンジョンに入ってしまった…』
- 第8話『欲望にまみれてしまった…』
- 第9話『パジャマパーティで盛り上がってしまった…』
- 第10話『破滅の時が訪れてしまった… 前編』
- 第11話『破滅の時が訪れてしまった… 後編』
- 第12話『最終イベントが来てしまった…』
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