アニメ「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」(通称:はめふら)見てますか?
今回は夏休みにおけるカタリナ・クラエスの生態を観測するお話。
全然華麗じゃないカタリナと、華麗な友人達との戯れと、一部の腹黒い人々に注目です。
すべてを台無しにする「よっこらせ~どっこいせ~」
カタリナが自宅で夏休みを満喫していましたね。
まずは対ジオルド対策用の決戦兵器「へびの玩具」を投げる練習。
祝初登場のトムじいちゃんから新作のヘビの玩具を受け取ると、アンが見守る中、いざというときのために投擲練習……動機不明な上、不自然極まりないフォームからヘビを投げるカタリナさん……アンからしてみたらまったく意味不明の状況ですよね。
そしてお次はメイド長の手作りお菓子のティータイム……カタリナが嬉しそうに食べる様子を嬉しそうに眺めるメイド長……これはとても貴重なシーン……もっと出番増やしたげて。
また、母ミリディアナとアンとの会話では、めずらしく二人してカタリナのことを褒めていたのですが……畑仕事に精を出すカタリナのマヌケな掛け声が絶妙なタイミングで合いの手いれてくるんですよね……よっこらせ~、どっこせ~って。
結局、最後はカタリナがブチ切れられてしまうという……全然華麗じゃないでしょコレ。
全然違う、義弟の夢と義姉の夢
カタリナとキース……二人仲良く日向ぼっこするシーンが微笑ましかったですね。
幼少の頃のキースはよく悪夢にうなされ苦しむことが多かったのですが、そんな時、義姉のカタリナはいつも起こして助けてくれる……今のキースがあるのは、そんなカタリナにたくさん構われ続けてきたからなんですね。
そして大きくなった今でも二人仲良く日向ぼっこをするのですが……カタリナが相変わらず大の字で豪快に眠る一方で、キースはというとそんな姉の寝顔にドキドキ……理性に負けて思わず顔を近づける…結局「ところてん」の夢に負けてましたが…。
義弟の夢、義姉の夢……同じ義姉弟でも見る夢は全然違うんですね……負けるなキース。
とりあえず「ところてん」つくるところから始めよう。
ジオルドの野望を砕く夏のデート祭り
カタリナと友達みんなで過ごす「デート」がとてもにぎやかでしたね。
キース不在の隙きをつき、ジオルドがカタリナを湖畔のデートへ誘い出すも……弟アランとの会話でカタリナの危機(?)を察知され、結果、失敗…。
まったく事態を把握していないカタリナは呑気なもので、キースも加えて三人で……とはならずさらに他の友達まで誘って、結局全員集合してしまうという…。
ジオルドは婚約者であることを盾のカタリナの独占を主張するも……キースやメアリの腹黒コンビを筆頭に侃々諤々の言い争いへと発展していた。
そんな言い争いを尻目に、今度はアランとカタリナの間で、なぜかボートこぎ競争が勃発。
結局、公平にくじを引いた結果、キース&ジオルドの険悪コンビ、ソフィアとマリアのおっとりコンビ、アランとニコルのイケメンコンビ、そしてカタリナとメアリの女子コンビでオン・ザ・ボート。
キースとジオルド……ジオルドは失意に打ちひしがれ、義姉防護に成功したキースはまんざらでもなさそうだった……同じボートならばカタリナに手を出される心配ないから。
ソフィアとマリア……純粋無垢な二人の乙女はボートの上でもとても和やか……これが平和な世界。
アランとニコル……初ボートのアランの漕ぎっぷりをニコルが褒めてた……この二人、普通に仲いいですよね。
そしてカタリナとメアリ……野猿から海猿と化したカタリナ・ボートは……競争相手のアランのボートをいとも簡単にぶっちぎる……そして同乗者メアリは興奮のあまりカタリナに抱きつき、あえなく沈没……メアリ、昔はそんな子じゃなかったのに…。
水没後はマリアの手作りお菓子でみんな揃ってティータイム。
鳥にお菓子を取られたカタリナの公爵令嬢にあるまじき姿も面白いけど、そんなカタリナを見守るジオルドとニコル、二人の会話が興味深い。
カタリナに出会ってからというもの、ジオルドは偽りではなく本当の笑顔を見せるようになったし、ニコルもまたカタリナの前では笑顔を見せるようになった……ソフィアじゃなくてもちゃんと判別できるヤツ。
こういう友達視点で語られると、より一層カタリナの魅力が増しますね。
残念ながらジオルドによるカタリナとの独占デートは実現しなかったものの……こうしてみんなで集まってのお祭りみたいなデートも悪くないもんですよね。
ニコルとカタリナ、一挙両得を狙うソフィア
直接的にカタリナと結ばれたい腹黒な人々と違って……ソフィアは兄ニコルとカタリアの一挙両得狙いなんですね。
カタリナとの街での初お買い物……二人の仲睦まじい姿と、画面端にて二人に付きそうニコルの構図……さりげない遊び心が随所に散りばめられていて、ただただ楽しい…。
また帽子姿のソフィアもいつもとは少し違う趣きがあり、端的に言うとかわいらしい……そんな妹の楽しそうな姿に兄のニコルもとても満足……してるはず。
ちょっとBLに片足突っ込んでる気はしたけれど……気にしない気にしない。
そしてソフィアは買い物忘れと称してニコルとカタリナをあえて二人っきりにするなど、もう義妹になる気満々のご様子。
そんな妹の意図を汲み取ったかどうかは知らないけれど……表情ひとつ変えずにカタリナに迫るニコルがまじ魔性。
さすがのカタリナもこの魔性の魅力には耐えきれず……戻ったソフィアが目にしたのは完全にダウンしてニコルに介抱される情けないカタリナの姿だったという…。
ニコルとカタリナ……二人を一挙両得しようとするソフィアの義妹計画……まだまだ先は長そうですね。
洗脳アランと裏メアリ
アランの演奏会で見せたメアリが……過去最大に黒かったですね……裏メアリ(ぼそ)
音楽の天才、アランの演奏には数多くのファンがおり、演奏後にはメアリも花束を渡してねぎらうなど一見、婚約者っぽいところを見せるものの……。
カタリナが新曲の話題に触れたところ……その曲のタイトルがメアリの逆鱗に触れてしまった。
完全に求愛の曲やんけ……その後、アランに対するメアリの態度は極端なぞんざいさを見せ、ひとりブツブツ呟くのですが……その内容が全然穏やかじゃない。
メアリは長い長い年月をかけて、アランのカタリナに対する無自覚な恋愛感情を気づかせまいと洗脳し続けてきたんですね……きっとアランはその後、うやむやにされてしまうんだろうなぁ…。
そんなメアリの様子を見て「嫉妬」と誤認するカタリナの鈍さもちょっと穏やかじゃないような気もするけど。
洗脳アランと裏メアリ……この関係、しばらく終わりそうにないですね。
夏休みの宿題をしない悪役令嬢
カタリナ……やっぱりというか、なんというか……夏休み、遊び呆けてばかりで全然宿題してませんでしたね。
「やるやる詐欺」で義弟キースを騙し続けるも……宿題のノートは新品同様のまっさら状態。
本人曰く手をつけたという宿題も……頭二行しか書いてない……。
前世においても同じようなことを繰り返していたらしいので、ある意味年季が入ってる……。
結局キースに泣きついて手伝ってもらうものの……夢の中で親友あっちゃんに「FOTUNE LOVER」のネタバレされそうになるなど、文字通り寝る子は育つを実践していた。
そしてアンの「朝ですよ」で目を覚ますと、言葉通り朝だったという……。
はたしてカタリナは夏休みの宿題を終えることができたのか…?
とても心配なところではあるけれど……こればっかりは自業自得としか言いようがない……この悪役令嬢、ダメだ。
違う意味での破滅フラグが立ってるよ。
まとめ
アニメ「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」第6話「夏休みだから楽しく遊んでしまった…」を視聴した感想について書きました。
「華麗なる夏休み」と称しつつも……カタリナの夏休みには華麗な場面など一つもなく……むしろ好き放題遊んでばかりの小学生を見ているような印象しか受けなかった。
だけど、むしろそれが楽しかったりするんですよね……夏休みでもカタリナがカタリナであることをしっかりと再認識できた(?)
次回もとても楽しみです。
以上、アニメ「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」第6話の感想でした!
- 第1話『破滅フラグを回避したので文化祭で浮かれてしまった…』
- 第2話『悪役になってしまった…』
- 第3話『囚われの身になってしまった…』
- 第4話『色っぽい執事と仲良くお茶をしてしまった…』
- 第5話『弟たちへの愛が溢れてしまった…』
- 第6話『ひと夏の冒険をしてしまった…』
- 第7話『願いが叶ってしまった…』
- 第8話『お見合いしてしまった…』
- 第9話『キースがいなくなってしまった…(前編)』
- 第10話『キースがいなくなってしまった…(中編)』
- 第11話『キースがいなくなってしまった…(後編)』
- 第12話『卒業式がやって来てしまった…』
- 第1話『前世の記憶を思い出してしまった…』
- 第2話『王子に勝負を挑まれてしまった…』
- 第3話『麗しの美形兄妹と出会ってしまった…』
- 第4話『魔法学園に入学してしまった…』
- 第5話『主人公の実家にお邪魔してしまった…』
- 第6話『夏休みだから楽しく遊んでしまった…』
- 第7話『危険なダンジョンに入ってしまった…』
- 第8話『欲望にまみれてしまった…』
- 第9話『パジャマパーティで盛り上がってしまった…』
- 第10話『破滅の時が訪れてしまった… 前編』
- 第11話『破滅の時が訪れてしまった… 後編』
- 第12話『最終イベントが来てしまった…』
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