アニメ「ダンまち3」4話感想!人懐っこいゼノスたち

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アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅢ(ダンまち3)」観てますか?

 

 

今回はベル達とゼノス達の斜め上な展開に思わずほっこり。

 

逆にディックス達の凶行に怒髪天……そんな落差の激しいお話となっています。

 

 

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人懐っこいゼノスたち

 

 

当初はベル達の人となりを見極めるため、激しい戦闘を繰り広げることになったゼノスたち……今回は一転して宴会に突入していましたね。

 

といっても一気にお互いが打ち解けるようなことはなく、ベルを始めとするヘスティア・ファミリアの面々は及び腰状態だった。

 

一方で、ミスリードを誘うようなおぞましい調理シーンを見せつつも、ゼノス達は積極的にベル達を歓待するんですね。

 

眉をへの字にうつむきがちな命や春姫と、積極的に絡もうとする人語を話せないゼノス達……その様子がなんともクスっと笑えてしまう。

 

レイはウィーネとかばったベルを「変わってる」と口を滑らせ、リドは馴れ馴れしく「ベルっち」と声をかける。

 

美味しい果物や、レイの歌声で場が温まってくると、命や春姫の二人も踊りに駆り出され……気がつくと二人ともすっかり笑顔になっていた。

 

残念ながら、ゼノスの全員が全員、ベル達に対して友好的な態度だったわけではないけれど……ゼノス達の人懐っこさは人類とモンスターの共存には欠かせない要素のように思えましたね。

 

 

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フェルズの正体

 

 

ウラノスの側近、フェルズって実はとんでもない人物だったんですね。

 

今でこそ骸骨の魔物と化してはいるものの……もともと人間だったころには「賢者」と呼ばれていたそうで、リリっちの食いつきがとにかく半端なかったですね。

 

フェルズの骸骨姿を見てると、どういうわけか「ドロヘドロ」のあの骸骨娘を思い出すな……。

 

自らを愚者「フェルズ」と称してはいるものの……彼(彼女?)がさらりと口にした「不死」や「蘇生」といった術は、愚者と呼ぶにはあまりにもオーバースペックのように思う。

 

そんなフェルズが7日間かけてベル達の動向を観察し……ウラノスはベル達をゼノス達の希望たりうると判断した……なんというか、ベル達って本当にいろんな大物達から目を着けられてしまいますね。

 

 

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ウラノスの説明にヘスティアびっくり

 

 

ベルとゼノス達が宴会をしているころ……ウラノスとヘスティアとの会話も平行して行なわれていたわけですが……。

 

もうヘスティアからすると青天の霹靂のような話題ばかりですよね。

 

中でも一番驚いていたのがガネーシャがかなり早い段階でウラノスと協力関係にあったことでしょうか。

 

口を開けば「俺がガネーシャだ!」のあの男が、まさかこんな重要なミッションに加わっていようとは。

 

しかも街で開催している「モンスターフィリア」もモンスターと人間達との共存に向けた試金石だというし……ちょっとガネーシャに対する見方が変わりそうですね。

 

そして今回新たにヘスティア・ファミリアに白羽の矢が立ったわけですが……事が事だけにさすがのヘスティアも返事の歯切れが悪かったですね。

 

いじめられっ子を助けると、自分がいじめられっ子の標的になってしまう……なんかそんな印象を受けました。

 

今までヘスティア・ファミリアは傍観者ではなく、当事者として血を流してきた経緯があるだけに……今回のゼノス達への対応の姿勢に関してはちょっと歯がゆく感じてしまいますね。

 

 

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輪廻と憧憬

 

 

ゼノス達が地上に焦がれる理由がとても健気で切なかったですね。

 

モンスターからも人間からも忌避されるゼノス達……なぜ彼らのような存在が生み出されてしまうのか?

 

ウラノスの仮説によると、ゼノス達はモンスターが輪廻転生した姿であり、ダンジョンの意思によって生み出されているとされている。

 

ゼノス達はダンジョンのことを「母ちゃん」と呼び……そしていくつか点在するセーフ・ポイント、つまり隠れ家を転々として生きている。

 

彼らは冒険者を返り討ちにして武器を手に入れ、モンスターを倒して核を取り込み力をつける……ダンジョン内で生活がしっかりと成り立っているんですよね。

 

でも彼らは地上に出たいという……一度も地上に出たことないのに。

 

彼らには地上に対する説明しようのない「とても強い憧憬」があるとのこと。

 

おそらくはウラノスが言っていたように、彼らには前世の記憶が強く残っており、その時の地上での光景が言いようのない憧憬となっているんでしょうね。

 

これはもう理屈云々も問題じゃないですよね……誰しもこういった漠然とした強い思いを経験したことあると思う。

 

それ故に、今回のゼノス達の気持ちには自然と共感できるものがありましたね。

 

 

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冒険者じゃなく、もはやマフィア

 

 

イケロス・ファミリアの団員達はもはや冒険者とは呼べないですよね。

 

冒険者じゃなくって、もはやマフィア……ただの犯罪者集団ですよ。

 

ベル達との楽しい宴会と別れのあと、リド達はあらたな隠れ家へと移動を開始するのですが……そのタイミングを狙ったかのように、ディックス達が卑劣な罠で狩りを開始。

 

新たな同胞の助けの声を利用して、ウィーネを含むゼノス達をおびき寄せ……春姫に親しげに接していたゼノスが一刀両断されて悲しくも犠牲になってしまった。

 

イケロス・ファミリアはこれまでに見たどのファミリアよりも凶悪で質が悪い……。

 

そして残念なことに団長のディックスは、アスフィの追跡を巻くほどの実力を持っているんですよね……チッ。

 

ゼノス達にとってはまさに天敵としかいいようがない犯罪者たち……イケロス・ファミリアがどのような道を辿るのか……今期のダンまち3は過去最高に血が流れる戦いへと発展しそうですね。

 

 

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まとめ

 

今回は、アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅢ(ダンまち3)」第4話「遠い夢(アコガレ)」を視聴した感想について書きました。

 

今回はゼノス達の存在について色々と深堀りされていたわけですが……モンスターという先入観さえ邪魔しなければ、メチャクチャ人懐っこい存在だということがとてもよくわかりましたね。

 

個人的には無言ながらも命や春姫に積極的に触れ合おうとするゼノス達がお気に入り……残念ながらその内の一人はイケロス・ファミリアの犠牲になってしまいましたが(怒)

 

ベル達と別れたばかりでのこの凶行……歯がゆいやら、悔しいやら、とにかく次回が待ち遠しいです。

 

以上、アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅢ(ダンまち3)」第4話の感想でした!

 

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