アニメ「ノー・ガンズ・ライフ」観てますか?
今回は、鉄朗とウォシャウスキー、十三とセブン、そしてクローネンと功木の戦いに注目です。
老人 vs 少年
ウォシャウスキーと鉄朗の戦いに決着が着きましたね。
GSUの設計者でありながら、すべてのエクステンドを殲滅することを望むウォシャウスキーは、鉄朗のハルモニエを利用して十三をコントロールしようと企むものの……。
鉄朗の策により孤立無援となった結果、鉄朗と直接対決する運びになるんですね。
まさかの老人vs少年のガチンコ対決……とはいえ、双方ともに肉体はすでに拡張化されていて、特にウォシャウスキーのほうは四足歩行で尻尾までついていた。
それでも鉄朗は怯むことなく相対し……セルフ・ハルモニエによって自らを強化したところ、大きな傷を負いつつも、容赦なく老人をぶん殴ってた。
鉄朗のこの行動はウォシャウスキーでさえ予想外だった模様……まさか孫のような年齢の子供に全力で殴られるなんて思いもよらなかったことでしょう。
ウォシャウスキーにしてみれば、鉄朗の言ってることは理想論にしか過ぎないものの……若い少年の命をかけた主張となると、その説得力はちょっと違う。
それに、鉄朗の「思想は変わるもの」という言葉には、さすがのウォシャウスキーも思わず納得させられるものがあったようで……どこか世代交代を感じさせるような決着だったように思います。
島津の中の人
島津って女の人だったんですね……これは絶対わからんヤツ。
だってCV、藤原貴弘だし、一人称「儂」だし、何より体ごっついし。
功木の針によってドーピング状態となった島津は、戦闘用スーツがビリビリに破け、ムキムキな腕と、たわわな胸がこれでもかと自己主張……これにはたまらず十三もめっちゃ赤面してた。
ドーピング島津は身体能力が驚くほどに向上し……これまで軽くあしらってきた十三もかなり手こずっていましたね。
十三はタバコの束を強引に口にすることにより、なんとか島津をKOするのですが……壊れたマスクから出てきた顔は間違いなく女性のものだった……しかも美人。
声については変声機能がついていたのか、マスクがないと声も女性のものだった。
島津は帰還拡張者によって愛した男性を亡くしたのをきっかけに、スピッツベルゲンに身を置くこととなったのですが……。
今のスピッツベルゲンにおいて、拡張者撲滅という思いを持っているのはごくわずかしかいないとのこと……これはこれでいたたまれないものがある。
せめて島津には今回の騒動を乗り切って、生き延びてもらいたいところですね。
願わくば、メアリーに腕の拡張手術を受けてもらいたい。
十三 vs セブン、開幕!
ついに十三とセブンの本格的な戦闘が始まりましたね。
スピッツベルゲンを巡る戦いは、何も鉄朗と十三達だけでなく……その裏でべリューレンも暗躍していたんですね。
カニンガムの依頼により、ペッパーとセブンの新たに参戦……その依頼はウォシャウスキーの首と、功木の身の安全を守ること。
功木に関しては、元々ウォシャウスキーのような思想は皆無で、その見た目とは裏腹に「お金」が大好きなんですね。
だから今後はべリューレンのためにテロを起こして楽にお金を稼ぎたい……そんな兄弟子を持ったクローネンの心境は間違いなくよくないでしょう。
一方、ペッパーのほうは、十三との思わぬ再会にテンションMAX……セブンという相棒がいるにも関わらず、十三にも粉をかけるなど、相変わらず自由奔放に生きている。
そんなペッパーに嫉妬したセブンはいよいよ十三と本格的に戦うことになるのですが……。
お互い同じGSUということもあって、本気を出した二人の戦いは、これまでの拡張対同士の戦いとは一線を画する迫力がありましたね。
何せGSUの戦闘携帯はまさに兵器そのもので……エスカレートすればするほど、どんどん人から遠ざかってく。
でも、今の十三ではどうしてもセブンには勝てないんだろうなぁ……GSUにとって「ハンズ」の有無はとてつもなく大きな差があるみたいだし。
実際、エンディングではセブンにヤラれっぱなしですからね……せめて本編では胸のすくような勝利を収めて欲しいものです。
勃発!? クローネン vs 功木
クローネンと功木……二人の兄弟弟子がついに対面していましたね。
兄弟子・功木は十三の会話の中で、終始弟弟子であるクローネンのことを見下していたわけですが……。
クローネンはクローネンで兄弟子・功木のことを「テロリスト風情」「同門の恥は俺の手で注いでくれる」などと、交戦する気満々のご様子だった。
この二人、水と油にもほどがある。
功木には特に思想や信念は持ち合わせておらず、基本的に「金」のために動く男。
一方でクローネンは職務よりも己の信念を最優先……功木とは真逆の性質を持つ男。
そんな二人が同門の兄弟弟子だというのですから……在籍当時はきっと血の雨が降ってたに違いない(断言)
個人的には十三とセブンの対決に負けないくらい、この同門対決が気になりますね。
もちろん、私はクローネンを応援します。
まとめ
アニメ「ノー・ガンズ・ライフ(第2期)」第21話「変質」を視聴した感想について書きました。
今回は鉄朗とウォシャウスキー、十三と島津、十三とセブン、そしてクローネンと功木といったカードが次々と組まれていくという忙しない展開でしたね。
十三とセブンの頂上対決がかなり白熱化しそうな一方で、クローネンと功木が一触即発状態になるなど、個人的にはかなり興味深い内容となっていたように思います。
鉄朗や島津の身の安否についても気になるところ……ウォシャウスキーについては残念な結果に終わってしまいましたが。
次回もとても楽しみですね。
以上、アニメ「ノー・ガンズ・ライフ(第2期)」第21話の感想でした!
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