アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡ(ダンまち2)」観てますか?
今回は
リリを助けるためヘスティア達が頑張り、
みんなを助けるためリリが頑張り、
気がつくとみんな頑張るお話です。
要するに最高のお話です。
すべては今この時のため!リリ、成長のとき
リリは第1期のときもすったもんだの末にベルくんの仲間になったんですけど、今回のまさにその時を彷彿とさせるような展開だったように思います。
とはいえその時とは状況も違いますし、何より肝心のベルくんは特訓中で不在。
ヘスティアを中心とする複数のファミリア合同によるリリ奪還戦…これはこれでテンション上がる展開です。
今はリリを助けるより、ウォーゲームに集中するときでは? という至極当然な意見も出てましたけど、ヘスティアとベルくん、そしてヴェルフにとって、リリはそんな安い存在じゃない。
いっぽう、リリは自らの意志でソーマ・ファミリアへ戻ることを選択したわけなんですけど、その理由はヘスティア・ファミリアのみんなを守るため。
第1期の時と違って、今のリリには自分以外に守るべき大切なものがある。
リリはかつて、ソーマの酒欲しさから、金の亡者と化し、人を疑い、人を憎み、人を騙すといった数々の過ちを犯してきた。
しかし今回のリリは、その過去の過ちも含めた自分をすべて受け入れるんですね。
その積み重ねた過去、それらはすべて「今このときのため」…戦いを止めるためにリリは罪を重ねて生きてきた。
ソーマの酒の飲んでさえも、その意志を貫き通したリリの言葉には、思わず鳥肌が立つくらい心揺さぶられるものがありましたね。
自分の大切な人たちを助けるため、すべてはこの時のため、生きてきた。
本当に自分がすべきことを見つけた人間はここまで強くなれるものなんですね。
リリは本当に強くなった。
ソーマ・ファミリアはいろいろと間違っている。
アポロン・ファミリアも大概ひどいな、と思ってたけど、ソーマ・ファミリアは輪をかけてひどかった。
酒造り以外のことには一切無関心の神・ソーマ。
ソーマの無関心を利用して己の欲望のままに、ファミリアを悪用する団長・ザニス。
そして人々を狂わせるソーマの酒。
そもそもこんなファミリアの存在許しちゃダメでしょ! って話だと思うんですよね。
ソーマは神として自立しているとはとうてい言い難いし、本来ならば他の神の監督のもと酒造りを許可すべきだと思う。
何よりこんな危険な酒を普通に売ること自体間違ってる。
ザニスはすべてにおいて論外だし、それを放置している他の団員もどうかしてるでしょう。
また、それだけでなく自分の眷属たるリリの改宗の際には「アレは本当に俺が恩恵を授けた眷属なのか?」などと言う始末…ほんと、どうしようもないなコイツ…。
それでも、今回のリリの一件は、ソーマに少なからぬ影響を与えていたようなので、今後は少しずつでも改善されていくことでしょう。
胸熱!集う仲間達!
ヘスティア・ファミリアにいる正式な眷属はベルくん唯一人。
だというのに、ウォーゲームでは「攻城戦」が選ばれてしまった。
一応助っ人の参戦は認められたものの、アポロンの出した条件はメチャクチャセコくてお話にならない。
助っ人は1名のみ…しかもオラリオ以外の冒険者限定、なんじゃそりゃ。
そんな逆境の中、続々と仲間が集まる展開がかなり胸熱だった。
奪還に成功したリリはヘスティア・ファミリアへと改宗し、正式な仲間となった。
なんとか助力できないものか、と悩むタケミカヅチに対し、ヘスティア・ファミリアへの移籍を申し出る命(みこと)…言葉がとても力強かったなぁ。
ヴェルフはヘファイストス・ファミリアからヘスティア・ファミリアへと改宗…『友のため』というセリフはベタだけど最高にシビレた。
唯一アポロンの出した条件に合致し、ヘルメスからのオファーで助太刀することになったリュー・シオン…また、ミア母さんに叱られてください。
こうやって仲間達が一人、また一人と集まる描写って、何回見ても胸が熱くなるものがありますよね。
ウォーゲームが楽しみすぎる。
アイズ某の格言
『とどめの一撃は油断に最も近いって…追い込まれたその先が一番の好機にもなる』(アイズ)
訓練の中でベルくんがアイズから授かった言葉ですね。
モンスターは常に全力だから隙きが生じれば迷いなく攻撃するだけでいいけど、対人間の場合はわざと隙きを作り出し様子を見ることもある。
思えば、ベルくんって今回のウォーゲームのような対人戦闘の経験ってほとんどないんですよね。
だから今回のアイズの格言はベルくんにとっては、これ以上ないアドバイスになったんじゃないでしょうか。
高レベル冒険者アイズ某、アドバイスと同時にしっかりと伏線も張ってくれるあたり、さすがとしか言いようがありません。
頑張れ、ベルくん。
まとめ
アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡ(ダンまち2)」第3話「集結(コンバージョン)」を視聴した感想について書きました。
今回のお話の見どころはなんといっても、リリの奪還そして成長でしょう。
腐ったソーマ・ファミリアには正直怒りしか覚えませんでしたけど、それらマイナス要素ですらすべて受け入れ、成長の糧にしてしまうリリの姿は、まさに「小さな巨人」…もはや尊敬の念しかない。
そんなリリがすべてを賭けたベルくんのため、今度は命が、ヴェルフが、リューが、ファミリアの垣根を超え、集う様はテンションが上って仕方なかったですね。
アイズからはありがたい格言も頂いたことですし、これで負けたら…あとは紐になんとかしてもらいましょう。(ニヤリ)
次週がとても楽しみです。
以上、アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡ(ダンまち2)」第3話の感想でした!
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