アニメ「ヴィンランド・サガ」観てますか?
今回はトルフィンがレイフと再会し、アシェラッドが参謀マスターで無双するお話です。
たった一人の友達ビョルンを見納めましょう。
レイフとの再会
トルフィンとレイフが11年ぶりに再会してましたね。
トールズに救ってもらった恩義に報いるため11年間ずっとトルフィンを探し続けていたわけですが……トルフィンの変貌ぶりに随分と戸惑っていましたね。
あの陽気な幼子が、こんな悪鬼な少年になるなんて…しかものっぽのトルケルに勝ったとか言ってるし……時の流れって本当にこわい。
そしてレイフは老けた…しかも禿げた……時の流れって(以下略)。
ちなみにアシェラッドに関しては同じハゲ同士(?)ということで一目見ただけで気づいてたけど。
それにしても11年間、よくぞ諦めずに探し続けたもんですよね……そしてトルフィンの本人確認には「トールズ」の名前がほんとうによく効く…。
レイフの名前も忘れられてなくてよかった。
11年ぶりとなるトルフィンとレイフの再会……思わずこみ上げてくるものがありました。
がばっと抱きつくレイフの泣き顔を見た瞬間に一気に涙腺が崩壊してしまった…私の。
トルフィンの憎しみは常時満タン
レイフと再会したにも関わらず、トルフィンの憎しみは1ミリたりとも収まる様子がなかったですね。
丁寧に言うと、アシェラッドがご飯食べて、ウ○コしているのが許せないんだって。
そんな憎くて憎くて仕方がない相手と、よくもまあ11年間も一緒にいられるものですよね……もうトルフィンの心を理解できる人間なんてどこにもいないような気がする。
それほどにトルフィンの中では父トールズの存在が大きかったんですね…それはレイフにも同じことが言えるのかもしれませんが。
レイフがヘルガとユルヴァのことにも触れていたけど、トルフィンの口からは「ヴィンランド」のことしか出てこない…おそらくトルフィンは敢えて家族のことは封印してるんだと思う……というかもう自分には家族の資格がない、と考えてるのかもしれない。
レイフは再会したトルフィンの姿から、これまでの過去の壮絶さを思うわけですが、復讐に取り憑かれた今のトルフィンには何を言っても通じない…。
トルフィンの憎しみは11年たった今も常時満タン状態にあるようです。
いつも以上にトルフィンの憎しみ顔が丁寧に描かれてたな…。
参謀マスター・アシェラッド
今回のアシェラッド、キレッキレでしたね。
スヴェン王との陰謀合戦においては、自作自演の影武者クヌート暗殺劇で先制パンチ、それとなく町中で噂を流し、間者グンナルをわざとスイスイ泳がせる……アシェラッドめっちゃ悪い顔してたわ……さすが参謀マスター。
これにはスヴェン王も随分と感心していましたね…アシェラッド完全に名前覚えられてたし…フローキでは完全に役者不足だわ。
アシェラッドって剣も強いけど、こういう頭脳戦のほうが向いてる…というか得意なんでしょうね。
トルフィン的には「ケッ」って感じだろうけど。
さらばビョルン…アシェラッドのたった一人の友達
アシェラッドとビョルンの関係がなんとも良かったですね。
ビョルンは、アシェラッドの本心をすべて見抜いていた上で、ずっと憧れ、尊敬し、友達になりたかったんですね。
そんなビョルンが言うにはアシェラッドはデーン人だけでなく自分を含むすべてを「拒絶」しているとのこと…まさかビョルンの口からそんなセリフが飛び出すなんて思いもしませんよね?
でもこれは戦場の切った張ったは根に持たない、というビョルンだからこその観察なのかも知れない。
ある意味ビョルンは一番「憎しみ」から遠い存在だったのかも。
アシェラッドはビョルンにトドメを刺す間際に「俺のたった一人の友達だ」と口にするんですけど……これどこまで本心なんだろう?
本心だったらいいのになぁ…と願わずにはいられない。
というかこんなの本心に決まってる…と思うことにする。
さらばビョルン…アシェラッドのたった一人の友達。
まとめ
アニメ「ヴィンランド・サガ」第21話「再会」を視聴した感想について書きました。
今回は誰がなんと言おうとアシェラッド祭りでしたね。
クヌートの影武者を立てての自作自演劇ではスヴェン王から先手を奪い、ビョルンとの決闘では誰も知らないアシェラッドの孤独な世界が明かされた。
そんなアシェラッドとずっと友達になりたいと打ち明けたビョルン…今までで一番かっこよかったよ…。
トルフィンもレイフと再会するなど、今回は過去と未来の間にあるような不思議な気分になったなぁ。
そしてトルフィンとアシェラッドがまた決闘を行うわけですが……今回のアシェラッドは手負いだけど超強そう…。
次回がとても楽しみです。
以上、アニメ「ヴィンランド・サガ」第21話の感想でした!
コメント