「ヴィンランド・サガ」15話感想!クヌートの手料理とラグナルの死

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アニメ「ヴィンランド・サガ」観てますか?

 

ヴィンランド・サガ

 

前回の残酷すぎるエピソードに随分とショックを受けられた人も多いかと思いますが、今回も残念ながらショッキング絶賛継続中です。

 

特にラグナルが…ね。

 

クヌートは別の意味でショッキング。

 

 

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トルケルは負け戦が嫌い(意外)

 

 

トルケルは戦で不利な状況を好む部分はあるけれど、負け戦が好き、というわけではなかったんですね。

 

楽しい戦だったら勝ち負けは関係なのかと思ってたけど…でも、そうじゃなかったら今まで生き延びてこれるわけないか。

 

戦争ができないと冬を嘆く様子からは想像しにくいけど、トルケルって意外と計算高い一面もありますからね。

 

とはいえ、基本的にはいかに戦を面白くするか? というところに頭を働かせてるようですけど。

 

副官のアスゲートも苦労するよね…と思いきや案外そんなトルケルを大将と仰ぐだけあって、それなりに状況を楽しんでる節もあり、なんもいえね。

 

個人的には暴飲暴食の限りを尽くされ、さらには500人×5日分のお弁当を要求された領主への同情を禁じえない。

 

でも仕方ないか…トルケルの場合、人災というよりは災害に近い存在だからね。

 

 

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アン、生きてた

 

 

アシェラッド兵団の残虐非道な行いにより、村人たちは全員殺されて埋められてしまったものの、万引き犯のアンだけは運良く(運悪く?)生き延びてしまった。

 

でも、済むところも食料も奪われ一人、という状況だったので、そのまま死ぬのは時間の問題かと思ってたんですけど…トルケルが滞在している町で保護されるという、生命力の強さを発揮していましたね。

 

これが因果応報ってヤツなんでしょうか…ある意味アシェラッド達に一矢報いた、といえるかも知れない。

 

おそらく今後アンが登場する機会はないとは思われますが、できればこの町で幸せになってほしいところですね。

 

ただし、万引はダメ。

 

 

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不敬虔なヴィリバルド

 

 

ヴィリバルドって敬虔なのか不敬虔なのかよくわからないところがありますよね。

 

今回の村人大虐殺の一件はヴィリバルドに大きな影を落としたようでした…父たる神の存在を疑うほどに。

 

そりゃそうですよね…殺された村人たちは全員キリスト教徒だったわけですから…なぜ助けてくれなかったのか? と思うのは当然のことでしょう。

 

むしろこの状況で信仰し続けることのほうが難しいと思う…とはいえこんな時にこそすがるのもまた信仰だと思うし…ホントこの世は矛盾だらけだわ。

 

またしばらくは酒に溺れる日々が続くんですかね?

 

 

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アットホーム・クヌートは手料理上手

 

 

クヌート殿下の以外な側面がずいぶんと印象的でしたね…まさかの料理上手とは。

 

このことについては極秘…という割にはラグナルもあっさりとトルフィンを引き入れていましたが…クヌートとコミュニケーションが取れる数少ない人材ということもあるのかもしれない。

 

でもラグナルがトルフィンに接する態度はアシェラッド達とは違って、そこか父性が感じられたから、トルフィンにどこか感じるところでもあるんでしょうね。

 

それにしてもクヌートが作ったシチューは本当に美味しそうだったな…トルフィンも反応わかり易すぎやで…大きくなれよ。

 

残念ながらクヌートの料理好きはスヴェン王の怒りを買うだけのものでしかなかったわけですけど…クヌートも王族にさえ生まれなければ、女子力男子として普通に幸せに暮らしていたのかもしれませんね。

 

 

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さよならラグナル

 

 

クヌートの成長を妨げる、という理由でラグナルはアシェラッドに殺害されてしまいました。

 

このシーン、わかっていても見ていて本当ツライものがあるのですが、ラグナルのクヌート殿下に対する忠誠心の高さ…というよりは思いやりの強さが非常によく現れていて胸が熱くなるものもありました。

 

幼いころからずっと守り続けてきただけあって、もうほとんど親子と言っても差し支えない絆が生まれていたんでしょうね。

 

本当に最後の最後までクヌートのことを慮ってましたからね…あまりにも理不尽ではありましたが、とても立派な最期だったと思う。

 

…このことをクヌートが知った時を想像するのがツライ。

 

 

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クヌートの本当の敵はスヴェン王

 

 

国を守るためとはいえ、二人の子供のうち一人を殺さなければならない、というのはあまりにも理不尽ですよね。

 

そして殺される側の子供として選ばれたのはクヌート殿下…今回の遠征はクヌートを戦死させるためのものだったわけですが…あまりにもイレギュラーが多すぎましたね。

 

トルケルの介入からの、アシェラッド介入からの、ウェールズへの逃亡劇…そしてラグナルの死。

 

なまじ女子力が高いばっかりにスヴェン王に見捨てられ、ほとんど天涯孤独な状態になってしまったクヌート殿下…四面楚歌にも程がありますよね。

 

王族って大変。

 

それはアシェラッドも然り。

 

クヌートを拉致してからのアシェラッドは明らかにツキを落としている…脳筋な部下たちが気づくほどに。

 

トルケルも追撃を開始したことだし、いよいよ雲行きが怪しくなってきましたね。

 

ということは今後の展開が面白くなる、ということでもある。

 

楽しみだなぁ(←バカ)

 

 

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まとめ

 

アニメ「ヴィンランド・サガ」第15話「冬至際(ユル)のあと」を視聴した感想について書きました。

 

村人大虐殺の次は、ラグナル殺害…なんとも気が沈む展開が続きますね。

 

せっかくアットホームなクヌートの手料理バンザイでホッコリしてたというのに…ほんと「ヴィンランド・サガ」は慈悲深い作品ですよね。

 

いよいよ風雲急を告げる展開へと突入するということで、再びトルケルと相まみえる瞬間が見られそうですね。

 

次週がとても楽しみです。

 

以上、アニメ「ヴィンランド・サガ」第15話の感想でした!

 

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