アニメ「ヴィンランド・サガ」観てますか?
のっぽのトルケルとちびのトルフィンの無差別級な戦いに注目です。
ブラック上司アシェラッドが無茶振りすぎる
最近、アシェラッドの策が少し雑になってきてる気がする。
なにかあるたびに、トルフィンに敵地へ潜入させたり、交渉を押し付けたりするだけでなく、今回のロンドン攻略に至っては「トルケルの命、取ってこい」とか言ってたし。
無茶言うなし。
策ってほどのもんじゃない、ではなくてこれは明らかに無策でしょ。
というかトルケル舐めんな。
トールズと肩を並べて戦うような男相手に、よくこんなちびっ子けしかけようとか思いますよね…。
トルフィンは派遣社員じゃねえぞ。
ブラック上司アシェラッドの無茶振りは、ほんと度を越してる…。
でもあっさりと引き受けてしまうトルフィンもたいがいブラックだと思った。
トルフィンは仇さえ討てればどうでもいいのだ。(これでいいのだ)
ビョルンは敵討ちの対象外?
トルフィンの敵討ちの対象ってあくまでもアシェラッド1人のようですけど、あの時トールズが殺される一番のきっかけを作ったのはビョルンのほうですよね。
結果的にアシェラッドはその状況をうまく利用して、トールズを殺害したわけなんですけど、個人的にはなぜビョルンが敵討ちの対象として含まれていないのかずっと不思議だったんですよね。
で、そのビョルンさん、今ではトルフィンをそっと見守る風ポジションに収まってるし…正直なところ、この二人の関係についてはいまだによくわからないままです。
ちょっとだけ、モヤっとするものがあります。
のっぽのトルケルの壊れた理論
トルケルが相変わらずぶっ壊れた理論を展開してましたね。
ビョルンは「金で寝返った」とか言ってましたけど、トルケルが金なんぞでなびくわけがない。
ビョルンが「殺しが好き」なのに対し、トルケルは「戦が超大好き」…それも強い相手と戦うのが大好き。
だからトルケルは寝返った…より強い相手と戦がしたかったから。
弱いイングランド軍よりも強いデーン軍と戦をしたほうが楽しそう。
どこかの海賊王よりも自由かもしれない。
こんな壊れた理論で動く男を、フローキごときが説得できるわけがない…竜骨砕きが外れたのはとても残念だった。
ちび vs のっぽ。無差別級な戦い
竜骨砕き、丸太落とし、と絶対に人間じゃねえ技を繰り出すトルケル。
アシェラッドを苦戦させるほどの素早さで敵を翻弄するのが得意なトルフィン。
超無差別級な夢の対決が実現しましたね。
トルフィンの身軽さと素早さを活かしたアクロバティックな攻撃は、トルケル相手にもかなりいい感じに通用しているようにも見えたんですけど、いかんせんトルフィンとトルケルとではフィジカルがあまりにも違いすぎた。
トルケルは短剣で突き刺されたくらいではまったく怯まないし、むしろそれを逆手にとって、どこぞの格ゲーのようにビッタンビッタン叩きつけるデタラメっぷりを見せていた。
しかも終始楽しそうだった、というかふざけてるようにしか見えなかったけど…ある意味トルケルにとっては一番の収穫になってたと思う。
とはいえトルフィンもヤラレっぱなしだったわけじゃなく、トルケルの指二本を切り飛ばしていたから、ある意味金星ともいえなくもなくもない。(どっち?)
ブラック上司アシェラッドはそうそうに撤退してましたが、とりあえずトルケル相手に生き延びたトルフィンは純粋にすごいと思う。
残念ながら父トールズをめぐる二人の因縁はお預け…そしてトルフィン vs トルケルの決闘はかろうじて引き分け、といったところでしょうか。
かろうじて。
クヌートがなかなか出てこない
個人的にはクヌートの登場を今か今かと待ち望んでいるんですけど…なかなか出てきませんね、あのシャイボーイ。
その分ラグナルの出番が多めでちょっと懐かしい気持ちになってます。
この先の展開を考えるとちょっと悲しくもあるけれど…早くクヌートがしゃべってるところが見たいです。
まとめ
アニメ「ヴィンランド・サガ」第9話「ロンドン橋の死闘」を視聴した感想について書きました。
ついにトルフィンとトルケルの二人がはじめて出会うことになったわけですけど、今回は両者痛み分け、ということでちょっぴり不完全燃焼が残りましたね。
特にトルケルは戦い足りな過ぎて、戦に勝っても全然喜んでませんでしたし。
クヌートも出てこないし。
ブラック上司アシェラッドは可愛くない部下トルフィンを置き去りにしたまま撤退しちゃうし。
なんかトルフィン1人疲れ損、みたいでちょっと可哀想、とか思ってしまった。
頑張って、背ぇ高くなれよ。トルフィン。
次週も期待してます。
以上、アニメ「ヴィンランド・サガ」第9話の感想でした!
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