アニメ「とある科学の超電磁砲T」観てますか?
今回はレベル3の湾内と泡浮が大活躍。
二人の心優しいお嬢様が見せる熱い戦いに注目です。
湾内&泡浮の馬場討伐クエスト
やられた婚后のために今までに見たことがないくらい憤る湾内さんと泡浮さん……二人による馬場討伐クエストが見ものでしたね。
といっても、二人はともにレベル3の能力者で戦闘経験もほとんどない……ゆえにレベル4の婚后に比べるとどうしても見劣りしてしまうのは否めない。
不愉快な馬場とロボ犬軍団相手の立ち回りにおいても、圧倒的な力の差を見せつけるまでには至らない……さらにはナノデバイスを囮にした分断工作で引き離され、息のあった連携もできなくなってしまう。
しかし、この二人……能力的には婚后よりも劣るかもしれないけれど、決して弱いわけじゃない。
囮と分かっていながらもタイプグレートテンを追いかける泡浮は、浮力を駆使して池の水面を足場にショートカットし、アクロバティックにナノデバイスを取り上げることに成功。
さらには浮力を駆使して巨大な瓦礫を片手で持ち上げ「実は力持ちなんです」なんてお茶目な一面を見せていた……ロボ犬相手にこの愛嬌……なんて素敵なお嬢さん。
一方で、湾内のほうはと言うと、馬場の高い分析力で能力の大部分を解析されてしまい、池から引き離された挙げ句、ロボ犬の予想外もあり苦戦を強いられてしまう…。
けれども湾内の水面下で保険を掛けていたんですね……馬場と交戦しながらも、目に見えない地中の排水溝を利用して密かに水を操り続けていたという……なにこれカッコいい。
そのお水で馬場がアバババ溺れる様は、絵面の汚さとは裏腹にとても胸がすく思いでした……策士、水に溺れる。
急いでロボ犬に吸引させるも、湾内はそれも折込済み……その水分で残りすべてのロボ犬を破壊してしまった……馬場も「しまったー!」って言ってた。
追い詰められた馬場は、素手での決着を申し出る振りをするウラで、最後のナノデバイスを解き放つなど、相変わらずどうしようもないクズっぷり。
けれども、追いついた泡浮が湾内の周囲の浮力をゼロにしていたため、ナノデバイスは地面にペタリ……ほんと息ピッタリだなこの二人。
最後は湾内によるお嬢様ビンタとありがたいお説教タイム。
人を信頼できない馬場と、人を信頼できる湾内たちの、生き方の違いをまざまざと見せつけていた。
個人的にはもっともっともっと物理的な攻撃で罰を与えて欲しかったところだけど……馬場的には一番触れられたくない部分に刺さったようで……精神的ダメージは計り知れないものがあった。
それにしても、湾内と泡浮の二人は本当に優しいですよね……馬場のようなゴミクズ相手にまで心から心配してアドバイスまでしてあげるんですから。
でも、そんな生ぬるい事だけでは絶対に済ませない人間もいることを忘れてはいけない。
雷神の大逆鱗……静かな美琴はマジ怖い
救急車で搬送されてきたのは、ズタボロにされ意識不明の婚后だった……これを見た時の美琴がなんと静かだったことか。
怒りの沸点をはるかに通り越したせいか、まるで感情が抜け落ちてしまったかのよう……もしくは嵐の前の静けさ?
けれども美琴の脳内では状況の把握がたんたんと進んでいく……婚后の髪に付着したナノデバイスを即座に回収……そして食蜂操祈への宣戦布告を一人静かに決意する。
食蜂派閥の生徒達は美琴を静止しようとするものの……「殺して止めろ」という美琴の覚悟の前に結局何もできなかった。
馬場の一件については食蜂は何の関係もないんですけどね……けれども結果的に御坂妹は食蜂の手元にいるわけで……事態はちゃくちゃくとこじれてきている。
そして湾内と泡浮から逃亡してきた馬場は、二人を逆恨みした挙げ句、社会的に抹殺しようと、奥の手である巨大メカ・タイプマンティスを起動……舞台は整った。
婚后につけたはずのGPSの先にいたのは静かに怒る美琴の姿……ただし「人を見る目がない」馬場は御坂妹と勘違いするという……大丈夫、すぐ答え合わせできるから。
馬場はタイプマンティスでの捕獲を試みるものの……なぜかマンティスの腕がない……両腕を落とされようやく美琴本人だと気づくと、まるで本人の情けなさを体現するかのようにマンティスが回れ右してましたね。
もちろん逃げられるわけなんてない……美琴の超電磁力を前に通信機能だけを残し、見ごとにバラバラにされてしまった。
それだけでなく、馬場は美琴のハッキングによりトラック内に閉じ込められ……それはもう恐ろしい脅迫を受けていた……結果、馬場のメンタル、死亡。
ただし、今の美琴が本当に怒りを向けている相手は食蜂操祈なんですよね……だから今回の馬場はかなり手加減されているといえる。
個人的にはそれこそ社会的に抹殺しても足りないくらいなんじゃないかと思うんだけど……これはこれである程度溜飲は下がりました(笑)
相方の風神に手を出した結果、雷神の大逆鱗に触れた馬場……もう二度と美琴の前で悪さはできないものと思われます。
静かに怒る美琴はマジで怖い。
まとめ
アニメ「とある科学の超電磁砲T」第6話「開戦」を視聴した感想について書きました。
今回はなんといっても婚后の敵を討つべく戦った湾内と泡浮の頑張りが見どころでしたね。
レベル5の美琴や、レベル4の婚后に比べると、レベル3の二人の戦いは必ずしも圧倒的とは言えないものだったけど、息のあった連携や頭脳を駆使して戦う姿は、とても凛々しいものだった。
しかも決着の着け方についてもいかにも優しい二人らしいものだった……婚后にも二人の勇姿を見せてあげたかったですね…たぶん泣くと思うけど。
一方で、美琴は怒り過ぎて恐ろしく静かなのが逆に怖かったですね……ある意味馬場は精神的にもう立ち直れないかもしれない……それで困る人は誰もいない。
婚后の敵は討ったけど、事態はまだまだ混迷の真っ只中……次回もとても気になります。
以上、アニメ「とある科学の超電磁砲T」第6話の感想でした!
- 第1話『超能力者(レベル5)』
- 第2話『大覇星祭』
- 第3話『バルーンハンター』
- 第4話『改竄』
- 第5話『信頼』
- 第6話『開戦』
- 第7話『Auribus oculi fideliores sunt.-見ることは聞くことより信じるに値する-』
- 第8話『超電磁砲×心理掌握』
- 第9話『警策看取(こうざくみとり)』
- 第10話『才人工房(クローンドリー)』
- 第11話『参戦』
- 第12話『外装代脳(エクステリア)』
- 第13話『SYSTEM(神ならぬ身にて天上の意志に辿り着くもの)』
- 第14話『竜王の顎(ドラゴンストライク)』
- 第15話『やくそく』
- 第16話『天賦夢路(ドリームランカー)』
- 第17話『予知』
- 第18話『巨乳御手(バストアッパー)』
- 第19話『奇縁』
- 第20話『Ha det bra』
- 第21話『ドッペルゲンガー』
- 第22話『屍喰部隊(スカベンジャー)』
- 第23話『憑依』
- 第24話『拡散』
- 第25話『私の、大切な友達』
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