「八男って、それはないでしょう!」10話感想!長男の嫁はできた人

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アニメ「八男って、それはないでしょう!」観てますか?

 

八男って、 それはないでしょう!

 

今回は長男クルトの最悪っぷりに胸糞が悪くなる一方で……妻アマーリエの変わらぬ美しさと優しさ、そして母性に癒やされるお話です。

 

また、ヴェルと実家を巡って水面下で進むある計画に注目です。

 

 

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長男はモンスタークレイマー

 

 

長男クルトのモンスタークレイマーっぷりがひどかったですね。

 

自身の領地の問題を解決するべく、ヴェル達が出張ってきたというのに、クルトはそんなヴェルに対して、高慢な態度を取るだけでなく、討伐したモンスターの素材の上納金を相場よりも高く設定してきた。

 

また、エリーゼがゾンビと化した死者の葬儀を改めて行うことを提案するも、心付け目当てと勘ぐるなど、なぜかヴェルではなくエルが先にブチギレしていた。

 

お家騒動には極力関わりたくないヴェルは、適当にお茶を濁してその場をやり過ごすことで精一杯……クルトのあまりのモンスタークレイマーっぷりと、あまりの嫌われっぷりにただただ凹むばかりだった。

 

薄いマテ茶を懐かしがってる場合じゃねえなこりゃ……。

 

 

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どケチが過ぎるバカ男

 

 

長男クルトの評判は身内の中でも最悪で……特に次男ヘルマンの妻マルレーネからは「バカ男」呼ばわりされるだけでなく、ヴェルを新しい領主に望むなど、次期当主としてまったく認めてないようだった。

 

クルトはヴェルが出ていって英雄となってからさらに嫉妬を深めて性格をこじらせてしまったわけですが……仮にも騎士爵家の次期当主になろう者があんなモンスタークレイマーでは到底務まるとは思えない。

 

ある意味マルレーネの意見はとても正しく、すべての領民の気持ちもおそらく同様のものと思われる……もうすっかりお家騒動に巻き込まれてしまったなぁ…。

 

あんなに嫌がっていたのに(笑)

 

それもこれもみんなクルトが悪いんや。

 

 

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正しいゾンビのおびき寄せ方(?)

 

 

ヴェル達のゾンビのおびき寄せ方が……なんか身も蓋もない感じでしたね。

 

とにかくゾンビに悪口を言う……ただ彼らの悪口ってどちらかというとブライヒレーダー辺境伯に対するただの領主批判になってたような……要はそれだけ兵士達から慕われていたということなのかもしれないけれど。

 

これ今の辺境伯に聞かせたら、かなり渋い顔されたんじゃないかな……でも、ま、いっか。

 

そもそもこんな無茶振りしてきた張本人でもあるわけですから……それに当たらずとも遠からず、な気もしないでもない。

 

 

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ヴェルとエリーゼの共同作業

 

 

ヴェルとエリーゼ、未来の夫婦の聖魔法による共同作業が超捗っていましたね。

 

ゾンビを一斉におびき寄せてからの聖魔法による一斉浄化……あまりにも効率が良すぎてエル達の出番、ほとんどありませんでしたね。

 

ただし、それは人型ゾンビの場合に限る。

 

ワイバーンのゾンビにはさすがの聖魔法も即効性はなく、そこは新たに加わった嫁ヴィルマが大戦斧で見事一撃のもと仕留めていた……さすが英雄症候群…ただし低燃費。

 

また、ゾンビ化したモンスターについては、エルやルイーゼ、イーナ達が引き受けるなど、結果的にはきっちりと役割分担が機能していたのでこれでOK。

 

それにしても大ボスの風格を醸しながら登場した前ブライヒレーダー辺境伯も、聖魔法の前ではなんともあっけなかったな…。

 

逆にマルレーネの祖父はより高位のリッチ化しつつも、孫娘のことを気にかけるあたりに、人としての風格の違いを感じさせるものがあった……この爺さん、生前はさぞ素晴らしい人格者だったんでしょうね。

 

ともあれ、ヴェル達のゾンビ浄化は大成功……遺品もマジックポーチでもれなく持ち帰り、成果としては申し分のないものだったと思います。

 

 

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つくづく最悪な次期当主

 

 

申し分のないヴェル達の成果にまたしてもクレームじみたことをしでかす長男クルト……ここの領民達はほとほと領主に恵まれない運命なのか…?

 

ゾンビとなって浄化された兵士達には、遺骨などなく、埋葬できるのはヴェル達が持ち帰った遺品のみ。

 

けれどもクルトはそんな遺品を鍛冶屋に持ち込み再利用せよなどと血迷ったことを抜かすんですね……この男、ほんとうに人の血が流れているのかな?

 

さすがのヴェルもこの言動は看過できず……マジックポーチから鉄の塊を出して黙らせていた……個人的にはこのまま埋葬してしまっても良かったと思う。

 

しかもこのバカ次期当主……領民達の合同葬儀にも顔を出さないという不義理をするなど、人の上に立つ資格がまったくないことを改めて実感させられた。

 

ほんとにこの男が次期当主になるんですか?

 

 

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長男の嫁はできた人

 

 

長男クルトが最悪な人物である一方で、その妻アマーリエは葬儀にもしっかりと参加……人としてあるべき姿を見せていた。

 

親しげにヴェルくんと呼ぶ彼女の姿は二児の母であると同時にまだまだイケるで、と思わせるような美しさが漂っていた。

 

一応身分としては今のヴェル君のほうが上なんだけど……今は公の場でもないことと、ヴェルとしても親しげに会話できるのが嬉しかったのか、そのままの呼び方を受け入れていた。

 

それにしてもアマーリエはよくあんな旦那との間に二人も子供もうけたもだな……ほんと妻の鑑やで…。

 

また、アマーリエの気質を十分に受け継いだと思われる息子二人はとても素直でいい子に育っているようで…。

 

エル達の三文芝居も楽しげに見ていたし、ヴェルの出した水飴にも子供らしい純真な反応を見せるなど、クルトに似たところが1ミリもなくて本当によかった…。

 

そういえば約一名、低燃費な少女が水飴に激しく反応していたな…。

 

 

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領主入れ替え計画

 

 

ヴェル達は依頼を終えても、なぜか実家に滞在する羽目になったわけですが……その裏ではバウマイスター家の領主をすげ替えようと画策されていたんですね。

 

勘のいいクラウスはいち早くそのことを察し、先んじてヴェルに領主になるよう要請するも……ブランタークの介入により、領主すげ替えが国の意向であることが発覚する。

 

要するにゾンビの浄化はただの口実だったんでしょうね…。

 

確かにヴェルを新しい領主に据えれば、今のような資源不足かつ財政困窮状態からいともカンタンに脱するだろうし、家族も領民もみんな幸せになること間違いなし……約一名、長男クルトを除いては。

 

けれども冒険者稼業に精を出したいヴェルとしては、あんまり実家には関わりたくないのが本音でしょうね……。

 

このお家騒動、どのような決着を見せるのか……とても気になるところですね。

 

 

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まとめ

 

アニメ「八男って、それはないでしょう!」第10話「クレーマーって、それはないでしょう!」を視聴した感想について書きました。

 

冒頭から長男クルトのモンスタークレイマーっぷりを見せつけられ、少々うんざりする展開ではあったものの……ゾンビ浄化によって領民達の心が救われる様子や、クルトには過ぎた妻アマーリエの昔と変わらぬ優しさと美しさにはとても癒やされるものがありました。

 

一方で、次期当主クルトに変わってヴェルを新しい当主に据えるという計画が持ち上がるなど、次から次へとお家騒動に巻き込まれてしまうヴェルにはちょっと気の毒かな? とも思った。

 

次回がとても楽しみですね。

 

以上、アニメ「八男って、それはないでしょう!」第10話の感想でした!

 

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