「ノーサイド・ゲーム」7話感想!承諾書はアストロズからの挑戦状

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ドラマ

ドラマ「ノーサイド・ゲーム」観てますか?

 

今回はサイクロンズからの引き抜き工作でエースが引き抜かれるお話です。

 

 

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サイクロンズの引き抜き工作。成功率は50%

 

 

プラチナリーグ開幕直前でのサイクロンズの引き抜き工作で、浜畑は残り、里村は移籍することに…成功率50%か…。

 

最初浜畑に声かけてたから、ひょっとして原作と違う展開になるのかな? と少し思ってたんですけど、結果的には原作どおり里村が移籍することになりましたね。

 

それにしてもエース二人を同時に狙うなんて…アストロズと違って、サイクロンズは随分と大きなお財布を持っているようですね。

 

うらやましい限りです。

 

 

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浜畑の存在感

 

 

浜畑までスカウトする描写ってそもそも必要なのかな? と途中まで思ってたんですけど、このスカウト描写のおかげで、浜畑という男の存在感がずいぶんと大きく感じられました。

 

サイクロンズ引き抜きの一件、誰にも相談することなく、迷いに迷い、自らの判断だけできっぱりと断った。

 

浜畑が断った最大の理由は…アイツら(家族)と一緒にアストロズで優勝すること。

 

浜畑が言うと説得力あるなぁ。

 

逆にそんな浜畑に対し、いきなりお金の話しを切り出す君嶋は少し野暮だと思った。

 

このアレンジはいらないでしょ…少なくとも原作の君嶋なら絶対に言わない。

 

また、里村の移籍についても深く理解を示し、佐々のときのようにさらりと救いの手を差し伸べる男気がなんともかっこいい。

 

里村の移籍承諾書を巡ってみんなと相談するシーンでは、自分の心境を正直に打ち明けながらみんなの真意を問いただすんですけど、そのぶっきらぼうな関西弁が心に響くんですよね。

 

なんというか浜畑はその場にいるだけで、確かな存在感がある。

 

いや~浜畑カッコよかった。

 

 

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七尾と藤島エピソードがあっさりすぎる

 

 

原作での七尾は仮入部から正式入部まで少し時間がかかったんですけど、ドラマでは意外とあっさりラグビー部に正式に異動してきちゃいましたね。

 

それも藤島レナとの絡みもそこそこに。

 

原作ではトキワ自動車に入社してから、正式にラグビー部に入部するまでの、七尾と藤島とのエピソードがとても好きだったんですけど、ドラマではずいぶんあっさりとしたものになっていて、少し寂しかったですね。

 

原作で最後のひと押しをする藤島のセリフがとても印象的で良かったものですから、ドラマでどのように描写されるのかとても楽しみにしていただけに、今回のあっさりとした別れはとても残念です。

 

できれば、七尾と藤島のエピソードを追加で用意して欲しいかな。

 

 

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里村は挑戦したい

 

 

里村は結果的にはアストロズを裏切る形でサイクロンズに移籍することになってしまうんですけど、結局のところ里村はもっと大きな舞台へチャレンジしたいんですよね。

 

浜畑と違って里村は今がピーク。

 

その分、選手としての野心も大きく、海外でのプレイも視野に入れている。

 

お金がないアストロズよりは、サイクロンズのほうがあらゆる面で条件がいいでしょうからね。

 

とはいえ、プラチナリーグ開幕直前でのライバルチームへの移籍は許されたものではないのもまた事実。

 

移籍承諾書が出ないのも当然のこと。

 

それでも出ていくと決めた里村の決意は、単純に「裏切り者」の一言で片付けていいようなものではないと思う。

 

ドラマでは当たり前のように同僚が里村に嫌がらせをしていたけど、あれはハッキリ言って胸糞悪かったです。

 

何かに挑戦する権利は誰にだってあるもの。

 

だから私は里村を応援したいですね。

 

 

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承諾書はアストロズからの挑戦状

 

 

サイクロンズに移籍する里村に移籍承諾書を出すのか、出さないのか…君嶋は最後の最後まで迷い続けます。

 

君嶋の一番重要なミッションはアストロズを優勝させること。

 

移籍承諾書を出すことは君嶋のミッションに反してしまう。

 

だけど、君嶋を含むアストロズ全員の意志はそうじゃなかった。

 

里村は裏切り者かもしれないけれど、アストロズで過ごした仲間であり、家族でもある。

 

里村の活躍はアストロズの誇り…そんな里村がより大きな舞台へ羽ばたいていくことを妨げることは誰一人望んでいない。

 

それに今のアストロズは里村がいなくても全然大丈夫。

 

そんな結論に達したアストロズ全員の結論は…言うまでもありませんよね。

 

里村の移籍承諾書は、アストロズの挑戦状。

 

晴れて里村は「裏切り者」ではなく「未来の好敵手」そして「アストロズの誇り」として快く送り出されたんですね。

 

アストロズにふさわしい別れだったと思います。

 

 

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里村が去った本当の理由

 

 

より大きな舞台へのチャレンジ、といいつつも里村が去った本当の理由は実はもうひとつあったんですね。

 

それは佐々の台頭。

 

メキメキと頭角を現してきた佐々の実力は、実は里村が驚異に感じるほどのものになっていた。

 

さらに七尾が加入したことにより、佐々のプレイスタイルはさらに向上…世代交代の波はすでに始まっていたんですね。

 

七尾も浜畑のプレイに刺激を受け、力をつけてきている。

 

里村が抜けた穴など、もうとっくにふさがっているのかもしれません。

 

新生アストロズの活躍に期待ですね。

 

 

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まとめ

 

ドラマ「ノーサイド・ゲーム」第7話を視聴した感想について書きました。

 

残念ながらエース里村が抜けることになってしまったものの、七尾、佐々といった若い世代が力をつけてきたことで、アストロズはこれまで以上にエネルギッシュなチームへと生まれ変わろうとしています。

 

もちろんベテラン浜畑もまだまだ健在ですし、柴門監督の采配もあります。

 

カザマ商事買収の件はまだまだきな臭い展開が続いていますけど、そこは君嶋GMの立ち回りに期待ですね。

 

以上、ドラマ「ノーサイド・ゲーム」第7話の感想でした!

 

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