アニメ「呪術廻戦」観てますか?
今回は虎杖が順平に接触し、七海が真人と戦うお話です。
映像研には手を出すな
順平の映像研が不良どもの餌食になっていましたね。
どこぞの映像研と違って、順平達の映像研はマイナーな映画について論評することを趣旨としているようで、正式な部活というよりは同好会といった印象ですね。
陰キャというわけではないけれど、学校においては明らかにカースト下位に位置するであろう彼らは、不幸なことに上位カーストの不良どもに目をつけられてしまうんですね。
他の二人のメンバーは触らぬものに祟りなし、と言わんばかりに不良達の理不尽な命令に素直に従う一方で……順平はささやかながらも反骨の精神を見せるんですね。
それが結果的に今の不登校へとつながってしまうわけですが……個人的には順平の気概を応援したいと思う。
というか、それ以前に映像研には手を出すな。
真人はやめとけ
順平は不登校中の映画館の変死事件をきっかけに真人と出会うことになるのですが……この出会い、ある意味不良どもに目をつけられるよりも順平に不幸をもたらす気がしてならないんですよね。
真人は人の魂を変形させる能力を持ち、被験者はそれに応じて肉体も大きく変形させられる。
順平が再会したときには、巨大化と最小化の実験の最中ということで、もはや人間としての原型をまったくとどめていなかった。
本来ならば恐ろしくて仕方がない光景のはずなのに……今の順平には他人の命の生き死になんてまったく心に響かない。
もちろん、肉親が同じ目にあった場合は別ですが……それくらい今の順平は他人に無関心なんですね。
順平にとっては、この「無関心」こそがいきつくべき美徳であるらしい。
そしてたちが悪いことに、真人は順平のこの考えを否定せず、すべて肯定するという……というか、真人にはそもそも禁止事項が存在しない。
自分の気持ちのままに、思ったことをすればいい……そんな真人のスタンスに順平も惹かれてしまうんですね。
この出会いは、今の真人には心地よく感じられるかもしれないけれど……個人的には真人は不吉の象徴のようにしか思えない。
ある意味、漏瑚や花御のような特級呪霊のほうが、まだマシのように感じられる……。
順平、真人だけはやめておけ。
一級呪術師・七海 vs 特級呪霊・真人
1級呪術師・七海が特級呪霊・真人とサシで戦っていましたね。
基本的には級数が同じであれば、呪術師のほうが強いということなのですが……今回は七海が1級、真人が特級ということで、残念ながら七海のほうが分が悪い。
とはいえ、七海の能力は強制的に相手に弱点を作り出せるということもあり、真人にも十分通用しているようだった。
一方、真人の能力は「魂」を変形させるというもの……基本的には相手の肉体に触れるだけで発動させられるため、七海が厳しい戦いを強いられることは避けられない。
けれども、七海はそんな逆境の中においても、時間外労働の突入か否かのほうが気にかかる……労働はクソですからね。
そしてそんな七海の思いも虚しく……真人との戦いは時間外労働へと突入することに。
あとはこの残業、いったいどこまで続くのか……深夜残業になる前には撤収したいところですよね。
というか、そもそも七海は真人に勝てるのか……そこが一番気がかりですね。
順平くんと虎杖くん
順平と虎杖が接触していましたね。
不登校中の順平が普段着で外出していたところ……肥満気味の教師が呼び止めるわけですが……そこでもたらされたのは例の不良達の死の話題。
例の変死した不良達は、順平にとっては憎むべきイジメっ子……けれども、このデブ教師には孤立しがちな順平を気にかけてくれるお友達に映ってたんですね。
いくらなんでもそれはないやろ……さすがのおとなしい順平でも、この教師の態度には憎悪を隠せないし、隠そうともしなかった。
心の中での毒づき方もなかなかキツイ……学校を出て社会を知らずにまた学校に戻る教師ども……あれ? なんか説得力あるぞ?
また、それだけでなく何らかの能力を発動しそうな雰囲気も醸し出していた。
間一髪のところで虎杖が教師のズボンを狩ってセーフ(?)
伊地知との作戦とは少々違う展開にはなったものの、虎杖、無事に順平との接触に成功……多少強引ではあったものの、順平の反応はそれほど悪いものでもなさそうだった。
できれば、ダークサイドにオチかかっている順平をなんとかしてあげて欲しいものです。
がんばれ、虎杖。
まとめ
アニメ「呪術廻戦」第10話「無為転変」を視聴した感想について書きました。
今回は順平と真人を中心に話が展開されていたわけですが……順平は虎杖がなんとかしてくれそうだった反面、真人を引き受けた七海は時間外労働に突入し、かなりハードな戦いを強いられそうな感じでしたね。
七海の呪術は格上の呪霊相手にもかなり通用とのことだけど……真人の能力は魂を変形させるというとんでもな代物ですからね。
本来ならば五条クラスの呪術師が相手じゃないと厳しいように思われる。
次回がとても気になります。
以上、アニメ「呪術廻戦」第10話の感想でした!
- 第0話『劇場版 呪術廻戦0』
- 第1話『両面宿儺』
- 第2話『自分のために』
- 第3話『鉄骨娘』
- 第4話『呪胎戴天』
- 第5話『呪胎戴天-弐-』
- 第6話『雨後』
- 第7話『急襲』
- 第8話『退屈』
- 第9話『幼魚と逆罰』
- 第10話『無為転変』
- 第11話『固陋蠢愚』
- 第12話『いつかの君へ』
- 第13話『また明日』
- 第14話『京都姉妹校交流会-団体戦 (0)-』
- 第15話『京都姉妹校交流会-団体戦(1)-』
- 第16話『京都姉妹校交流会-団体戦(2)-』
- 第17話『京都姉妹校交流会-団体戦(3)-』
- 第18話『賢者』
- 第19話『黒閃』
- 第20話『規格外』
- 第21話『呪術甲子園』
- 第22話『起首雷同 』
- 第23話『起首雷同-弐-』
- 第24話『共犯』
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