アニメ「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X」観てますか?
今回はキースのトラウマ過去が牙むく少し陰鬱回。
頑張れ、婚約者
カタリナのファーストキスを奪って以降、ジオルドの攻勢が止まりませんね。
ジオルドから毎日送られてくる大量の花のプレゼントにはさすがのカタリナも困惑していましたが……いざジオルドと顔をあわせた際には少し頬を赤く染めるなど、意識しているのは明らかだった。
カタリナは自分のことを「ふつう」だと認識しているため、なぜにジオルドがそこまでアプローチしてくるのかわからない。
いつもそばにいるキースからすれば、逆になぜ「ふつう」だと思っているのかわからないところでしょうけど。
でもカタリナの場合、この「ふつう」の感覚がいい意味で作用してきた部分もあるでしょうね。
そしてこの「ふつう」に一番最初にやられたのが婚約者であるジオルドだっただけのこと。
むしろジオルドは長い間、よく自制してきたほうなのかも……逆に言えばそれだけ周りの妨害が強すぎたとも言えなくもない。
なにせカタリナとジオルドの周辺には、この二人の婚約を願う人間が一人もいませんからねぇ……。
その急先鋒とも言えるメアリは、自身の婚約者(アラン)を完全に手下として、巧みに妨害工作を仕掛けてくるし。
一番身近なガーディアン、キースは常に体を張ってジオルドの接近を阻止してくるし。
最近ではカタリナの貞操を奪おうとしたソラも新たに参戦してるし。
そう考えると、ジオルドは今以上にもっともっと頑張る必要がありそうですね。
頑張れ、婚約者。
別の破滅フラグを立てるカタリナ様
実家に一時帰省したカタリナ様……別の破滅フラグを立てて自業自得してましたね。
ほっかむりしながらご機嫌に畑を耕すカタリナの姿は、父ルイジと庭師のトムにはこれ以上ない至福の光景である一方で……公爵令嬢としてはあるまじき姿でしかなかったりする。
ましてや畑仕事でドロドロになった状態のまま、屋敷の中を歩き回るもんだから、気がつくと廊下にはドロの足跡がくっきりと……その向こうには悪魔のような母の姿が。
その後、長時間にわたり説教され続けるも……おそらくカタリナは今後も同じことを繰り返す……間違いなく繰り返す。
せっかく乙女ゲームの破滅フラグを回避することに成功したのに……カタリナの破滅フラグはとても身近なところにあるんだなぁ。
半分冤罪
キースの気落ちの原因……カタリナであることに間違いはないものの、半分冤罪な感じでしたね。
勢いづくジオルドのアプローチと、そんなジオルドを意識するカタリナ。
キースはカタリナの「弟」であり、クラエス家の次期当主でもあるわけですから、両者の婚約については祝福すべき立場にある。
そんな立場にありながらも、キースはこれまでもずっとジオルドをブロックし続けてきた。
それが今回、ジオルドの正論パンチにぐうの音もない様子を見せるなど、いつものキースらしくなかった。
そして最近のキースは気落ちしている様子がまわりの人に見られており、それは決まってカタリナと会話した直後が多いとのこと。
ただし、その認識はキースとそれ以外で大きく異る。
周りの見解は、カタリナのやらかしによる気苦労。
でも実際は届かぬ片思い……クラエス家におけるカタリナの信用度の低さよ。
いちおう公爵令嬢やぞ。
でもカタリナ本人もまわりと同じ見解なもんだからもうどうにもならない。
キースを探して! アレクサンダー
行方不明になったキースの探索手段がなんか残念でしたね。
王族の変質者(ジェフリー)の依頼により、ラーナ・スミスが作り出したクマのぬいぐるみ…もとい魔道具アレクサンダー。
その本来の目的は、国家機密的なものではなく、ブラコン的なもので、一歩間違えばストー○……おっと誰か来たようだ。
アレクサンダーは早くもカタリナを格下と認識したのか、主人であるラーナに隠れてちょいちょい見下した態度を取る。
魔道具に蔑まれる公爵令嬢。
キースがいればそれなりにフォローしてくれたかもしれないけれど……今はそのキースを探すためにアレクサンダーが出てきてる残念。
そしてキースの宝物が探索の手がかりとして活用されるわけですが……この宝物にちょっとウルっとさせられた。
キースの宝物は今までカタリナが贈ったものばかり……いつか「なんでもお願いを聞いてあげる券」が使われることを切に願う。
だから頼んだ、アレクサンダー。
トラウマ家族ふたたび
キースの行方不明は自発的なものではなく、誘拐されたものでしたね。
しかも誘拐犯は縁を切ったはずのコールマン子爵家の義母と異母兄トマス・コールマン。
もうひとり、そばにいる女性サラはCVが悠木碧ときた……どういった役回りのキャラなんだろう?
それにしても異母兄トマス……幼少期から比べると非常に残念な成長をしていましたね。
キースの家の爵位を妬み、尊大な態度でキースを痛めつける様子は、同じ貴族、異母兄弟とは思えないくらい醜悪だった。
もしもその場にカタリナがいたら……きっとトマスは畑の肥料に……すらならんか。
トマスがどういった目的でキースをさらったのかはわからない。
因果応報な結末が訪れることを期待しつつ、待て次回(待つ)
以上、アニメ「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X」第9話「キースがいなくなってしまった…(前編)」を視聴した感想でした!
- 第1話『破滅フラグを回避したので文化祭で浮かれてしまった…』
- 第2話『悪役になってしまった…』
- 第3話『囚われの身になってしまった…』
- 第4話『色っぽい執事と仲良くお茶をしてしまった…』
- 第5話『弟たちへの愛が溢れてしまった…』
- 第6話『ひと夏の冒険をしてしまった…』
- 第7話『願いが叶ってしまった…』
- 第8話『お見合いしてしまった…』
- 第9話『キースがいなくなってしまった…(前編)』
- 第10話『キースがいなくなってしまった…(中編)』
- 第11話『キースがいなくなってしまった…(後編)』
- 第12話『卒業式がやって来てしまった…』
- 第1話『前世の記憶を思い出してしまった…』
- 第2話『王子に勝負を挑まれてしまった…』
- 第3話『麗しの美形兄妹と出会ってしまった…』
- 第4話『魔法学園に入学してしまった…』
- 第5話『主人公の実家にお邪魔してしまった…』
- 第6話『夏休みだから楽しく遊んでしまった…』
- 第7話『危険なダンジョンに入ってしまった…』
- 第8話『欲望にまみれてしまった…』
- 第9話『パジャマパーティで盛り上がってしまった…』
- 第10話『破滅の時が訪れてしまった… 前編』
- 第11話『破滅の時が訪れてしまった… 後編』
- 第12話『最終イベントが来てしまった…』
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