アニメ「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」(通称:はめふら)見てますか?
前回の第1話はあまりにも楽しすぎたので、OPともども何回もリピート視聴してしまったわけですが……今回の第2話もそのテンションそのままにとても楽しいものでした。
強くなったキース君、同じ劣等感持つ二人の婚約者、メアリ・ハントと、アラン・スティアート……そして相変わらず畑耕してるカタリナ・クラエスに注目です。
義姉が好きすぎるキースが強い
第1話でカタリナの義弟となったキース・クラエス……今回の第2話ではすっかりと様子が変わっていましたね。
第1話でおどおどしていた様子から一変し、カタリナに対しても遠慮なくズケズケと忠告するくらい気安いものとなっていた。
また、カタリナの婚約者であるジオルド王子に対しては、恋のライバルと認識してか、慇懃無礼に毒を吐くなど、なかなか強い一面を見せていた。
もちろんジオルドも反撃していたけれど……そんな二人の様子を見て「仲良し」と誤認するカタリナは畑を耕してる場合じゃないと思う。
そんなカタリナはマナー面においての両親からの信頼は皆無……お茶会のお供にキースをつけられるなど、キースがいないとダメな子認定されていた。
義姉大好きなキース君はもちろん喜んでお茶会の席に同行……スイーツを前にした姉の心理を完全に把握するだけでなく、3秒ルールで3日間おやつ抜きにされた姉の失態をたしなめるなど、とても仲睦まじい姉弟の様子(?)に思わず頬が緩んだ。
まだ姉弟になって間もないというのに、二人はもうすっかり家族として打ち解けていたんですね。
義姉の心理を理解しすぎのキース君……どんだけカタリナのこと好きやねん…。
「緑の手」メアリの恋愛フラグを奪い取る
カタリナさん……意図せずしてメアリ・ハントの恋愛フラグを奪い取っていましたね。
ハント家でのメアリは異母姉妹達から冷遇され続けてきた結果、自信を無くし、とてもおどおどした性格になってしまったんですね。
スイーツ食べすぎてお花摘み後のカタリナと偶然に中庭で会うことになるんですけど、畑のことでお悩み中のカタリナにとって、メアリの存在はまさにどストライク。
凄腕庭師の紹介という切り口から、メアリの才能に行き着く下りは鉄板ながらも見ていてとても心地良く、奔放なカタリナとのコミュニケーションを経て、徐々にメアリの心が癒やされていく様子はまるで親のような心境になってしまった。
ただ、残念なことにメアリ・ハントの存在は、カタリナの破滅フラグに関わるとても重要な案件だったんですね。
例のへんてこ脳内会議で議論したところ、カタリナは「緑の手」という重要なキーワードを先んじて口にしてしまった過失に気付くんですね。
そして、その過失はメアリとアラン王子の関係に大きな影響を及ぼすことに。
本来ならばメアリは婚約者のアラン王子にぞっこんになるはずだったのに……今は野猿のカタリナにぞっこんのご様子。
恋愛フラグを折るどころか、完全に奪い取る格好となってしまった。
この悪役令嬢……畑作りに夢中になりすぎて、自ら破滅に向かって突き進んでる?
でも、とりあえず「緑の手」メアリ・ハントと仲良しになれたので良かったとするか。
アランに連戦連勝する野猿
メアリを誘惑する存在として、アラン王子から敵視されてしまったカタリナ……逆ギレして何故か宣戦布告状態になっていましたね。
確かにメアリの恋愛フラグを奪い取ったのはカタリナだけれど……アラン王子の言いがかりに関しては少々筋が違っている……気持ちはわからないでもないけど。
メアリと婚約が決まるも、まったく恋愛対象として見られていないんだから……しかも同性のカタリナにぞっこん状態ときたら、逆恨みするのも無理はない。
ただ、今回の場合、アランの相手が悪かった……なんせカタリナですからね。
畑耕したり、パンを鷲掴みで食べたり、落ちたクッキー3秒ルールでセーフにするような女ですからね……だてに17+9年の歳月を生きてきたわけじゃない。
だからカタリナも言い返す……そりゃもうメチャクチャ言い返す……やまびこになって響くくらいに。
結果、アラン王子との木登り対決へと発展するわけですが……いくらなんでも条件悪すぎやろ…。
もちろん、野猿の連戦連勝……カタリナが木を登る姿は野猿というよりは、ゴ○ブリのほうが近いんじゃ……いや、なんでもない。
負け惜しみの捨て台詞を残しながらも、あきらめの悪いアラン王子は木登り勝負を挑み続ける……そして気がつくとなんか仲良くなってるという……それがカタリナ・マジック。
もはや、ただの悪ガキが二人して毎日遊んでるだけの状態に……楽しそうでうらやま。
ジオルドに倍返しされるカタリナ
アラン王子の劣等感を払拭すべく、ジオルド王子の弱点を確かめようと企むカタリナ。
アラン王子は天才的なピアノの腕を持ちながらも、生まれてからずっとジオルド王子への劣等感からか、メアリと同様に自信喪失状態になっていたんですね。
17+9歳のカタリナからすれば、全然そんなことはないんですけど……そこで思いついたのがジオルド王子の弱点発見。
カタリナが畑仕事の際に偶然発見したジオルドの弱点と思しきもの……それは蛇。
いつか確かめようと、自家製の蛇のおもちゃをポケットから取り出し、ジオルドに「えいっ」……ほんと、ろくな事考えてないなこの野猿。
投げたおもちゃ蛇へのジオルドの反応はすこぶる上々……ただし、対象が反撃しないとは限らない。
キレたジオルドは、木登りの一件ともども、クラエス婦人に全部報告すると宣言……一転して立場が入れ替わることとなり、カタリナ、許しを請うのにとにかく必至。
やられたらやり返す…倍返しだ。
ジオルドの弱点はアランが思ってたんと違うものだったけど……カタリナが慌てふためく様子は結果的にアランの劣等感を吹き飛ばすに十分だったと思われる。
今回はかろうじて破滅フラグの回避に成功したといったところか。
ただし、ジオルドはクラエス婦人にすべてきっちりチクった模様……カタリナの受難の日々はまだまだ終わりそうにないですね。
まとめ
アニメ「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」第2話「王子に勝負を挑まれてしまった…」を視聴した感想について書きました。
今回は同じような劣等感を持つ二人……メアリ・ハントとアラン・スティアートとの交流が描かれていたわけですが……いつものカタリナ節が全開で発揮され、見ていてとても気持ちが軽くなるようなエピソードだったと思います。
ただし、この婚約する二人に与えたカタリナの影響は思っていたよりも大きかったようで……将来の破滅フラグがどのような形で発動するのか? ……さらに未知数なものになってしまった、かも。
でも、カタリナを取り巻く人間関係はすこぶる良好……内気だった義弟のキースは第1話登場時に比べるととても逞しく(?)なっていたし、婚約者のジオルド王子も頻繁にカタリナの元を訪れるなど、随分とカタリナにご執心の様子だった。
あ、でもキースとジオルドの関係は確実に悪くなってると思う……将来どうなるかは知らん。
とにかく次回も楽しみです。
以上、アニメ「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」第2話の感想でした!
- 第1話『破滅フラグを回避したので文化祭で浮かれてしまった…』
- 第2話『悪役になってしまった…』
- 第3話『囚われの身になってしまった…』
- 第4話『色っぽい執事と仲良くお茶をしてしまった…』
- 第5話『弟たちへの愛が溢れてしまった…』
- 第6話『ひと夏の冒険をしてしまった…』
- 第7話『願いが叶ってしまった…』
- 第8話『お見合いしてしまった…』
- 第9話『キースがいなくなってしまった…(前編)』
- 第10話『キースがいなくなってしまった…(中編)』
- 第11話『キースがいなくなってしまった…(後編)』
- 第12話『卒業式がやって来てしまった…』
- 第1話『前世の記憶を思い出してしまった…』
- 第2話『王子に勝負を挑まれてしまった…』
- 第3話『麗しの美形兄妹と出会ってしまった…』
- 第4話『魔法学園に入学してしまった…』
- 第5話『主人公の実家にお邪魔してしまった…』
- 第6話『夏休みだから楽しく遊んでしまった…』
- 第7話『危険なダンジョンに入ってしまった…』
- 第8話『欲望にまみれてしまった…』
- 第9話『パジャマパーティで盛り上がってしまった…』
- 第10話『破滅の時が訪れてしまった… 前編』
- 第11話『破滅の時が訪れてしまった… 後編』
- 第12話『最終イベントが来てしまった…』
コメント