アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅢ(ダンまち3)」観てますか?
今回はタイトル通り、決戦・決戦・決戦のお話です。
愛すべきバカ・ティオナ
前回の終わり際、ウィーネを発見したティオナさん……今回は彼女の素直でまっすぐなバカさ加減にとても好感を抱きましたね。
彼女はアダマンタイト製ゴーレムを一刀両断してフェルズを投げやりにさせた実力者である一方で、自分の心に素直に従えるいい意味でのおバカさんでもあるんですよね。
そんな彼女がウィーネの行動についてまじまじと観察したところ……幼い少女を助けようとしたウィーネを見て、斬ることができなくなってしまうんですね。
偏見ではなく、あくまでも自分の心に素直に従う……そんなティオナにウィーネも何か物いいたげにしていましたね。
ティオナはロキ・ファミリアの中では、もっともゼノス達と仲良くなる素養があると思う。
そんな未来が近い内に訪れるといいなぁ……と希望を抱かせる、そんなワンシーンだったと思います。
死なないガレス
ガレスがアホみたいに頑丈でしたね。
ヴェルフと命が透明化して魔剣を次々と投入するも……ロキ・ファミリア屈指の強者・ガレスを無力化するどころか、形勢逆転しつつあった。
そんな中、助力に現れたのがヘファイストス・ファミリアの椿さん。
眼帯&さらしというワイルドな椿パイセンは、ガレスに魔剣を放つと、ガレスの頑丈さについてヴェル吉を説得……ガレスを死なせるかも、とためらっていたとっておきの魔剣をガレスに放っていた。
ガレスは巨大な氷の中に閉じ込められるも……恐ろしいバカ力で抗い、早くも脱出の兆候を見せていた。
椿の「ほらな」にヴェルフも納得……もはやどうすればガレスを倒せるのかわからなくなってきた。
ロキ・ファミリアに比べたら、ゼノスなんてホントかわいいもんだと、つくづく実感した次第です。
女は度胸! 春姫&アイシャ
春姫がベート相手に一歩も引きませんでしたね。
ベートと言えば、ロキ・ファミリアの中でもかなりの武闘派……CVも岡本信彦ということもあり、性格も超荒々しい。
そんな恐ろしい男ベート相手に、春姫は単身躍り出て、今までに見せたことがないような鋭い視線を向けるんですね。
普段の温厚な春姫からは想像もつかないような険しい表情……このギャップがとにかくたまらん。
また、そんな春姫のピンチにもれなく駆けつけてしまうのが、アイシャさん。
春姫の打ち出の小槌でレベルブーストし、妹の喧嘩をしっかりと買い取ってしまった。
この二人が揃うのは、イシュタル・ファミリアの一件以来か。
胸アツな展開にベートとの戦いもかなり期待できそうな雰囲気ではありましたが……残念ながらその詳細は描かれず。
気がつけば、ベートにボコボコにされたアイシャが寝転がっていたという。
ただ、春姫については無傷の状態だったので、ベートもそのあたりの空気はしっかりと読んでくれたようですね。
ここのところ連敗続きのアイシャさん……できれば挽回の機会を与えてあげて欲しいものです。
ベル vs アイズ
ベルとアイズがついに剣を交えていましたね。
今のベルは、もうアイズでも手加減できないほどに強くなっており……実際、二人の戦いは今まで見た中でもかなり高い次元に達している印象でしたね。
とはいえ、この戦いは決してお互いに望んだものじゃないわけで……特にアイズに強いアコガレを持つベルからすると、物理的なダメージよりも精神的に来るものがかなりあったんじゃないでしょうか。
そしてその点については少なからずアイズについても同様で……ウィーネを守り続けるベルに対し、憤りと同じくらい戸惑いを感じているように思えた。
そんな中、大きな転換点となったのが、ウィーネの強い覚悟だったんですね。
助けられてばかりのウィーネは、自分だけ逃げることをよしとせず……ヘスティアと相談の結果、命を賭けた覚悟をする。
かつてベルがウィーネを助けた時と真逆の状況が生まれ……そしてウィーネはその強い覚悟を自らの体で実践するんですね。
指の爪をすべて剥ぎ取り、片翼の翼をもぎ取ってしまう……ウィーネの並々ならぬ胆力に鳥肌が立つ思いでしたね。
そんなん見せられたら、さすがのアイズもウィーネを斬れない。
アイズはアイズでモンスターを斬る確固たる理由があったんだろうけど……一瞬でもウィーネとベルを「正しい」と感じてしまった以上、もうどうすることもできないですよね。
逆にアイズのことが心配になってきた……今回の一件はアイズの存在理由を大きく揺るがしかねませんからね。
ヘルメスの意図
ヘルメスがとんでもないこと言い出しましたね。
ウラノスの依頼でゼノス達の救出に助力してたのかと思いきや……偽のダイダロスの手記で欺き、ゼノス達を袋小路に追い込み、お願いとして「死んでくれ」と言い出す始末。
なんとも不安を誘う最悪の引き。
ヘルメスの真意がどこにあるのかはわからないけど……次回が気になって仕方がない。
まとめ
今回は、アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅢ(ダンまち3)」第11話「決戦(ウルトラソウル)」を視聴した感想について書きました。
今回はタイトルどおり、各地で決戦が繰り広げられたわけですが……個人的にはベートに立ち向かう鋭い眼光の春姫と、ベルを助けるために自らの体を傷つけるウィーネの覚悟がとても印象的でしたね。
ゼノス達をクノッソスへと逃がす作戦もいよいよクライマックスというところで、ヘルメスのとんでも発言が飛び出すなど、まだまだ予断を許さない状況ではありますが……そこはもう次回を見るまで我慢するしかないですよね。
以上、アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅢ(ダンまち3)」第11話の感想でした!
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