「魔法科高校の劣等生 来訪者編」第11話感想!ライバル誕生

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アニメ「魔法科高校の劣等生 来訪者編」観てますか?

 

魔法科高校の劣等生 来訪者編

 

今回は長かった交換留学もついに終了。

 

新たな自分の可能性を見出したリーナのいい意味での変化に注目です。

 

 

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シリウス以外の可能性

 

 

達也から軍人を辞めるという選択肢を提示されたリーナが、シリウス以外の新たな可能性について考えるようになっていましたね。

 

リーナはスターズの大隊長として、世界最強の一角を担う魔法師であると同時に、年頃のJKでもあるわけですが……今回のパラサイト関連の任務ではさすがのリーナも大きく精神バランスを崩していたように思うんですよね。

 

もともとリーナは性格的にも軍人には向いておらず……ましてや今回のような暗殺者の役回りはリーナの本質からはもっともかけ離れたものだった。

 

ただ、今のリーナは「シリウス」としての責務から視野狭窄に陥っており、リーナ自身の将来像についてはまったくイメージしていないようにも思えた。

 

今回、達也は立場的にリーナと敵対する場面が多かったものの……学校ではクラスメイトとして接していたこともあり、リーナの裏表の両側面から理解を深めた結果、「同類」だと認識するようになったんですね。

 

そして「同類のよしみ」として、リーナに軍人以外の道を提示、協力を申し出た。

 

最初は達也の言葉の真意を理解できなかったリーナだったのですが……パラサイトとの戦闘について振り返る中、司波兄妹という存在の強力さを改めて実感……「自分しかできない」という一種の強迫観念から解放されることになるんですね。

 

モノクロームな陰鬱の部屋の中、リーナを照らす可能性の光には、なんとも心浮き立つような思いがしましたね。

 

リーナはシリウス以外の何者にもなれる……深雪が言っていたように、達也の言葉はしっかりとリーナに届いていた。

 

それが純粋に嬉しく思える、とても良いシーンでしたね。

 

 

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卒業パーティーで自ら公開処刑されるリーナ

 

 

三年生の卒業パーティーにて、リーナがずいぶんとはっちゃけていたようですね。

 

リーナは交換留学生といういわば部外者ではあるものの……臨時の生徒会役員を引き受けた手前、手伝わないわけにはいかないわけで。

 

一方、一人黙々と常人離れした「覚書」をしていた達也は、風紀委員ではあるものの、二科生である手前、一科生メインのパーティーに参加するわけにはいかない……という建前を有効活用。

 

そんな達也に対し、リーナは指を突き出し不平をタラタラ述べていた。

 

兄への攻撃に敏感な深雪は、即座にリーナへの反撃開始……実際には前のめり気味にお手伝いしていたリーナの醜態を次々と暴露。

 

自らバンドを率いてプロ顔負けのステージを披露したリーナは、周囲の高評価をよそに羞恥に悶える羽目になっていた。

 

もうほとんど公開処刑やん……深雪を怒らせるとほんと怖いな。

 

リーナは深雪には絶対に勝てない……そう思わせるような微笑ましい一幕だったと思います。

 

 

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ライバル誕生

 

 

ついに交換留学が終わり、雫とリーナが入れ替わるように帰国していましたね。

 

おなじみの同級生達に盛大に迎えられる雫とは対照的に、リーナは誰にも帰国日を知らせることなく一人空港を歩いていたわけですが…。

 

目ざとい達也は即座に発見……深雪と二人リーナに最後の挨拶をすることになるんですね。

 

リーナとしては誰にも知られずこっそりと戻るつもりだったようですが……そんな隠密行動とは裏腹にリーナの様子は決して暗いものではなく、大量のジャパニーズおみやげを持ち帰る、ただの明るい親日外国人と化していた。

 

リーナは軍人を辞める、という選択肢に新たな可能性を見出す一方で、今の立場上、そう簡単にやめられないだろう、という現実的な考えも持っている。

 

でも、司波兄妹はそう考えておらず……特に深雪はリーナのことを「ライバル」だとはっきりと断言……近い将来、再会することに強い確信を抱いているようだった。

 

そんな深雪の言葉に、リーナの中の迷いも大きく払拭されたようで……深雪達との再会の予感におおいに期待を持つようになっていた。

 

リーナが達也たちと同じ道を歩む未来……これはかなりテンション上がるものがありますね。

 

 

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暗躍する四葉家

 

 

今回は達也やリーナ達が新たな展開を見せる一方で、その裏では四葉家が着々と準備を進めているようでしたね……つまり暗躍。

 

前回の戦いで捕獲したはずのパラサイトは、気がつくと何者かに奪取されていた。

 

美月と幹比古、ほのか達が謝罪する中、エリカはチクリと幹比古に毒を吐き、そんあエリカにレオはドン引きして見せる……幸いなことに、達也は捕獲後のパラサイトについてはあまり深く考えていなかったので、問題なし。

 

ひらりとオチた黒い羽は明らかに黒羽亜夜子の暗喩でしょうね。

 

そしてこの4月からは、黒羽亜夜子、黒羽文弥の両名が上京し、第四高校に通い始めるという。

 

この双子、双方ともに達也に対して好感情を抱いているようで、特に文弥に関してはわかり易すぎるくらいツンデレな様子を見せていた。

 

一方で、四葉の当主筋では新たな魔法師を抜擢。

 

実戦訓練では、かなり防御能力に長けた様子を見せるも、本人自体はとても気弱そうな普通の少女なんですよね。

 

名前も「桜井 水波」ということで、以前に達也を守り抜いて亡くなった「桜井 穂波」の関係者であることは間違いなさそう。

 

彼女の今回の任務は、達也達も出席するパーティー会場での葉山の護衛。

 

まだまだ達也たちのトラブルは尽きる様子がありませんね。

 

 

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まとめ

 

アニメ「魔法科高校の劣等生 来訪者編」第11話「来訪者編Ⅺ」を視聴した感想について書きました。

 

今回で長かった交換留学も終了ということで、リーナが帰国してしまいましたね。

 

アンジー・シリウス以外の未来の可能性について気づいたリーナ……達也が差し伸べた手はしっかりとリーナの心へと届いていたようで、別れ際の達也との握手はそのことを象徴するかのようでした。

 

リーナ帰国後も、達也達のトラブルの種は尽きず……四葉家の暗躍もあり、まだまだ事態の収拾には時間がかかりそうな感じでしたね。

 

次回もとても楽しみです。

 

以上、アニメ「魔法科高校の劣等生 来訪者編」第11話の感想でした!

 

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