アニメ「かぐや様は告らせたい?~天才たちの恋愛頭脳戦~(第2期)」観てますか?
前回の石上優の体育祭エピソードはとても感動的でしたね。
個人的には最終回と言っても過言ではないくらいの胸熱さだったわけですが……今回のかぐや様も胸熱でした。
ガラケー壊れたかぐや様
5歳の頃から使い続けてきたかぐやのガラケーが壊れてしまいましたね。
かぐやのガラケーには生徒会に入ってからの数々の日常の思い出写真がメモリーされていたわけですが、思わぬ突風により盛大に落下した結果……無残にも壊れてしまうんですね。
かぐやは旧財閥系のお嬢様ということで、家の方針としてメディアへの露出は一切NG。
よって学校などの集合写真などにも一切写ったことがない……ましてや学校紹介のパンフなど論外なんですね。
校長による学校PRの写真撮影でも、かぐやだけは一歩さがってどこか寂しげな雰囲気を醸し出していた。
ただ、他のメンツもお世辞にも被写体として優秀とは言えず……被写体慣れしていない会長や藤原書記は壊れた人形のような怪しい挙動をしていたな…。
伊井野に関しては当初は恥ずかしがりつつも……校長の巧みな誘導にノセられ、石上に街の勧誘についてかないよう心配される始末だった。
そんな伊井野と石上の2ショット撮影では、「お互い影で助け合う」などと二人の事情を知る校長ならではの意味深な言葉が聞かれるなど、思わずニヤリとするものがありましたね。
そして最後は屋上での集合写真の撮影となったわけですが……これに関してはみんなの希望でかぐやも参加ということになり、校長がかぐやのガラケーで撮影する流れになるのですが……思わぬ突風のせいでガラケーが屋上から転がり落ちてしまうんですね。
かぐやは平静を装いつつガラケーを拾いに降りるものの……見つけたガラケーはひと目見ただけでわかるくらい無残な壊れ方をしていたという。
かぐやは「買い換えるいい機会」だと自分に言い聞かせるも……ガラケーの中につまった数々の思い出を失った衝撃は大きく……言葉とは裏腹に泣き崩れてしまうんですね。
かぐやにとって、ガラケーの中のメモリーは……何物にも代えがたいものだったんですね。
かぐやは「女々しい」などと自分を蔑んでいたけれど……全然そんなことはないでしょう。
ガラケー壊れたかぐや様見てると、なんだかいたたまれない気持ちになってしまいました。
最高のスマホデビュー
かぐやの壊れたガラケーは残念ながら直らなかった。
その代わり、会長のスマホの後継機種を買うことになるのですが……いつものかぐやならこんな選択、絶対素直にするわけがないんですよね。
そんなかぐやに対し、同行していた早坂はいろいろとありもしない問題点を提起するも……生来のメカオタクな性分に負けて、最新スマホのスペックを読み上げて一人ウキウキしまくっていた。
スマホゲット後の生徒会室では、なかば茫然自失状態のおかげで、いつものお高いプライドが発動せず、会長とも難なく新たにLINEを交換していた。
さすがの会長もそんなかぐやに違和感を感じるも……みんなで話し合った結果、いつもどおり接することになるわけですが……ここからの流れがとても温かいんですよね。
会長がみんなに生徒会連絡網というグループを作成すると、藤原書記もそれに乗っかってアルバムを作成……みんなの思い出の写真があっという間に集まっていく。
これまでかぐやが取り続けてきた思い出の写真の数をはるかに上回る量になるんですね。
陰鬱だったかぐやが、パッと顔を輝かせるのがたまらない。
また、かぐやの最新スマホの「笑顔撮影」機能に目を付けた石上の提案により、かぐやを含む集合写真を撮影することになるのですが……藤原書記と伊井野の二人が無理やりかぐやを笑顔にするところがなんとも微笑ましかったですね。
壊れたガラケーの失われたメモリーはもう二度と戻らないけど……スマホで新たに増えたメモリーは、補って余りあるものがあった模様。
思わぬ形で最高のスマホデビューとなったかぐや様……これからもたくさんの思い出を撮り続けて欲しいですね。
第2期ラストでシコシコする生徒会
第2期のラストがまさかのシコシコ風船ゲームでしたね。
半分わざと、半分天然なミラクル藤原によって始まった思わせぶりなシコシコゲーム……かぐやはあまり意味を理解していないようだったけど、意外にも伊井野はシモネタに関しては敏感に察することができる模様。
会長と石上ははじめは「シコシコ」部分に期待を抱くも……ゲーム内容を知ったあとは二人ともひどくがっかりしていた……わかる。
そして容赦なく始まったシコシコ風船ゲームは、生徒会の各キャラクター達の思惑や思い出が交錯するも……あまりにも巨大に膨らむ風船の恐怖にはそんな事はどうでもよくなるようだった。
かぐやは藤原書記にミカンの汁で風船を割らせようとしたり、シャーペンの芯を吹き矢にして飛ばすも伊井野ミコに誤命中。
石上の体育祭での覚醒も風船の恐怖にはまったく無意味だった……感動を返せ。
藤原書記に至ってはさんざん風船を膨らませたあと、次の伊井野を煽りまくってギリギリ限界まで風船を膨らまさる悪魔の所業を見せていた……ちなみにみんなもしっかり乗っかっていたという。
会長に至っては「大切な人を守る」という父親との約束をあっさりと反故……あろうことか守るべき対象であるかぐやにしっかりと順番を回していた。
そして最高のタイミングで藤原書記がミカンをいただき……飛び散った汁により巨大風船大爆発。
今まで登場したすべてのキャラクターを巻き込んだ特殊エンドに突入……ちょっと強引な気もしたけど、こういうお祭り的な締めくくり方は、次の第3期への期待が高まるものがありましたね。
バイバイ殺法からのバイバイ殺法返し……期待したいところです。
まとめ
アニメ「かぐや様は告らせたい?~天才たちの恋愛頭脳戦~(第2期)」第12話(最終回)「生徒会は撮られたい/生徒会は撮らせたい/藤原千花は膨らませたい」を視聴した感想について書きました。
楽しかったかぐや第2期も今回の第12話で最終回となったわけですが……「まだまだ続く」というナレーションもあったことから、次の第3期も案外早くに放送されるんじゃないでしょうか。
ともあれ、今回の第2期では新たに伊井野ミコというキャラクターも加わったり、中学時代の石上のエピソードが明らかにされたりと、物語により深みが出ていたように思います。
個人的にはかぐや様の壊れっぷりが第1期よりもかなり進行していたような印象が強かった……かな?
はやくも第3期の放送が楽しみで仕方ありません。
以上、アニメ「かぐや様は告らせたい?~天才たちの恋愛頭脳戦~(第2期)」第12話(最終回)の感想でした!
- 第1話
『早坂愛は防ぎたい』
『生徒会は神ってない』
『かぐや様は結婚したい』
『かぐや様は祝いたい』 - 第2話
『かぐや様は聞き出したい』
『かぐや様は贈りたい』
『藤原千花は確かめたい』 - 第3話
『白銀御行は見上げたい』
『第67期生徒会』
『かぐや様は呼びたくない』 - 第4話
『早坂愛はオトしたい』
『かぐや様は告ら"れ"たい』
『伊井野ミコは正したい』 - 第5話
『白銀御行はモテたい』
『柏木渚は慰めたい』
『白銀御行は歌いたい』
『かぐや様は蹴落としたい』 - 第6話
『伊井野ミコを笑わせない』
『伊井野ミコを笑わせたい』
『かぐや様は呼ばれない』 - 第7話
『かぐや様は脱がせたい』
『かぐや様は出させたい』
『白銀御行は読ませたい』
『かぐや様♡アクアリウム』 - 第8話
『伊井野ミコは抑えたい』
『かぐや様は怯えない』
『かぐや様は診られたい』 - 第9話
『そして石上優は目を閉じた(2)』
『かぐや様は触りたい』
『かぐや様は断らない』 - 第10話
『白銀圭は話せない』
『白銀御行は踊りたい』
『大仏こばちは取り締まりたい』
『白銀父は聞き出したい』 - 第11話
『そして石上優は目を閉じた(3)』
『白銀御行と石上優』
『大友京子は気づかない』 - 第12話
『生徒会は撮られたい』
『生徒会は撮らせたい』
『藤原千花は膨らませたい』
- 第1話
『映画に誘わせたい』
『かぐや様は止められたい』
『かぐや様はいただきたい』 - 第2話
『かぐや様は交換したい』
『藤原ちゃんは出かけたい』
『白銀御行は隠したい』 - 第3話
『白銀御行はまだしてない』
『かぐや様は当てられたい』
『かぐや様は歩きたい』 - 第4話
『かぐや様は愛でたい』
『生徒会は言わせたい』
『かぐや様は送らせたい』
『白銀御行は話したい』 - 第5話
『かぐや様はこなしたい』
『白銀御行は見せつけたい』
『かぐや様は差されたい』 - 第6話
『石上優は生き延びたい』
『藤原千花はテストしたい』
『かぐや様は気づかれたい』 - 第7話
『白銀御行は働きたい』
『かぐや様は入れたい』
『かぐや様は堪えたい』 - 第8話
『かぐや様は呼ばせたい』
『白銀御行は負けられない』
『そして石上優は目を閉じた』 - 第9話
『かぐや様は送りたい』
『藤原千花は見舞いたい』
『四宮かぐやについて (1)』 - 第10話
『かぐや様は許せない』
『かぐや様は許したい』
『白銀御行は出かけたい』 - 第11話
『早坂愛は浸かりたい』
『藤原千花は超食べたい』
『白銀御行は出会いたい』
『花火の音は聞こえない 前編』 - 第12話
『花火の音は聞こえない 後編』
『かぐや様は避けたくない』
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