アニメ「ダンまち3」7話感想!愚かでもいい。その勇気は無限大。

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アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅢ(ダンまち3)」観てますか?

 

 

今回はディックスの呪われた血がさらなる混乱を生み出します。

 

ベルの言葉に心打たれたリド達と、世界を敵に回すベルの勇気に注目です。

 

 

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呪われすぎた血

 

 

ディックスが受け継ぐダイダロスの血……あまりの呪われっぷりにちょっと同情を覚える程でしたね。

 

ダイダロスの子孫であるディックスには、クノッソス完成のために動かざるを得ない強い衝動が常につきまとっているわけですが……本人としてはそんな呪縛はクソくらえ。

 

ディックスにとってクノッソスなど何の価値もない……けれどもその強い衝動せいで、冒険をしてもモンスターを殺しても何をやっても決して満たされることはない。

 

そんな中、ディックスはしゃべるモンスター「ゼノス」達に出会うこととなるのですが……人の言葉をしゃべるゼノス達は皮肉なことにディックスの歪んだ心を満たす格好の獲物になってしまった。

 

目的と手段が完全に入れ替わり……ディックスはただただ己の欲望を満たすためだけに「ゼノス」達をいたぶり続ける。

 

はっきり言って、モンスターなのはディックスのほう。

 

ダイダロスの血はもう考えられないくらいに呪われてるとしか言いようがない。

 

そんな呪いを「カース」として使うディックスは、おそらくダイダロス一族の中でも飛び抜けたモンスター性を持っている。

 

個人的にはダンまち史上最悪の存在としか思えない……一刻も早くディックスが断罪されることを期待したいですね。

 

 

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ベルッち、リドっち共同戦線

 

 

ベルっちとリドっちの共同戦線が熱かったですね。

 

ディックスに向けたベルの怒りの言葉は、呪詛の力に囚われていたリドの心を正気に戻す。

 

ベルの言葉で力みなぎるリドは、そのままベルと共同戦線を張るのですが……このときの戦闘描写が力が入っててとても見応えあるんですよね。

 

「ダンまち」はこういう正念場での戦闘になると、作画レベルが一気に跳ね上がる傾向にありますよね……こういうメリハリってとても大事。

 

ダンまちの戦闘シーンのBGMはいつ聞いてもかっこいい……そしてたいていの場合、ベルも「アルゴノゥト」を発動させるから見ててテンション上がるんですよね。

 

さすがのディックスも二人の連携の前には分が悪く……それはもう気持ちいいくらいぶっ飛ばされていましたね。

 

やっぱり戦闘はこうでなきゃ。

 

 

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アステリオスが強すぎる

 

 

ミノタウロスのゼノス・アステリオスが恐ろしく強かったですね。

 

ガネーシャ・ファミリアの歴戦の冒険者達を相手に誰一人殺すことなく、全員無力させるとは……。

 

レベル5の団長ヴィルマを一撃の元に鎮めると、アイシャやリューといったレベル4の冒険者達もことごとく打ち倒す……ひょっとするとアイズたんよりも強い可能性すらありますよね。

 

最低でもレベル6以上の強さがあるということか……。

 

討伐隊を全滅させたあとは、やっぱりディックス達の元へと向かうのかな。

 

これはこれで楽しみではありますね。

 

 

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優しさの力

 

 

ベルには「アルゴノゥト」というちょっとチートな能力があるものの……ベルが持つ真の力の本質は「優しさ」や「信じる力」にあると思うんですよね。

 

ウィーネが暴走してベルに襲いかかった際にも……ベルはウィーネの心を信じぬき、命の危険を顧みず、根気強く何度も何度も優しく声をかけ続ける。

 

そんなベルの優しさに、暴走ウィーネは熱い涙を流すんですね……これには悪党どももポカーンとしていましたね。

 

といってもこれは改心したとか、そういう流れのヤツではないんですけどね。

 

ただこの一瞬の間が個人的には感動のツボに入っちゃう。

 

ディックスにとっては真逆の効果しかなかったけど。

 

ベルはまだレベル3の冒険者かも知れないけれど……この優しさと信じる力に関してはレベル7にも匹敵するんじゃないかと思いましたね。

 

 

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グロスがちょっとデレてきた

 

 

暴走したウィーネを助けるべく、ベルは後を追うのですが……そんなベルの様子を見てグロスがほんの少しだけですがデレてきていましたね。

 

フェルズに対しては全幅の信頼を置いてはいるが、ベルのことはまだ信用できない。

 

けれどもベルの行動を阻害するようなことはせず、本当に信頼できるかどうかを自分の目で直接見極めようとするなど、随分と態度は軟化しているように見えた。

 

リドもそんなグロスの変化を嬉しく受け止めているようで……危急の場面ながらもゼノス達の一体感がさらに増したように見えましたね。

 

個人的にはグロスとベルが仲良く会話するシーンが早く見たいところですね。

 

 

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フェルズからにじみ出る人間味が好き

 

 

フェルズは今でこそモンスターとなってしまったわけですが……その本質は間違いなく人間そのもの。

 

男とも女とも判別できず、あまり感情を覗かせない部分はあるものの……今回のフェルズはベルの行動に大きく心動かされているようでしたね。

 

ディックスに放ったベルの言動には間違いなく熱くなっていたし、ウィーネを追うベルを回復すべくすぐについていくあたり、もう完全にベルから目を離せないようだった。

 

またベルをエリクサー相当の完全回復魔法で全快させた後は、飛ぶように走るベルを見て「マジか」とぼそっと呟くなど、思わずこっちが「マジか」ってなった。

 

フェルズ、けっこう人間臭えな……今後はもっとこういう一面をバンバン打ち出していって欲しいですね。

 

 

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愚かでもいい。その勇気は無限大。

 

 

地上に出たウィーネを待ち受けていたのはロキ・ファミリアの冒険者達。

 

アイズとウィーネの間に挟まれ、ベルはかつてないくらい混乱の極みに陥るわけですが……そんな心グラグラ揺れる状況の中、ベルが選択したのはウィーネを守ることだった。

 

正気を保ててるのかどうかわからないような状況の中、ウィーネを守るべく、ロキ・ファミリアの前に立ちはだかるベルの勇気……ヘルメスは「愚か」と言っていたけど、個人的にはベルの勇気にただただ感服するばかりだった。

 

街中の人々から敵意ある視線が向けられる中、その敵意の真ん中に立つ勇気……確かにはたから見たらとても正気には思えない「愚か」な行為にしか映らないだろうけど……事情を知る者から見れば、ベルほど勇気ある者は神々の中にもいないと思うに違いない。

 

おそらくヘルメスの「愚か」にはそんな意図が含まれていたんじゃないでしょうか。

 

これはもう刮目するしかありませんよ。

 

 

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まとめ

 

今回は、アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅢ(ダンまち3)」第7話「獣の夢(ディックス・ペルディクス)」を視聴した感想について書きました。

 

ダイダロスの血に呪われたディックスの暴走は、その呪いを所構わず拡散するかのように、周囲を呑み込んでいくわけですが……ロキ・ファミリアの登場はさすがのベルも心のダメージがデカかった。

 

一番楽な道はウィーネをモンスターとして処断してしまうことなんでしょうけど……今のベルにはもうそんな選択は存在しない。

 

今回のベルの行動は、ある意味世界のすべてを敵に回すような「愚かな」ことなのかもしれないけど……そんなベルだからこそ見ていて心動かされるものがあるんですよね。

 

次回がとても楽しみです!

 

以上、アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅢ(ダンまち3)」第7話の感想でした!

 

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