アニメ「ドロヘドロ」観てますか?
前回は心と能井という二人のデカくてヤバい魔法使いが登場していましたが……今回はその二人がカイマン&ニカイドウと戦うことに。
「リビングデッド・デイ」というお祭りイベント(?)の最中での彼らの決闘シーンに注目です。
というわけで、今回はアニメ「ドロヘドロ」第3話「死者の夜――決闘! 中央デパート前――」を視聴した感想について書きますね~。
恐怖と言いつつ絶対楽しんでる「リビングデッド・デイ」
一年に一度の恐怖の夜……といいつつもホールの連中、絶対「リビングデッド・デイ」楽しんでますよね。
「リビングデッド・デイ」とはホールの街に溜まりに溜まった魔法使いの煙によって、死者が墓地から蘇るという現象のこと。
そして蘇ったゾンビ達をひたすらぶっ殺すイベントなんですね……なお今年のスローガンは「止まるな殺せ」。
恐怖といいつつも、ゲットしたプレート数に応じて景品とか用意したり、塩撒きますね♪って張り切ったりと……とても怖がってるようには見えませんよね。
むしろ楽しむ気まんまん……祭りの提灯飾ったり、夜店も出てたし。
たぶんハロウィンとかお盆みたいなノリなんだと思う……後片付けが大変そうだけど。
そしてニカイドウは景品の精肉機狙いと来た……きっとカイマンに美味しい餃子食べさせてあげたいんでしょうね……仲いいなチクショウ。
それにしても死者が蘇るの防ぎたいのならば、土葬じゃなくて火葬にすればいいのに……しかもわざわざ埋葬時にプレートも一緒に埋め込んでるというし。
ホールの街の人間には死者を弔うという気持ちが全く感じられない…。
「リビングデッド・デイ」……とにかく楽しそうでしたね。
能井の治癒魔法がスゴい
能井って実は凄腕の魔法使いだったんですね……恵比寿に施した治癒魔法が凄かった。
ズルむけの顔面の皮膚だけでなく、切断された腕まで再生していましたからね。
心と早食いや殺人の競争をしてるときは、ただただバカっぽい印象が強かったけれど……戦闘能力だけでなく治癒魔法まで使えるなんて、ちょっとチート過ぎませんかね?
さすが心の相棒を努めているだけのことはありますね。
呑気な二人の魔法使い
ゾンビ達がたくさんうごめく中、心と能井の二人が随分と呑気にくつろいでいましたね。
心は呑気に昔食い逃げした店を見つけて語ってるし、能井はホールにはいつもゾンビがいるのか? とか言ってるし……その間、一緒についてきた藤田はビビリっぱなし。
なお、ゾンビがいることについての心の回答は「ファンタジー」……藤田が「ホラーでしょ!」とツッコんでいましたね。
本当はカイマンとニカイドウを追ってホールに来たはずなのに……いつの間にかどちらがより多くゾンビを倒せるか、賭けまで始めてしまった。
心と能井…ほんと呑気な魔法使いだなぁ…。
【カイマンvs心】&【ニカイドウvs能井】
絶賛リビングデッド・デイの最中、カイマンとニカイドウが心と能井に遭遇してしまいましたね。
カイマンは心と、ニカイドウは能井と対決することになるのですが……心と能井が想像していた以上に強い。
カイマンの鋭いナイフ捌きは、心の釘抜き付きハンマーにことごとく阻まれ、まったく攻撃が当たらない……それどころか蹴り倒される始末。
一方ニカイドウのほうは動きのキレについては能井を上回っているものの、能井の鍛え抜かれた肉体の前にはクリティカルになりにくい。
ニカイドウの攻撃を受けて尚怯むことはなく、圧倒的なタフさとパワーを見せつけて、ニカイドウを吹き飛ばしていた。
ニカイドウがやられたのを見てカイマンも怒りの反撃を見せるものの、心はすべての攻撃を受け流し、逆にカイマンの頭部にハンマーを叩き込んでいた……この間の二人ともいい殺陣してたんですけどね。
けれどもカイマンもヤラレっぱなしというわけではなく、心が油断した隙きをついてナイフを一刺し……そして口をパックリと開けていつもの口の中の世界へ誘い込む。
結果は残念ながら「違う」とのこと……そして心の反撃によりなんとカイマンは首をはねられてしまった…。
もう少し接戦になるかと思っていたけれど……残念ながらほとんど相手になっていなかったですね。
心と能井、この二人ほんとうに強いな…。
ニカイドウは魔法使い
ニカイドウって実は魔法使いだったんですね。
ニカイドウは、カイマンが首をはねられるや否や、死んだふりから立ち直り、魔法で開いた扉で逃亡……本人曰く「もう二度と使わないつもり」だったとのこと。
転移先にてたまたま遭遇したバウクス先生に助けられるも…魔法使いであることを知られてしまった……といってもカイマンに言った所でバカにされただけでしたが。
ニカイドウが魔法使いであることは、カイマンにすら秘密にしていたようでしたが……もう友達でいられないかもしれない、と不安にくれるニカイドウには一体どんな事情があるんでしょうね?
でもカイマンはというと勝手に病院を自主退院して、電動精肉機をみやげにニカイドウに「友達の約束は守らないとな」とか言ってたから、とりあえず友達は続行のようで安心した……カイマンいいヤツだな。
そんなカイマンをみてホッとするニカイドウを見て私もホッとしました。
気の毒な恵比寿
それにしても今回の恵比寿もなんだか踏んだり蹴ったりでしたね。
せっかく能井に顔と手を修復してもらったにも関わらず、頭の記憶が戻らないまま、今度はゾンビになってしまった。
ゾンビに噛まれた者はゾンビになる……そしてもれなく恵比寿もゾンビになったわけですね(涙)
魔法使いの世界に連れ帰るも、恵比寿の体は腐敗が進み、黄色い唾液を垂れ流しながら「生肉ぐいたい!」と叫ぶ姿はただただ気の毒としかいいようが無かったです。
思えば恵比寿は登場した時から、ずっと翻弄されっぱなしですよね。
この娘がまともだったシーンなんて、まだ一瞬たりとも見たことないんですけど……もうずっとこの調子でいくスタイルなのかな?
とりあえず……がんばれ、恵比寿。
とりあえず、カイマンの首を解剖だ!
首を撥ねられても、新しい首が生えてきて、何事もないかのように生きているカイマン……もういろいろと謎に包まれすぎていますよね。
撥ねられた首はバウクス先生が丁寧にホルマリン漬けにして持ってきてくれたものの……その首はニカイドウ曰く「まじまじ見てるとやっぱり吐きそうになるなぁ」とのこと…けっこうズケズケ言うようね…本人の前で。
でもこう見えてカイマンも実は堪えているようでしたね。
カイマンの悪夢の中に出てくる男や、ニカイドウが語ってくれたカイマンとの出会いの様子を聞くに連れ、カイマンの中で「自分は何者なんだ?」という思いがだんだんと強くなってきたんでしょうね。
だったらバウクス先生が言っていたように首を解剖するっきゃない!
ということで、カイマンの首を解剖することになるんですが……ニカイドウが当たり前のように解剖の様子をビデオカメラで撮影しているのが妙に生々しくてリアルだったなぁ…。
しかし、突然の停電により病院は真っ暗闇になり、ブレーカーを探しに行くことに。
そして突如聞こえた「暗闇だ」という謎の声をきっかけに、カイマンは昔自分が倒れていたという謎の路地を見て呆然とするんですね。
復電して明るくなると、今度は解剖中だったカイマンの首がなくなってしまうという……もう病院の怪談ですよね。
停電中も回り続けていたビデオカメラには、残念ながら首を持ち去った者の映像は映ってはいなかった……ただ復電前の「暗闇だ」の声についてはしっかりと録音されていましたが。
カイマンの謎を探るための、首の解剖だったというのに……「暗闇だ」の怪現象のせいでさらに謎が深まった感じでしたね…すべては混沌の中、ですね。
まとめ
アニメ「ドロヘドロ」第3話「死者の夜――決闘! 中央デパート前――」を視聴した感想について書きました。
「リビングデッド・デイ」というフザケたイベントの最中に勃発した、カイマンvs心、ニカイドウvs能井の戦いは、もうほとんど相手にならないくらいの惨敗でしたね。
心と能井、二人の魔法使いは想像していた以上の戦闘力を有していたわけですが……これ例え再戦したところで勝てる気がしないんですけど…再戦するのかな?
また、ニカイドウが実は魔法使いだったことにも驚きましたが、カイマンが首を撥ねられても死なないことにはさらにビックリさせられました……しかも新たに生えてくる。
そして、余った首はホルマリン漬けにした後、解剖に回すというシュールな状況に……もうやることなす事すべてが混沌としているな…。
次回も混沌としてるんだろうなぁ……とても楽しみです。
以上、アニメ「ドロヘドロ」第3話の感想でした!
- 第1話『カイマン』
- 第2話『袋の中/食事中はお静かに/隣の町の魔法使い』
- 第3話『死者の夜――決闘! 中央デパート前――』
- 第4話『鴨のロースト魔法使い添え/舞踏会へは正装でおこしくださいませ/ゆく年くる年in”ホール”』
- 第5話『魔法の国のカイマン』
- 第6話『キノコの山は食べ盛り/はじめてのケムリ/マンホール哀歌(エレジー)』
- 第7話『オールスター☆夢の球宴』
- 第8話『いい日、旅立ち/ラララ怪人くん/いい日、旅立ち2/ゴージャス&モリモリ/ブルーナイト・ランド』
- 第9話『嗚呼、『花煙』/すてきなミートパイ/珍キノコ出現!!』
- 第10話『ロンリー・カイマン/ナイトメア・ビフォー/まんじゅうコワイ』
- 第11話『ザ・ボス/屋台で逢いましょう」
- 第12話『思い出スクールデイズ/ボーイミーツガール=バトル!/ゆびきりげんまん』
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