アニメ「ぼくたちは勉強ができない(第2期)」観てますか?
今回から前後編にわたり古橋メイン回。
唯我家に家出する古橋に注目です。
若くて可愛い恋愛脳母
成幸の母ちゃん・花枝が学校でずいぶんと活き活きしてましたね。
担任の先生からは「若くて可愛い」と評され、学校内でキスする生徒をみってキャッキャとはしゃぎ、古橋こと「ふみちゃん」と成幸をくっつけようと画策する…恋愛脳母め。
でも、三者面談で見せた成幸の様子には、年相応の親御さんらしい一面を見せるなど、なかなか好ましいギャップを持ってるところがいいんですよね。
古橋もずいぶんと懐いてるみたいだったし、ある意味いつでも唯我家に来てもいい状態だと思う。
三者面談よりストーキング
古橋の父・古橋零侍の印象がかなり悪かったですね。
娘の将来にかかわる三者面談には来ずに、数学の天才・緒方理珠に熱烈な勧誘をするなど親としてはあるまじき行い…しかもストーキングの疑いあり。
元祖理珠たまストーカーの関城紗和子を差し置いての伯仲堂々のストーキング……関城でさえ2年間の盗撮を経てお近づきになれたというのに…!
でもどちらかというと関城のほうがアウトな香りが…NO盗撮。
とはいえ関城の場合、思考が完全に緒方ファーストだから、緒方が嫌がることを強要することはまずない…だからいくらでも愛の逃避行をするがいい…北がいい。
それにしても古橋も難儀な父親を持ったものですよね…もうほとんどネグレクト状態じゃないですか。
だから胸の成長が遅れてるのかな…関係ないな。
零侍は数学には「情緒」が大切とか言ってましたけど、まずは自分自身の「情緒」を安定化させることをオススメする。
そして娘の三者面談に出ろ。
ようこそ唯我家へ(水希は含まれておりません)
古橋が唯我家へ来ちゃいましたね…嫁入ではなく家出で。
古橋も父・零侍とのケンカで引くに引けなくなったこともあるんだろうけど、気持ちは非常によく分かる…というかむしろ今までよく我慢してたと思う。
そして古橋の家出を引き受けた成幸はとてもエロい…いやエライ。
もちろん唯我家は古橋の家出を大歓迎…約1名を除いて。
重度のブラコンをこじらせた妹・水希だけは、並々ならぬ敵意をむき出しにしていた。
着替えの貸し出しを拒否した結果、成幸の服を貸すこととなり、ダメージを受け。
風呂に一緒に入ったと思ったら、成幸は巨乳派という憶測で古橋の急所を的確に突いていた…ぐぬぬ。
兄のことを褒められると嬉しいけど、お付き合いすることはない、というとどこが不満かと怒り出す…めんどくさ。
しばらくはギスギスとした関係が続くことになりそうです…めんどくさ。
ドキドキハミガキ
いつも疑問に思うんですけど、どうして二人一緒にハミガキするんだろう…?
それはさておき、成幸と古橋のハミガキシーンが甘酸っぱくてよかったです。
古橋が成幸の服を来て、髪をかき上げながらウガイする仕草や、さりげなくコップを成幸に渡すところなど、普段からの二人の距離感の近さを感じさせるものがありますよね。
古橋が「新婚さんみたい」と思うのも無理はない…成幸は口に出して言ってたけど…「間接キス」まで言う必要はなかったと思う。
こういうドキドキするハミガキシーン……好きやで。
古橋の母は数学の天才…でも娘は文系の天才
文系の古橋はきっと母親に似たんだろう…と思っていたら、古橋の母・静流は数学の天才だったんですね…もちろん緒方ではありません。
ちなみに緒方は今ごろ北の方にいると思われます…関城と一緒に。
母・静流は古橋が幼い頃に亡くなったのですが、父・零侍はその悲しみからなかなか立ち直ることができず、その結果、今の親子のような関係になってしまったわけですね。
幼いながらに父を喜ばせようと数学を頑張る古橋の姿がとっても健気で泣けてくる。
一方、そんな娘に手を上げてしまう父・零侍はやっぱりどこか欠落してるように思えてならない。
こんな環境でどうやったら今のような優しい古橋に成長できるんだろう。
というか何故に理系ではなく文系の才能があるんだろう…隔世遺伝なの?
古橋文乃、不思議な子ですね。
なぜ匂いをかぐんだ
唯我家で無事一夜を過ごした古橋でしたが、その弊害が思わぬところで現れていましたね。
ダッシュ登校のすぐあとに、合同マラソン授業…からのうるかコンボ。
前日と同じキャミソールの指摘はまだしも、シャンプーの匂いまで嗅ぐかな普通…水泳女子的にはシャンプーの匂い嗅ぎはデフォルトなんですかね?
これでもしも成幸の匂いまで嗅がれてしまったらどうなるんや…ポクチーン。
でも今度は成幸に匂いを嗅がれてしまうわけですが…「近い近い! いい匂い!」だそうです。
個人的にはもっと詳しい感想を聞きたいところです。
母・静流のノートPC
古橋んちにて大量の衣類の運び出し潜入中に、偶然見つけ出したのが亡き母・静流のノートPC。
「☆」という名の謎ファイルを発見したわけですが、あと1回入力に失敗するとファイルが全削除されてしまうという恐ろしいパスワードロックが仕掛けられていたんですね。
おそらく零侍が何回かチャレンジしたんでしょうけど、結局解除できずに今に至る…といったところでしょうか。
これはもう古橋が解除するしかないヤツですよね。
このイベントが娘と父の関係にどのような影響を及ぼすのか……絶対にいい話になること間違いなしですよコレ。
まとめ
アニメ「ぼくたちは勉強ができない(第2期)」第9話「最愛の星に[X]の名を(前編)」を視聴した感想について書きました。
今回は古橋の家庭環境にまつわるセンシティブなお話でしたね。
古橋って成幸の次に苦労人だと勝手に思ってるんですけど、家庭でも随分と苦労をしてきたんだなぁ、と改めて実感しました。
あの父親相手では家出するのも無理はない…結果、唯我家にお邪魔することになるわけですが…いい新婚カップルぶりだったと思う。
個人的には一番好きなヒロインは桐須先生なんだけど、成幸と一番お似合いだと思うのは古橋なんですよね。
だから今回の古橋の家出は嫁入りの予行演習だと思ってる。
次回もとても楽しみです。
以上、アニメ「ぼくたちは勉強ができない(第2期)」第9話の感想でした!
- 第1話『天才と彼はその[X]なる判定に銘々慮る』
- 第2話『先人の誇りは時に[X]どもの事情と背反す』
- 第3話『天才は変遷する季節と[X]模様に憂う』
- 第4話『時に天才は限定された[X]において奮闘する』
- 第5話『心尽くしの賜物は時に[X]の錯綜となる』
- 第6話『彼らは安んぞ面する[X]の志を知らんや』
- 第7話『人知れず天才は彼らの忖度に[X]する』
- 第8話『ゆく[X]の流れは絶えずして…』
- 第9話『最愛の星に[X]の名を(前編)』
- 第10話『最愛の星に[X]の名を(後編)』
- 第11話『祭のはじめは矢継ぎ早 彼らに[X]が降りかかる』
- 第12話『祭の騒ぎは留まらず[X]どもは茨の道を往く』
- 第13話『祭の終わりは寂しくも華やかに[X]どもを祝福する』
- 第1話『天才と[X]は表裏一体である』
- 第2話『魚心あれば、天才に[X]心あり』
- 第3話『天才は[X]にも心通ずるものと知る』
- 第4話『彼女が天才に望むもの即ち[X]である』
- 第5話『林間の天才は[X]に迷走する』
- 第6話『天才[X]たちは、かくして勉強ができない』
- 第7話『前任者の秘匿領域は[X]な有様である』
- 第8話『天才の一挙手一投足は時に[X]を翻弄する』
- 第9話『禁断の地にて彼は、[X]が為奮闘する』
- 第10話『かの新天地にて迷える子羊は[X]と邂逅する』
- 第11話『威厳ある先任者は時に[X]にかしづく』
- 第12話『天才は時に[X]をともに分かち追懐する』
- 第13話『天才の目に天の光はすべて[X]である』
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