アニメ「魔法科高校の劣等生 来訪者編」観てますか?
アニメ第1期は2014年に放送され、劇場版も2017年に公開。
そして原作小説は2020年9月10日に完結という流れの中、今回晴れてアニメ第2期の放送が開始されたわけですが……思いの他時間が空いたように感じるのは私だけ?
もっと早くに制作してくれても良かったんじゃないの? というモヤモヤした気持ちを押し殺しつつ、とりあえず第2期の1話目についての感想について書きたいと思います。
灼熱のハロウィンのインパクト
アニメ第1期で達也が放った戦略級魔法「マテリアル・バースト」は、後に「灼熱のハロウィン」と呼ばれることになるのですが……その衝撃はアニメ第2期においても健在でしたね。
達也が「劣等生」と呼ばれる所以は、この能力を持つことに起因するということもあり、第1期の終盤でのこの大規模な破壊行為は、今まで蓄積したもの解放されるようなインパクトがあったと思う。
よって第2期の冒頭でも、その事に触れるのは必然で……むしろそこに触れないことには、今回の話、そもそも始まりませんしね。
赤髪金眼の総隊長
スターズ最強の総隊長、アンジー・シリウスがかっこよかったですね。
荒々しい赤髪、いかつい覆面、そしてCVを務める日笠陽子の力強い口調が、強者の風格を醸し出していましたね。
今回の任務は裏切り者の同胞の始末ということもあり、仮面の裏側からは苦々しさがにじみ出てた。
そんなアンジーの姿は幻術によるもので……本当の彼女の姿は金髪碧眼の普通のJKだったりするんですよね。
赤髪金眼のアンジーもいいけど、金髪碧眼のリーナもいい……この大きな二面性から生じるギャップこそが、この総隊長の最大の魅力なんだと思いますね。
金髪碧眼のポンコツJK
リーナは雫との交換留学という形で、日本へとやってきたわけですが……彼女の任務は「灼熱のハロウィン」の犯人である達也にあったんですね。
リーナは高い戦闘能力は持つものの……潜入捜査には超不向き。
初詣の際には独自調査の上、自らコーデした独特の和洋折衷な衣装で浮きまくり……達也に接触する前からあからさまに不審がられ。
日本の拠点に戻った際には、部下に日本のファッション事情についてスパルタ教育を受ける羽目になり、涙目になっていた。
学校で達也たちに紹介された後は、深雪と魔法対決で負け越し、達也に愛称で軽く探りを入れられて、家に帰るころには完全にスターズの総隊長だと断定されてた。
でもそれも無理ないか……事前に真夜から情報があった上、USNAからの交換留学とくれば、他に選択肢なんてないですもんね。
とはいえ、リーナ自身も腹芸や小細工といった類はあまり得意ではないらしく……身元がバレるのを覚悟の上で達也に揺さぶりをかけるなど、スターズの総隊長とは思えないくらい軽挙妄動の度が過ぎていた。
リーナって戦闘以外はかなりポンコツのような気がする……でもそこが彼女の魅力であると言えなくもない…。
ハイレベルなクオリティは6年越しでも健在
「魔法科高校の劣等生」はアニメ第1期が2014年に放送されたのですが……その時の制作会社は知る人ぞ知る「マッドハウス」。
そして今回のアニメ第2期は、2017年の劇場版と同じ「エイトビット」という制作会社なんですね。
第1期からの放送からは6年、劇場版アニメからは3年の月日が空いており、なおかつ制作会社も違うということ、更にはコロナ渦の影響で放映時期も3ヶ月遅れたことから、正直心配してたんですよね。
今回の第1話を見る限り、クオリティ的にはまったく問題なかったですね。
2014年のアニメ第1期は、恐ろしくハイレベルなクオリティで作られていたので、今回の第2期も同じくらいのクオリティを担保しててくれたら嬉しいな~と思ってたんですよね。
6年越しで、コロナ渦を経ても、健在のハイクオリティ……今期の「魔法科高校の劣等生」も安心して観られそうで何よりです。
まとめ
アニメ「魔法科高校の劣等生 来訪者編」第1話「来訪者編Ⅰ」を視聴した感想について書きました。
第1期の放送から6年の間が空いたものの……物語の中ではそれほど時間は経っておらず、あの「灼熱のハロウィン」も記憶に新しい中での再スタートに、当時の記憶がふたたび蘇るような心地でしたね。
スターズの総隊長が達也たちと同じ学校に交換留学生としてやってくるシチュエーションは単純に新鮮に感じられるし、何よりリーナという一人の少女の魅力は、第2期のスタートを飾るにふさわしいものだったと思う。
達也的にはまた面倒ごとに巻き込まれることになり、苦労が続くことになるのでしょうが……イチ視聴者としては、そういう展開こそ面白い。
次回がとても楽しみですね。
以上、アニメ「魔法科高校の劣等生 来訪者編」第1話の感想でした!
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