アニメ「アルテ」観てますか?
今回はついにアルテがヴェネツィア入りしていましたね。
レオ親方の言葉の真意と、曲者な教え子カタリーナに注目です。
はやくもアルテ・ロス?
アルテのヴェネツィア行きは、普段から親しくしている人達にとっても少なからぬ衝撃だったようですね。
ヴェロニカからは「あなたのいないフィレンツェなんて…」とありがたいお言葉を頂戴。
針子のダーチャもアルテから字を習っていることから不安げな様子を見せていた。
また、同業のアンジェロもアルテのヴェネツィア行きを知って、慌てて駆けつけるなど、あらためてアルテという少女の存在の大きさを改めて実感した。
ちなみにダーチャとアンジェロは今回が初顔合わせ……ということでアンジェロがダーチャの手を握ったところ……イケメンに対する免疫が著しく低いダーチャは気を失って倒れそうになっていた……この子そういうキャラなのね。
ただ今回のヴェネツィア行きは半年間限定の契約……また戻ってくるから永遠の別れというわけではないものの……寂しいものはやっぱり寂しい。
たとえ半年とはいえ、アルテ・ロスが起こるのはある意味仕方がないのかもしれない。
アルテの可能性を信じてる
ヴェネツィアに旅立つアルテに対するレオの度量が大きかったですね。
弟子入りしたての頃は、同業者に目の敵にされ、逆境につぐ逆境ばかりだったけれど……頑張り続けた結果、アルテはその努力を認められ、フィレンツェにも随分と馴染んできた。
いつも一生懸命で明るく人懐っこいアルテの存在は、レオ自身も過去の自分と重ね合わせるところも多々あり、それなりにシンパシーも感じてる。
それに何より、アルテの頑張りはレオが一番よく知っている……ある意味、レオにとっては一番教え甲斐がある時期だと思うんですよね。
そんな中での突然のヴェネツィア行き……ユーリの説得にも一理あったことから、レオの中にもある種の迷いが生じたんでしょうね。
レオ自身がアルテの可能性を制限してしまっているんじゃないか、と。
そんな思いから出た言葉が「戻ってこなくてもいい」だったんですね。
ただ残念なことに、アルテはその言葉を額面通りに受け取ってしまった……要するにいらない子だと。
けれども、そのあたりはユーリが上手に翻訳してくれたおかげで、なんとかアルテにもレオの真意は伝わった……これで心置きなくヴェネツィアでカテキョできるってもんですよ。
あとは、アルテがどれだけ自分の可能性を広げることができるのか…?
半年後のアルテがどのような成長を見せ、どのような心境にいたるのか……とても楽しみですね。
変なカテキョと問題児
ユーリの姪のカタリーナ……かなりの曲者のようでしたね。
このカタリーナは性格的にユーリにとても良く似ているらしく、ユーリが好きなものはカタリーナも好む傾向がある。
故にアルテも気に入られる……かと思いきや、カタリーナの反応はすこぶる悪く……眠くなったから寝るという。
ユーリや母親の前ではコミュ障の猫をかぶりつつ、アルテの前ではまったく真逆の素を見せる……なるほど、こうやって数々の家庭教師を撃退してきたのか…。
とはいえ、アルテもどちらかというと普通じゃない。
クソ重たい荷物を男性に任せず自力で4階まで運んだり、使用人のダフネに明るく握手して「変な人」と認識されたり……到着して間もないにも関わらず、なかなかの第一印象を振りまいていた。
だから、カタリーナくらいクセが強くないと、アルテとはとうてい釣り合わない。
変なカテキョと問題児……楽しい半年になりそうですね。
まとめ
アニメ「アルテ」第8話「新天地」を視聴した感想について書きました。
ついにアルテがヴェネツィア入りしたわけですが……ユーリの姪カタリーナが想像していた以上に曲者でしたね。
母親とユーリはこの少女の本性をどこまで知っているんだろう……まさか全く知らないなんてことはないとは思うけど……個人的にはこのあたりがとても気になる。
一方、レオ親方との別れは、それほどしんみりしたものにはならなかったものの、レオの言葉はこれから半年の間、ずっとアルテの中で大きな課題として残り続けていくんでしょうね。
とりあえず「悩む前に仕事をしろ」という名言だけは、きっちりと実戦し続けていって欲しいところです。
次回もとても楽しみです。
以上、アニメ「アルテ」第8話の感想でした!
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