「アルテ」6話感想!その頑張りは必ず誰かの目に止まる

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アニメ「アルテ」観てますか?

 

アルテ 1巻 (ゼノンコミックス)

 

今回は同業組合の職人達と合同でフレスコ画を制作。

 

男だらけのアウェー空間でアルテが一生懸命頑張る姿と、そんな頑張りが報われる様子に注目です。

 

 

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顔面セーフ? いやアウト!

 

 

アルテの活動の場である当時のフィレンツェも不況の煽りを受け、年々組合への加入者が増えているとのこと。

 

そして工房で亡くなった人は組合にて葬儀をする義務があったそうですが……そんな場に女性であるアルテが顔を出したのはやっぱりよろしくなかったようで。

 

案の定他の徒弟達に絡まれてしまっていた……「女だから」とか「女のくせに」というだけの理由で絡まれてもどうしようもないですよね。

 

幸い懇意にしているダニロ工房のアンジェロ達も来ていたことから、アルテが孤立することはなかったものの……やっぱり理解は得られない。

 

今回は葬儀ということで、めでたい場でもないこともあり、いつにも増してアルテに対する風当たりは強い……。

 

結局そのことをきっかけにカルチョという名の喧嘩が勃発……止めようとしたアルテはというと顔面にボール食らって一発KO……誰だアルテにぶつけたヤツはっ!

 

ところでこのカルチョって顔面はセーフになるのかな……アルテに当てたヤツは間違いなくアウトだけど。

 

 

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アルテはスケープゴートなんかじゃない

 

 

葬儀の場で思わぬ形で悪目立ちしてしまったアルテ……カルチョでKOされた次は不況のガス抜き対象としてロックオンされてしまうんですね。

 

どういうわけか女人禁制の職人の世界において、アルテという女性の存在はただそこにいるだけで周囲を苛立たせてしまう……。

 

けれどもそれはあくまでも本当のアルテを知らないから。

 

ということで、大勢の職人達で取り組むフレスコ画制作作業にて、アルテの働きっぷりをチェックすることになるわけですが……これはある意味アルテにとってはまたとないチャンス。

 

ただ黙ってスケープゴートにされてしまうようなタマではないところをしっかりと見せつけて欲しいところです。

 

 

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空気は読むものじゃない。

 

 

いざフレスコ画の現場に入るも……やっぱりアルテに対する目線は厳しい。

 

一応レオの言いつけどおり、10日間フレスコ画の下地塗りの練習はしてきたものの……アルテにとってフレスコ画はほとんど未知の領域に等しい。

 

そんなアウェーづくしな環境の中でも、今のアルテは物怖じするどころか、「よろしくお願いしまーす!」と大声で皆さんにご挨拶……これにはさすがのレオも半ば呆れ気味だった。

 

普段からずっと男社会に揉まれていることと、生来の負けん気の強さもあって、アルテのメンタルがまた一段とパワーアップしとる……。

 

というか単純に空気を読めない……というかこれはわざと読んでませんよね。

 

アルテにとって空気は読むものじゃなくて、大声で挨拶するためにあるのかもしれない。

 

 

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ブルーワーカー・アルテ

 

 

フレスコ画制作といってもアルテが担当するのは、ほとんど画材や材料の運搬ばかり。

 

足場を組んだ広い講堂内を重い荷物を抱えながら、何度も、何度も、何度も、何度も、朝から晩まで往復する……それこそ他の工房の徒弟達がドン引きしてしまうほどに。

 

レオ、本当に容赦ないな……それだけアルテのことを信用しているともいえるけど。

 

また、アルテもそんなレオのことを信頼して、一切弱音を吐かずに己の仕事に専念する……そんな様子見せられたらさすがにイチャモンなんてつけらませんよね。

 

ただ、アンジェロだけはそんなアルテに対して、レディーファーストの精神で優しく接し続けるのですが……。

 

以前のアルテなら女扱いされることに気分を害していたのに、今の成長したアルテは素直にその好意に感謝することができる……だからといって決して甘えることはない。

 

アルテ、本当に成長したなぁ……。

 

イチ徒弟としてレオの指示を淡々とこなすアルテさん……もう立派なブルーワーカーと化してましたね。

 

 

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その頑張りは必ず誰かの目に止まる

 

 

今回のアルテの頑張りは、いつもより多くの人の目に止まることになり……結果的にはアルテにとってプラスに働くことになったと思う。

 

レオの厳しい指示に不平を漏らさず己の職務を遂行するアルテの姿は、これまでの風評を吹き飛ばすに十分な効果があった。

 

画家組合の役員長であるアロルド親方は、レオに対してアルテのことを褒めるばかりか、可愛くて仕方ないだろうなどといって、役員会でも便宜を図ってくれるように言ってくれた。

 

一番アルテにつっかかっていた徒弟もアルテのカルチョ参加を快諾していたし、何より大勢の徒弟達がアルテの頑張りを直接その目で目撃していた。

 

そして、アルテの仕事を楽しむ精神はアンジェロにも新たな気づきをもたらしていた。

 

また、直接的にはアルテを見てはいないものの……最後に登場した貴族のユーリは、優しいタッチで描かれたアルテの練習画にとても興味を示していたし。

 

アルテの頑張りが誰かの目に止まるとなんだか無性に嬉しくなるなぁ…。

 

それに今回のフレスコ画制作への参加は、アルテの今後に大きな影響を及ぼすのかもしれませんね。

 

 

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まとめ

 

アニメ「アルテ」第6話「同業組合」を視聴した感想について書きました。

 

今回は他の工房の職人達と合同でのフレスコ画制作ということで、ただ一人女性であるアルテにとってはめちゃくちゃアウェーな環境だったわけですが……。

 

当の本人はというとそんな逆境をものともせず、ツライながらも実に楽しそうに仕事に取り組んでいましたね。

 

そんなアルテの頑張りに周りの様子が徐々に徐々に変わっていく様子がなんともたまらなく心地良く、報われ感がとにかく半端なかったですね。

 

また、最後に登場した貴族のユーリはアルテの絵のタッチに興味を示していた様子がとても印象に残りました。

 

次回がとても楽しみです。

 

以上、アニメ「アルテ」第6話の感想でした!

 

アニメ『アルテ』感想一覧 2020年4月~6月

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