アニメ「アルテ」4話感想!恋を巧みに操る女ヴェロニカ

【当ブログでは記事内に広告を含む場合があります】
漫画・アニメ・映画

アニメ「アルテ」観てますか?

 

アルテ 1巻 (ゼノンコミックス)

 

今回はコルティジャーナのヴェロニカがアルテに仕事を依頼します。

 

アルテとヴェロニカ……二人が友人になるまでの過程に注目です。

 

 

スポンサーリンク

ヴェロニカからアルテへお仕事の依頼

 

 

コルティジャーナのヴェロニカに肖像画を依頼されてましたね……アルテさん。

 

謝肉祭の時の小僧姿があまりにもハマりすぎていたせいか、改めて紹介された際には同一人物だと気付いてもらうまでちょっと時間を要してましたね……アルテ、女子力だいじょぶか?

 

一方、アルテはヴェロニカの美しさに惹かれるのはもちろんのこと、室内に埋め尽くされた大量の本をすべて読破したという彼女の努力にただただ尊敬の念を抱くばかり。

 

職業差別の意識が低いアルテだからこその率直な感想に、ヴェロニカも好感を抱いた結果、アルテ個人への初めての依頼へと結びつくんですね。

 

これは一重にアルテの純粋な倫理観の賜物ともいえる……しかもギャラはいつもどおりの額とのこと……師匠的にもこんなに美味しい仕事ないですよね。

 

前回は部分的なお手伝いにとどまっていたというのに……今回はアルテ個人への初のお仕事……そりゃあテンション上がりますよね。

 

 

スポンサーリンク

恋は地獄の入り口

 

 

ヴェロニカの肖像画の仕事はそれなりに順調だったものの……レオのアドバイスの時には様子がおかしくなってしまうアルテ……とうとう叱られてしまった。

 

落ち込むアルテの様子を察したヴェロニカが相談に乗ったところ……はじめて「恋」という単語が飛び出した……けれどもアルテにはまだ実感がわかない……なにせ初めての「恋」だから。

 

本来ならばこういう場面では無条件に応援してくれるものなんだろうけど……ヴェロニカの意見は思いの他厳しい。

 

納期の延長をいとわずヴェロニカが連れて行って見せてくれたのは、かつての高級コルティジャーナの成れの果ての哀れな姿……彼女は「恋」におぼれて今のように落ちぶれてしまったとのこと。

 

ヴェロニカに言わせると「恋」は「地獄の入り口」のようなもの……その危険性をアルテに教えたかったんですね。

 

アルテはまだまだその段階にまでは至ってはいないものの……レオに対する気持ちのコントロールができてないのは確か。

 

アルテにはちょっと早かったかもしれないけれど、恋の危うさを知るヴェロニカだからこそ、今のアルテを放っておけなかったんでしょうね。

 

 

スポンサーリンク

恋を巧みに操る女

 

 

ヴェロニカは、アルテに恋の危険を教える一方で、恋を巧みに操っている……なぜなら彼女の仕事はそういうものだから。

 

わざと男を待たせて、焦らして、苦しめる……そしてさらに自分の虜にするやり方に、アルテは反発を覚えるんですね。

 

いかにもアルテらしいっちゃアルテらしい……けれどもそんなアルテにある気づきをもたらしてくれたのがいつもお世話になっているパン焼き職人なんですね。

 

客から蔑まれてアルテが謝罪を要求するも……パン職人は何も言い返すことなく、ただ笑顔を浮かべるのみ……。

 

アルテはなぜ彼が笑っていられるのかが理解できない……けれども彼にはいついかなるときでもパンを焼き続けるという矜持があると知り、アルテはハッと気づくんですね。

 

ヴェロニカもいついかなるときも男性を楽しませる努力をし続けていることに。

 

そして改めてヴェロニカと会話したところ……彼女にはアルテの想像をはるかに上回る覚悟があることを思い知らされるんですね。

 

職ではなく、その人の努力こそ尊敬する……ヴェロニカはまさしくそんな人。

 

いつか自分の力だけで生きていけるようにと夢見るアルテにとっては、ある意味対極であり、ある意味目標にもなりうる存在……それが恋を操る女・ヴェロニカなんですね。

 

 

スポンサーリンク

そして真の友になる

 

 

アルテとヴェロニカ……肖像画の依頼を通じて二人が真の友達になっていましたね。

 

アルテにとってのヴェロニカは経験豊かな人生の先輩であり、恋を熟知した魔物のような存在でもある……けれどもその笑顔は本当に可愛らしく、無数の本から仕入れた知識はただただ尊敬に値する。

 

一方でヴェロニカにとってのアルテはというと、おそらくは自分の過去と重ね合わせずにはいられない存在であると同時に、今の自分には絶対に手に入れられないものを持っている存在なのでしょうね。

 

そんな二人が惹かれ合うのはある意味、当然のことなのかも……二人を引き合わせたレオはそんな事はつゆ知らず、だろうけど。

 

ともあれ、アルテとヴェロニカの関係性……できるだけ長く続いてくれることを期待したいですね。

 

 

スポンサーリンク

まとめ

 

アニメ「アルテ」第4話「コルティジャーナ」を視聴した感想について書きました。

 

今回はアルテとヴェロニカが友達になるまでの過程が描かれていたわけなんですが……ヴェロニカが想像していた以上に魅力的かつ魔物的でしたね。

 

なにせ「恋」を操り戦う女性ですからね……ある意味魔王みたいなもんですよ…。

 

そんな魔王にアルテははじめて胸の痛みが「恋」であることに気付かされるわけですが……まだまだ実感は薄そうだったな…。

 

それに仕事に対するプロ意識がさらに強まったことにより、恋を自覚しつつも平常運転に戻るすべを身に着けていたので、おそらくレオとの恋愛は亀のごとき遅さで進んでいくんだろうなぁ…。

 

次回もとても気になります。

 

以上、アニメ「アルテ」第4話の感想でした!

 

アニメ『アルテ』感想一覧 2020年4月~6月

コメント