アニメ「推しが武道館いってくれたら死ぬ」観てますか?
今回はくまさとえりぴよの初めての出会いや、くまさとれおの推し歴史…そしてランウェイで笑って、泣いて…短冊100枚が空を舞う…そんなお話です(?)
中でも岡山ガールズフェスタでのくまさとれお、えりぴよと舞菜のシーンは必見です。
カフェでドルオタトーク
なにげにえりぴよとくまささんの会話が楽しいですよね。
はたから見れば美女と野獣みたく映るのかもしれないけれど……この二人の場合はおっさんと野獣のほうがしっくりくる。
紳士的なくまささんに対し、えりぴよはどこか肉食獣を思わせる雰囲気がある。
でもそんな二人だからこそ、同じアイドルグループの話題で盛り上がる様子がとても新鮮なんですよね。
そんな二人が話題の中心にしていたのは、岡山中の女子が集まるという岡山ガールズフェスタ。
ChamJamのメンバーも登場するとのことで、盛り上がるわけですが……チラシをよく見るとメンバーは「抽選」によるとのこと。
すぐさまやさぐれるえりぴよ……女の子が人前で鼻クソをほじってはいけない。
中心メンバーのれお、空音、眞妃が出るのはほぼ確定と思われる一方で、えりぴよが推している舞菜が出る可能性は限りなく低い…。
くまささんとしては女子ばかりのアウェーな会場に単独で乗り込む勇気がなく、えりぴよにご同行願いたいわけですが……舞菜が出る可能性が低い上、来ていく服がない……二人ともハードルが高くて飛び越えられない。
ただひとり、基さんだけが妹同行という家族構成勝ち組状態だったという…(涙)
個人的には次の2つのくまさエピソードが良かったですね。
えりぴよとくまさの出会い
えりぴよが初めて舞菜と出会った時、その場にくまささんもいたんですね。
えりぴよ曰く、その頃はまだ「モブおじさん」という扱いだった模様。
舞菜のレスについて親切に説明してくれたことがきっかけで二人は知り合ったんですけど……くまささんの回想シーンを無理やりえりぴよと舞菜の思い出話に持っていくところにえりぴよの生来の図々しさを感じました。
また、れおがいる限りセンターは不可能、と言い切る当時のくまさに対し、早くもメラメラと闘志を燃やすえりぴよがとても印象的でしたね。
くまさのれお推しいい話
くまささんのれお推しに纏わるエピソードが印象的でしたね。
れおはChamJam結成前はインディーズのアイドルグループに所属していたわけですが、いいところまで行っていたにも関わらずグループは突如解散…。
そしてくまささんはChamJam結成前からのれお推し……えりぴよと初めて出会った時にはすでに推し歴3年という古強者なんですね。
自分が世界で一番れおを好き…という矜持とともにれおを追いかけ続ける姿は、決してえりぴよに引けを取らない熱意が込もってるんだなぁ…と感じました。
ランウェイで笑って、泣いて
岡山ガールズフェスタ……生き地獄のような超アウェー空間ながらも、えりぴよとくまさが奮闘していましたね。
おしゃれな女子達が集まる空間の最前列で、不審者寸前の異質な二人は浮きも浮きも浮きまくり……まわりから突き刺さる視線とヒソヒソ話が二人の気持ちを容赦なくへし折りにかかる。
くまささんは一応ブランドもので全身をかため、えりぴよは髪をデコって、ChamJamのTシャツでワンポイントアクセントをつけるも……えりぴよの叫びには周りからの舌打ちが全集中……水の呼吸?
でも、ドルオタらしく自分の推しが登場しなくても場を盛り上げようとする姿には普通に好感が持てた…浮いてたけど。
そしてくまさの推し・れおが登場したときの演出が素晴らしかった……怖気づくくまさが勇気を振り絞って声をあげるんですけど、それら一連のシーンは声は一切発せられず、その分くまさとれおの表情に集中できた。
れおは最高のレスを返し、くまさは歓喜の涙にむせぶ……お互いアウェーな空間の中だったけど、何かいろいろと報われたような気持ちになるシーンでした。
続いてグループ内のトップカーストに位置する空音と眞妃が順当に登場するんですけど、途中で聞こえる基さんの声援に冷静に反応するえりぴよが面白い。
そして半ばあきらめていた舞菜が登場……花嫁のような衣装に身を包み、どこか儚げな表情を浮かべて、ランウェイを歩く姿はいかにも舞菜らしいな、と思った。
そんな舞菜にえりぴよは思わず声をかけるわけですが……舞菜の目にはじわじわと涙が浮かんでくるわけですよ……思わずもらい泣きしてしまいそうな、とても情感あふれる演出だったと思います。
舞菜的にはもちろん歓喜の涙だったわけですけど……残念ながらえりぴよには「嫌がられてる?」と誤認を招くことになってしまった……もどかしいなこの二人。
舞菜が舞台裏で涙を流すシーン……えりぴよに見せてあげたかったなぁ。
自宅の二階で夜空に愛を叫ぶドルオタ
岡山ガールズフェスタでの舞菜の活動報告を見て、ニヤニヤと幸せを噛みしめるえりぴよさん。
その思いを抑えきれず、夜中だというのにベランダから舞菜への愛を叫んでましたね。
ご近所の家の電気が次々と灯っていく様子は、まるで停電から復電していくようだった…奇跡?
でも近所迷惑になるから、夜中に二階のベランダから叫ぶのはほどほどにしたほうがいいと思う。
100の煩悩が詰まった短冊がぁぁぁ!
えりぴよの願いが込められたファンレターならぬファン短冊×100が虚しく宙を舞ってましたね。
相思相愛であるにも関わらず、お互いに一方通行の桃色の片思いをしているえりぴよと舞菜。
意外にもえりぴよは舞菜にファンレターを出したことがなく、舞菜もまた誰からもファンレターを貰ったことがない。
そんな舞菜の気持ちを汲んで、空音がライブにて「欲しい物」の話題を強引に振った結果……ファンレターではなく、なぜか短冊に行き着いてた。
これはえりぴよの負担を軽減するための舞菜の心遣いなんですけど……舞菜の中でのえりぴよのイメージって一体……でも否定しきれない。
結果、えりぴよは100枚の短冊に願いを書き綴るわけですが……そこにはどす黒い欲望が渦巻いていた。
- 舞菜ちゃんが毎日健康でいられますように
- 舞菜ちゃんが一生幸せでありますように
- 舞菜ちゃんがセンターとれますように
- 舞菜ちゃん出演のCMが見たいです
- 舞菜ちゃんと同じシャンプー使って同じ匂いになりたいです
- 舞菜ちゃんが武道館にいけますように
- 舞菜ちゃんとお風呂に入りたいです
- 舞菜ちゃんに降りかかる不幸は私のところへやってきますように
- 舞菜ちゃんがライブで使ったタオルが欲しいです
- 舞菜ちゃんの部屋を覗きたいです
こんな感じの物凄く濃いぃ短冊が100枚……「願い」というよりは「欲望」いや「煩悩」か…。
ただ残念なことに、スタッフがねずみの襲来を受けた事により、これら100枚の短冊はすべて夜空を舞うことになってしまった…。
二人ともめっちゃ楽しみにしてるのにっ!
この展開、ちょっとひどくないですか!?
このまま「無かった」ことにされないかどうか…いてもたってもいられない。
次回がとても心配です…。
まとめ
アニメ「推しが武道館いってくれたら死ぬ」第2話「いちばん好きでいたい」を視聴した感想について書きました。
今回は岡山ガールズフェスタでのくまささんとれお、そしてえりぴよと舞菜のシーンがとても印象的でしたね。
くまささんはChamJam結成前からのファンということで、ランウェイを歩くれおの姿には感慨もひとしおだったことでしょう。
えりぴよはまさかの舞菜登場そして涙で「嫌がられてる」と傷つきながらも、夜空に向かって愛を叫ぶ程の幸せを噛み締めていましたね。
舞菜はただえりぴよが来てくれたことに歓喜の涙を流していただけなんですけどね(笑)
そして二人が心から楽しみにしている短冊は……無常にも空の彼方へ消えてしまった…。
この落とし前…どうつけてくれるんだろう(怒)
次回まで怒りが収まりません。
以上、アニメ「推しが武道館いってくれたら死ぬ」第2話の感想でした!
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