アニメ「呪術廻戦」観てますか?
今回は順平の理不尽極まりない最期と、虎杖の怒り、ムカつく真人と両面宿儺に注目です。
虎杖 vs 順平
虎杖と順平が敵対者として戦っていましたね。
個人的にはこの戦い、順平のほうに思わず肩入れしてしまいました。
それくらい順平の置かれた状況はあまりにもヘビー過ぎたし、実際、自分に置き換えて考えたとき、順平と同じように行動するほうがごくごく自然のように思えるんですよね。
ただ、虎杖の誰も殺したくない、という考えももちろん大切……だからといってそこに共感できるかどうかは、時と場合によると思う。
それにしても順平が思ってた以上に強かった。
順平が使役するクラゲの式神は、意外にも攻守のバランスがよく、人間離れした虎杖の攻撃に対してもそれなりの耐久性を見せていたし、特に虎杖の動きを拘束する粘着体質は実戦でもかなり有効そうだった。
また、近距離、遠距離の両方にも対応しているので、近接に特化した虎杖と違って味オールラウンダーな感じでしたね。
とはいえ、宿儺を有した虎杖のパワーには残念ながら一歩及ばず。
母の理不尽な死で失意のどん底状態の順平が、いきなり虎杖の相手をするのはやっぱり荷が重かったか……ただそれ以上に自分の行いを無理やり正当化している様子がとても痛々しかったですね。
呪術高専への勧誘
虎杖がなんとも魅力的な提案をしていましたね。
順平が置かれた状況に寄り添いたいと思った虎杖は、順平を呪術高専へと勧誘……母を喪った悲しみは一朝一夕に癒えるものではないけれど、この虎杖の提案はきっと順平にとっても魅力的なものだったと思う。
ただ、残念なことにその提案は叶わない……。
真人の無為天変で異形の姿に変えられた順平は、急激な変化に耐えきれず、程なくして事切れる。
もう理不尽極まりない展開ですよね……1ミリの救いもありゃしない。
そのあまりの理不尽さに、虎杖はこれまで見せたことがないような怒りを見せてましたからね。
虎杖のこれまでの言動がすべて偽善に思えるくらい、その怒りの度合いは凄まじく……こんなに殺意に満ちた姿、五条や七海が見たらなんと思うだろう?
逆に宿儺からしたらシメシメな状況なんでしょうけど……虎杖のこの怒りの深さを見ていたら、多少なりとも順平が報われるような気もするんですよね。
順平と虎杖がともに過ごした時間はほんのわずかなものだったけど……できれば、順平が呪術高専に通う姿が見たかったものですね。
きっと伏黒や釘崎とも仲良くなれたことだろうに……順平のご冥福をお祈りします。
ムカつく特級呪霊ども
真人と宿儺……二人して虎杖を高らかに嘲笑する様子に無性に腹が立ちましたね。
すべてをなげうってでも順平を救いたいと願った虎杖は、宿儺に懇願するのですが……宿儺は即座に「NO」を突きつけるだけでなく、更には真人と一緒に虎杖を嘲笑する。
このシーンの作画が無駄に頑張っているのが、さらに腹立たしく感じる。
真人と宿儺……この特級呪霊ども、他の呪霊と違って人間とコミュニケーションが取れることから、多少なりとも人間と分かりあえる存在のように思ってたんだけど……全然そんなことなかったですね。
これは駄目だ……可及的速やかに祓うべきだとつくづく思った。
魂をぶん殴れ!
登場した当初は優男風だった真人だけど……今回はそのタガが外れ、とにかく腹立たしいことこの上なかったですね。
真人の能力「無為天変」は触れただけで相手の魂を変形させるなんとも恐ろしいもの……と同時に、真人の外観をいくら攻撃したところで魂に影響を及ぼさない限り本当のダメージは与えられないというチートスキルなわけですが。
虎杖の場合、内に両面宿儺を有してることから、そのチートスキルを無効化できるんですよね。
そして今回の虎杖は過去最高に怒髪天……よって思いっきりぶん殴れば真人は鼻血を流すし、怒りの頭突きを連発すれば顔が見る見る凹んでいく。
とはいえ、真人もやられっぱなしということもなく……体の部位を自由自在に変形させることで、虎杖に鋭い反撃を繰り出すんですね。
幸い、駆けつけた七海によって虎杖は大事に至らなかったものの……七海が言うように真人は今、この場で仕留め切らなければならない。
残念ながら七海の攻撃では真人を仕留めることはできない……頼れるのは虎杖の怒りの拳のみ。
虎杖にはぜひとも順平の仇を取ってもらいたいものです。
魂をボコボコにぶん殴って。
まとめ
アニメ「呪術廻戦」第12話「いつかの君へ」を視聴した感想について書きました。
今回はとうとう順平も死んでしまうという理不尽すぎる展開に、なんとも言えない無常を覚えると同時に、それを遥かに上回る怒りに震えましたね。
虎杖がその怒りを爆発させる様子に思わず拳を握りしめてしまいましたが……真人という特級呪霊はなかなか倒し切るイメージがつかめない。
七海も助力に駆けつけてきたけど……七海の能力を持ってしても真人は倒せないというのですから……ここはやっぱり五条が出張るしかないのかな?
ただ五条が戦っちゃうとそもそも物語が成立しない説あるからなぁ……。
七海と虎杖でどこまで真人を追い込めるのか……あるいは追い込まれてしまうのか?
次回がとても気になるところです。
以上、アニメ「呪術廻戦」第12話の感想でした!
- 第0話『劇場版 呪術廻戦0』
- 第1話『両面宿儺』
- 第2話『自分のために』
- 第3話『鉄骨娘』
- 第4話『呪胎戴天』
- 第5話『呪胎戴天-弐-』
- 第6話『雨後』
- 第7話『急襲』
- 第8話『退屈』
- 第9話『幼魚と逆罰』
- 第10話『無為転変』
- 第11話『固陋蠢愚』
- 第12話『いつかの君へ』
- 第13話『また明日』
- 第14話『京都姉妹校交流会-団体戦 (0)-』
- 第15話『京都姉妹校交流会-団体戦(1)-』
- 第16話『京都姉妹校交流会-団体戦(2)-』
- 第17話『京都姉妹校交流会-団体戦(3)-』
- 第18話『賢者』
- 第19話『黒閃』
- 第20話『規格外』
- 第21話『呪術甲子園』
- 第22話『起首雷同 』
- 第23話『起首雷同-弐-』
- 第24話『共犯』
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