アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅢ(ダンまち3)」観てますか?
今回はイケロス・ファミリアの凶行にグロスも私も怒髪天。
誇り高きラーニェ、復讐に燃えるグロス、冒険者イップスのベルに注目です。
誇り高きゼノスと外道以下の冒険者
イケロス・ファミリアの凶行には本当に腹が立ちますよね。
ゼノス達の外見が怪物なのに対し、イケロス・ファミリアの連中は中身が怪物……単純に人の皮をかぶっているだけに過ぎないんですよね。
そんなイケロス・ファミリアの凶行は、見ていて目に余りすぎた。
誇り高いゼノス達はあくまでも仲間達を守るために戦うのに対し……イケロス・ファミリアのそれは全然違う……残酷で、冷酷で、ただただ己の欲求を満たすためだけに殺害する。
そして悔しいことにイケロス・ファミリアの連中って中途半端に強いんですよね……ディックスさえいなければなんとかなるレベルではあるんだけど。
一人、また一人とゼノス達が倒れる中、ウィーネは泣き崩れることしかできない。
そんなウィーネをかばうべく、ラーニェは最後まで粘り抜くも……残念ながら力及ばず。
辱めを受けそうになった際には、男どもに手痛い反撃を食らわせて、自らの核を破壊して、陵辱も死もイケロス・ファミリアに奪わせれることなく散っていった。
この誇り高さ……イケロス・ファミリアの連中には死ぬまで理解できないんだろうな……なにせ外道以下の存在だから。
ラーニェの毒を食らった男どもはそのまま溶けて朽ちるといい……心の底からそう思った。
ラーニェの死に様に思わぬ形で共感したのが団長ディックス……囮にしていたセイレーンにトドメを刺す様子に思わず殺意が湧きましたよ。
ダンまち史上、こんなに憎いファミリア、見たことない……。
冒険者イップス
リド達と邂逅し、ウィーネと別れて以降……ベルは深刻な冒険者イップスになってしまったようでしたね。
怪物とゼノスは違う存在……そうわかってはいても、会敵した際にはついつい逡巡してしまう……倒せはするけど、常に迷いが生じてしまう。
これは冒険者にとっては致命的ともいえるでしょう……ある意味イップスと言い換えてもいいかもしれない。
このままではベルは冒険者をやめざるを得ないんじゃないか……そう思わされるくらい、ベルの心理状態は深刻なように見えましたね。
復讐のグロス
ラーニェ達の理不尽な殺害は、グロスの復讐心に火を着けた。
激昂のあまり、フェルズとの連絡手段である水晶を破壊……今まで何度も裏切られてきた経緯もあることから、もうグロスの怒りは誰にも止められそうにない。
そりゃグロスの気持ちも最もですよ。
いくらベルのような理解ある冒険者がいたところで、それはほんのごくごく少数……それ以外は基本的に敵意を持つ冒険者たちばかりですからね。
おそらくグロスはこれまで数多くの仲間達を殺され続けてきたんでしょうね……もちろんグロス達もやられっぱなしでないんだろうけど。
逆に今回の一件、リドが全然怒ってないのが逆に不思議に映りましたね。
死んだラーニェ達を惜しむ気持ちよりも、ベルやフェルズといった面々に申し訳無さが先行するあたり、ちょっと仲間意識が薄いんじゃないか? と思ったくらい。
もちろん、リドがそんな性格じゃないことは重々承知してはいるけれど……個人的にはもう少し死んだ者達へ気持ちを向けて欲しかった。
ただ、この流れだとグロスは確実に殺される……できればそうならないようなうまい道筋が着けられることを祈りたいですね。
共有できない価値観もある
失意のままダンジョンから戻ったベルは、アイズ・ヴァレンシュタインとばったり会うのですが……。
今のベルとアイズとでは、怪物に対するスタンスが全く違うことを思い知らされてしまうんですね。
アイズにとっての怪物は、悲しむ者が一人でもいれば討伐に値する対象でしかない……これは今のベルには到底受け入れられない価値観ですよね。
今回のゼノスの一件……OP映像にもあるように、ベルとアイズは敵対することは避けられないんだろうなぁ……。
だからといって、ゼノス達との友誼を無かったことにはできないわけだし……ベルにとってはまだまだ辛い事が続きそうですね。
怪物討伐ミッション開始
グロス達の復讐はリヴィラの街壊滅という最悪の事態を招くこととなり……ギルドはウラノスの依頼を受け、緊急ミッションを発令する。
といっても、ウラノスの計らいにより、ミッションに参加するのはガネーシャ・ファミリア単独のみ……あとはこっそりとベルとフェルズが合流する算段となっているんですね。
このあたりは、ゼノスというセンシティブな情報を秘匿するためなんでしょうけど……ガネーシャ・ファミリアって単独でそこまでの戦力を有しているのか……。
団長のシャクティ・ヴィルマも強そうだし……ガネーシャって実はすごい神様だったんですね(現金)
一応表向きは「討伐」と銘打ったこのメンバーの中に、ベルを紛れ込ませるのは個人的にはちょっと微妙なような気もするんですよね。
これ、絶対誤解を招くパターンやん……。
とはいえ、今のところこの方法はベストじゃないけどベターだろうし……あとはいかにベルとフェルズが上手に立ち回ることができるか……すべてはそこにかかっているように思われますね。
あとは水面下で動くであろうアイシャとリューがどういった動きを見せるのか……。
この二人、少し前はベルの貞操を巡って思いっきり対立していたけど、一度一緒に冒険した仲であると同時に、お互いベルを気に入っているという共通点もあることから、案外相性は悪くないのかもしれない。
アイシャとリューの呉越同舟……二人とも見栄えがいいから個人的にはとても楽しみだったりします。
まとめ
今回は、アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅢ(ダンまち3)」第5話「惨劇の王者(イケロス・ファミリア)」を視聴した感想について書きました。
今回のイケロス・ファミリアの凶行はとうてい許されるものじゃなく……個人的にはぜひともグロス達にはラーニェ達の仇をきっちりとって欲しい……そう思わざるを得ないほどに、ディックス達は外道だった。
また、今回の惨劇はウラノス達にとっても凶報に他ならず……立ち回りの仕方によっては、どちらかが壊滅するまで終わらない、血で血を洗う戦いに発展してしまう可能性もあるんですよね。
そんな渦中に置かれたヘスティア・ファミリアももちろんただでは済まないでしょうし……ほんと、どうなっちゃうんだろう?
次回がとても気になります。
以上、アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅢ(ダンまち3)」第5話の感想でした!
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