アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅢ(ダンまち3)」観てますか?
2019年の第2期から約1年の間を空けての今回の第3期……楽しみにしていた方も多かったんじゃないでしょうか。
今回の第3期は原作小説でいうところの第9巻からのお話ということで、おそらく本編第三部がまるまる描かれることになりそうですね。
というわけで今回はアニメ「ダンまち3」第1話「竜の少女(ウィーネ)」を視聴した感想について書きますね~。
ダンジョンで出会った少女・ウィーネ
ベルがダンジョンで出会ってましたね……モンスター娘のウィーネちゃんと。
ウィーネは「ヴィーヴル」と言われるモンスターで、本来であれば人類とは相容れない存在なのですが……。
ウィーネには人に対する敵対心はなく、その可愛らしい見た目と、怯える様子に、ベルは「敵」ではなく保護すべきと判断……追ってきていたモンスターおよび冒険者からとっさに隠して保護してしまった。
ヘスティア・ファミリアきっての常識人であるリリは、厳しい口調でベルに詰問するも……モンスターへの警戒心よりも、ベルへの信頼が勝ったか……投げやり気味に諦めてた。
やっぱりリリはベルに弱いな……これは他のメンバーにも言えるけど。
ただ、ウィーネの場合は、ベルが言うように、人間に対する敵愾心はなく、人の言葉も喋るのも大きかったように思いますね。
それにベルやリリたちの一存だけでは、ウィーネを保護するかどうかは決められない。
ということで、ホームに連れ帰ってヘスティアに判断を仰いだところ……思いの外あっさりOKでかなり拍子抜けしてましたね(笑)
このおおざっぱさこそ、神ヘスティアの最大の魅力なのかも。
そして名無しだったウィーネも、英雄譚の精霊の名を授かることとなったわけで……今回のダンジョンでの出会いは、ウィーネ的には奇跡のような大正解だったんじゃないでしょうか。
しゃべるモンスターの情報収集
とりあえずウィーネを保護する一方で、ヘスティア・ファミリアはメンバー総出でしゃべるモンスターの情報を収集するわけですが……。
命は理性ではウィーネを認めようと努力するも、心から警戒を解くのは難しく……そんな命の質問に対し、タケミカヅチの言葉も歯切れが悪い。
最もウィーネの保護に反対していたリリはエルフに変装して酒場で情報収集……そこにやってきたヘルメス・ファミリアのルルネに高い情報料を支払うなど、裏の一面を見せていた……危うく感づかれるところでしたが。
残念ながら彼らの情報収集では、それほど有益ではないものの……今起こっていることや、今後起こる可能性があることについては、断片的に集まっていたように思いますね。
少しずつみんなと仲良くウィーネたん
ウィーネが少しずつ、少しずつ、ファミリアのみんなと仲良くなっていっていましたね。
ベルに一番懐いていることは間違いないとして……ファミリアでは一番の新参である春姫が思いのほかウィーネに強い関心を寄せていて……特にウィーネの可愛さにウズウズとしている姿がなんとも可愛らしかった。
とりあえず餌付けには成功していた模様……ウィーネはおにぎりの美味しさと、果物のいい匂いにとても満足していたようだった。
ただ残念なことに、ウィーネの長過ぎる爪はさすがモンスターというだけあって……ベルをあっさり傷つけていた……もちろん本人にはそんな意図はまったくないんですけどね。
ベルは痛そうに苦悶していたものの……泣いて後悔するウィーネの手を優しくとり、ニコっと笑顔で接するなど、相変わらずの神対応。
この様子はおそらくフクロウを通じてウラノスも見ていたものと思われる……大丈夫、ヘスティア・ファミリアのリトル・ルーキーは彼らの希望になりますよ。
そしてウィーネは夕飯の際には命の料理をまっすぐに褒めて照れさせると、仲良くなった春姫とヘスティアに両サイドから餌付けされてた。
リリはそんなウィーネの様子を見て毒づき、ヴェルフは警戒心をすかされて、ちょっと拍子抜けしてるみたいだった。
みんなでお風呂に入った際には、春姫と命に体を洗われキレイキレイ。
リリは発育の良い女性たちに強い嫉妬を見せていた……なお嫉妬の対象者たちはまんざらでもない様子だった。
そんな中、ウィーネはベルを求めて男湯に突入……ベルのあられもない悲鳴が風呂場に響き渡っていた。
風呂上がりのあとは、ファミリーみんなで団らんタイム……ウィーネのベルが好き発言がみんなに広まり……頑なだったリリは顔を真っ赤にさせながら、とうとう根負けしてしまう。
ウィーネは人類の敵かもしれないけれど……彼女の純真さにはメンバーの誰も敵わない。
少しずつ、少しずつ、ウィーネが打ち解けていく様は、なんともホッコリさせられるものがありましたね。
気になるウィーネの過去の記憶
ウィーネには詳しい過去の記憶がないのですが……彼女の中には血なまぐさい夢の記憶が残っているんですね。
その夢の中での彼女は、今のような少女の姿ではなく、次から次へと冒険者たちを屠っていく巨大なモンスターそのものなんですね。
仲間を守るために戦う冒険者たちを殺すたび、彼女は赤く、暗くなる……。
あまり考えたくはないけれど……この夢はおそらく彼女の過去の行いそのものなんじゃないでしょうか。
もしもこれらがすべて実際の出来事だとしたら……ベルたちと一緒に居続けることは難しいでしょうね。
個人的にはそうでないことを期待したいです。
ヘルメス・ファミリアの依頼とは
今回のウィーネの登場に関連するかのように、ヘルメス・ファミリアもまた関連する依頼を受けているようでしたね。
ルルネがエルフ姿のリリと接触したのもその依頼の一環だったんですね。
おそらく依頼主はウラノスなのでしょうが……その案件にはイケロス・ファミリアも絡んでいるということで、ヘルメス的にはかなり厄介な依頼内容となっているようでしたね。
リリが劇中で「怪物趣味」とベルを叱責したいたシーンがありましたが……ヘルメスたちの依頼にはその「怪物趣味」を持つ貴族たちも関わっている模様。
冒頭でウィーネが冒険者たちに追い回されていたのも、その「怪物趣味」が関係してそうな感じですよね。
第2期では春姫を巡ってイシュタル・ファミリアと大事になっていた経緯もあるので……今回もまたウィーネを巡って大事になるんだろうなぁ……。
とっても楽しみですね(不謹慎)
まとめ
今回は、アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅢ(ダンまち3)」第1話「竜の少女(ウィーネ)」を視聴した感想について書きました。
第2期で渦中の人だった春姫も、第3期ではすっかりヘスティア・ファミリアのメンバーの一員となり……そんな彼女がヴィーヴルのウィーネに一生懸命かまおうとする姿に心が癒やされるようでした。
また、ウィーネがファミリアのみんなと少しずつ仲良くなっていく様子も甲乙つけがたいものがあり……水面下での怪しげな動きが気になりつつも、全体的には平和でホッコリなお話だったように思います。
次回もとても楽しみです!
以上、アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅢ(ダンまち3)」第1話の感想でした!
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