アニメ「ヴィンランド・サガ」観てますか?
前回はクヌートとラグナルの意外な一面に少しホッコリしたのも束の間、アシェラッドの謀略によりラグナルが殺害されるという衝撃の展開でした。
今回は絶賛ツキ急落中のアシェラッドのさらなる冷酷な一面と、メチャクチャすぎる軍神トルケルに注目です…二人とも放送ギリギリすぎるよ。
あ、トルフィンはほとんど出番ないです。
冷酷無情…放送ギリギリのアシェラッド
今回のアシェラッドはいつもの飄々とした立ち居振る舞いとは裏腹に、己の目的遂行のためには血も涙もない冷酷さをまざまざと見せつけていましたね。
ラグナル排斥も大概だったけど、イングランド人の拷問は「地上波で放送して大丈夫なの?」と心配になる程残酷さが際立ってた。
ビョルンも引いてたぐらいだし。
でも、アレだけの事をされても抵抗することをやめないイングランド人の反骨心が強すぎて逆にビビった…もう素直に吐けよって思いましたよ…この人絶対ヴァルハラ行けるわ。
それにしてもよくこのシーンNHKで放送したな…今回のアシェラッド、かなり放送ギリギリだっと思います。
ラグナルショック
ラグナルを失った衝撃…クヌートにはやっぱり大きすぎたようですね。
OPでも少し描かれてたけど、改めてその状況になってしまうと見てて精神的に来るものがあるな…。
クヌートも腰が抜けて動けなくなってたし…というかあまりにも突然すぎて全然心がついていっていない感じでしたね。
クヌートとラグナルの関係は主従というよりは親子に近いものがあったからなぁ…。
美味しい食事で団らんのひとときをからのこの惨劇ですからね…あまりにも落差がありすぎる…。
ラグナルショック…クヌートにとっては今まで生きてきた中で一番の衝撃だったかもしれませんね。
トルケルさん、放送ギリギリですよ?
さすがのアシェラッドもトルケル相手では得意の策略もあまり意味をなさないようでしたね。
というか、それ以前にデーン人の部下達の心がもうほとんど折れかかってたし…ラグナルが言っていた「ツキが落ちてる」というところに囚われてしまってる節もある。
アシェラッドも去る者は追わず…ということで、トルケルに投降する男達もいたけれど…残念ながらトルケルは戦士じゃない男は大嫌い。
切り捨て御免どころかほとんどシュレッダーのように野郎どもを次々と裁断してましたね…トールズがトルケルよりも強かったってホントにホントなのかしら?
また、斧だけでなく、槍の攻撃もエゲつなかった…なんなん、あの投擲…もうほとんどグングニルじゃんオーディンじゃん。
トルケルさん、放送ギリギリですよ?
分裂の兵団
アシェラッド兵団が分裂の危機を迎えてしまいましたね。
そもそもアシェラッドとデーン人の部下達とでは見ている景色があまりにも違いすぎるんだと思うんですよね。
アシェラッドが本当に求めているのはお金や名声ではなく「真の主」…だからこそラグナルを殺してまでクヌートの覚醒に賭けている。
でもトルグリムやアトリといった部下達からすれば、アシェラッドの思惑なんて知ったコッチャないし、クヌートなんてぶっちゃけトルケルへの手土産程度の存在でしかない。
逆に付き合いが長いからこそ、今回のような状況にアラートが働くんでしょうね…生存本能がそれだけ強いということですね。
一方、アシェラッドのほうもひと目見ただけで相手が敵か味方かを見極めることができるわけで…あれ、意外と似たもの同士?
迷うことなくアシェラッドについていくビョルンが妙にいい人に見えてくるから不思議…全然いい人なんかじゃないのに。
物語の天秤が大きく揺れ動く時が近づきつつありますね。
まとめ
アニメ「ヴィンランド・サガ」第16話「ケダモノの歴史」を視聴した感想について書きました。
いつも余裕の表情を浮かべていたアシェラッドも、今回ばかりはかなり厳しい状況に追い込まれていましたね。
トルケル相手ではさすがのアシェラッドも分が悪すぎたのか…ラグナルが言っていたようにやっぱり今のアシェラッドは「ツキ」に見放されてる印象が強い。
本当の戦士・トールズの戦いのときは誰一人殺されることはなかったけれど、トルケルは誰一人生かしてくれませんからねぇ…日頃の行いが悪すぎた報いと言えなくもない。
とんでもない場面で幕切れになったもんだから、次週がとても待ち遠しいです。
以上、アニメ「ヴィンランド・サガ」第16話の感想でした!
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