アニメ「ソマリと森の神様」4話感想!その約束は不可能だろう

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アニメ「ソマリと森の神様」観てますか?

 

 

前回の終わりではソマリがピンチに陥ったところ、ムスリカに助けられたわけですが…ムスリカの立ち位置が今ひとつよくわからないままだったんですよね。

 

今回はムスリカの意外な正体が判明し、ソマリやキキーラ達の夜覚めの花探索に大きな影響を及ぼすだけでなく、ゴーレムお父さんにも密接に関わってきます。

 

 

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ムスリカ師匠っ!

 

 

ムスリカってキキーラの師匠だったんですね…勝手に呼んでるっぽかったけど。

 

ソマリのピンチを助けてくれたムスリカ…実はアリの穴街の地下世界を管理する組織「ツチノコ組」の一員なんですね…組織名かわいいな。

 

彼らの任務は地下世界での護衛と案内…そして悪ガキが勝手に潜り込むのを防ぐことなんですね。

 

だからあの時ソマリを威嚇したのか…ソマリも納得。

 

ちなみにキキーラとムスリカの対戦成績(?)は26勝22敗4引き分けとのこと……誰かキキーラをどうにかしろっ。

 

一見怖そうに見えるムスリカだったけど、キキーラにここまで慕われてるということは相当できた人なんだろうな…。

 

『師匠っ!』といってムスリカに飛びつくシーンにはひどく安堵感を覚えました。

 

直後のげんこつも安定の安心感。

 

ムスリカ師匠がいい人で本当に良かった(ホッ)

 

 

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ソマリは絶対にあきらめない

 

 

お父さんと一緒にいたい、という願いを絶対にあきらめないソマリの姿に、さすがのムスリカも折れていましたね。

 

ソマリがせっかく取った夜覚めの花は、残念ながら少ない養分で咲いたために生命力が弱かった……つまり地上まで持たずに枯れてしまうとのこと。

 

より生命力が強い花を手に入れるためには、中心部まで行かなければならないわけですが…その道は危険で複雑なんですね。

 

ムスリカが「地上へ戻るぞ」と促すも…ソマリが全然あきらめないんですよ。

 

一人でも平気…お父さんとの願いを叶えるんだ…!

 

お父さんのこととなると、ソマリは不屈の精神を発揮する……あきらめないソマリ、超健気。

 

そんなソマリの姿を見て…ムスリカが折れた。

 

中心部への道のりはツチノコ組でも知らない部分があり、安全の保証はできない。

 

それでも行くか? との問に対し、ソマリの返事のなんと元気なことか。

 

はしゃぐキキーラに対しては、遠足に行くんじゃねえんだぞ! と怒ってたけど。

 

あきらめないソマリは、ムスリカでさえ認めるほどの強さを秘めていたようですね。

 

そしてソマリもそんなムスリカのことを「師匠」と呼ぶことにしたようです。

 

ムスリカも弟子が二人に増えて、ガキの子守大変そう…。

 

 

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花の番人・土トカゲとソマリの願い

 

 

花の番人・土トカゲとソマリ&キキーラの対峙シーンに目頭が熱くなりました。

 

無事に巨大ツチアミの木にたどり着き、立派な夜覚めの花を見つけることができたものの、そこに巨大な土トカゲが出現するんですね。

 

あきらかに巨大きのこよりも強そう……ムスリカですら変に刺激したら逆に危ないと判断する程ですからね。

 

でもここでキキーラが男を見せた……自分よりも遥かに巨大な土トカゲ相手に今までに見せたことがないような気迫で威嚇をし、全身の毛を逆立てる姿にゾクゾクしてしまいました。

 

もちろんソマリも負けてない…不屈のソマリは土トカゲに必死に懇願するんですね。

 

頼む!
どうしてもこの花が必要なんだ!
ソマリは願いを叶えたい!
お父さんと…ずっと一緒にいたいんだ!

 

子供二人が巨大な土トカゲに立ち向かう姿に、自然と目頭が熱くなる。

 

そしてソマリの願いに反応するかのように、今度は小さな土トカゲが出てくるんですね……「助けてあげて」とお願いするかのように。

 

そして、土トカゲは引き返していった。

 

男を見せたキキーラはムスリカから「男前だったぞ」とお褒めの言葉を。

 

そしてソマリに対しては次のように話しかけます。

 

土トカゲは花の番人
見逃してくれたってことは
お前の願いを聞き入れてくれたってことだろう

 

ほんま、ありがとうやで…花の番人・土トカゲ。

 

 

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頭の固いゴーレムお父さん

 

 

ゴーレムお父さん……情け容赦のないお説教かましてましたね。

 

仕事中にはセットのサラダを忘れるくらい心配していたのに……だからこそちゃんと叱りつけるんでしょうけど。

 

それにしても今回のゴーレムの追求はなかなか厳しいものがあったな…。

 

特に「これ以上旅を続けることはできない」は相当ショックだったと思う。

 

せっかく夜覚めの花を枯らさずに持ち帰ったというのに……全然願い叶わないじゃん。

 

ショックを受けたソマリは部屋へと走り去り、床に転がった夜覚めの花が光り続けているのが余計に物悲しく感じられた。

 

コキリラがやんわりとソマリのフォローを入れるも、頑固なゴーレムは聞き入れる様子もなく……今度はムスリカが夜覚めの花について説明するも「迷信か? 理解しかねるな」とバッサリ。

 

固い…固いよ…ゴーレムの頭の中が…!

 

でもムスリカはソマリの願いの強さを知っている……だからこそ言わずにはいられなかった。

 

だが、嬢ちゃんは信じた…
あんたとずっと一緒にいたい…
あの子はな、その願いを叶えるために
必死になってこの花を採ってきたんだ…
あんな小さな体で、あんな小さな手でな…

 

そう言ってそっと夜覚めの花をゴーレムのそばに置くんですよ……さすが師匠やで。

 

「ゴーレムさんよ、親やってるなら子供を不安にさせんじゃねえ。じゃあな」……ムスリカ、イイことばっか言って帰ってったな…。

 

だからゴーレムお父さん……もっと頭を柔らかくして接してあげて?

 

 

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ゴーレムお父さんは反省した

 

 

ソマリの発熱をきっかけにゴーレムお父さん、ずいぶんと反省していましたね。

 

これまでもソマリの小さな体にかかる負担の大きさに気づく機会は幾度もあったわけですが、旅を急ぐことばかりに気を取られ、ソマリの変化に気づけなかったんですね。

 

そして今回の精神的なショックをきっかけにソマリが発熱してしまった…。

 

残念ながらコキリラの家にはソマリに合う薬がなく、ゴーレムは夜中の街に薬を買いに走るのですが……ソマリが人間であることを明かすわけにはいかないので、全種族に対応したとても高価な薬を買わざるを得なかったんですね。

 

薬が聞いたおかげでソマリの体調もだいぶ落ち着き安心したのか……コキリラの実体験を交えたとても親身なアドバイスがゴーレムお父さんにもしっかりと伝わったみたいでしたね。

 

さすがのゴーレムお父さんも今回の一件はかなり堪えたのか、大いに反省することとなったようです。

 

 

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その約束は不可能だろう

 

 

ゴーレムお父さんが目覚めたソマリと叶わぬ約束をしていましたね。

 

今回の件に関してはお互いに反省するところがあったようで、二人して謝りあっていいたのですが…そんな中交わした叶わぬ約束に胸が締め付けられるような思いがしました。

 

『お父さんはソマリとずっと一緒にいてくれる? 旅が終わってもずっとずっといてくれる?』(ソマリ)

『ああ、ずっとともにいよう』(ゴーレム)

『よかった…よかった…約束だ、約束だぞ、お父さん』(ソマリ)

『ああ…約束する』(ゴーレム)

 

これ絶対、叶わんヤツや……誰かゴーレムの寿命伸ばしてくれ…(泣)

 

ゴーレムも約束できないと分かっていながらあえてウソついたんだけど……ムスリカには完全に見抜かれていましたね。

 

『あんたとずっと一緒にいたい嬢ちゃんの願い…裏切ることにならなきゃいいな』(ムスリカ)

『不可能だろう…それは』(ゴーレム)

 

誰か不可能を可能にしてくれ…(泣)

 

この旅、ほんと切ないわ…。

 

 

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まとめ

 

アニメ「ソマリと森の神様」第4話「叶える花と願う約束」を視聴した感想について書きました。

 

お父さんとずっと一緒にいたいと強く願うソマリ、それを叶えられないと分かっていながら約束を交わすゴーレムお父さん……今回はそんな二人のどうにもならない願いに虚しさを覚えてしまいました。

 

とはいえ、その願いを叶えるべく、夜覚めの花を持ち帰ったソマリの姿はとにかく健気だったし、そんなソマリを守ろうとしたキキーラも本当に男前だった。

 

そんな二人を助けて無事に地上まで送り届けてくれたムスリカ師匠にはただただ感謝しかありません。

 

おまけにゴーレムお父さんにありがたい説教までしてくれて……なんかアリの穴街って情に厚い人が多いような気がする…。

 

次の目的地はオオスナ砂漠と決まっているけど、路銀が貯まるまでの間はしばらく滞在するようなので、もう少し街の人達との交流を見てみたいところですね。

 

次回もとても楽しみです。

 

以上、アニメ「ソマリと森の神様」第4話の感想でした!

 

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