アニメ「とある科学の超電磁砲T」観てますか?
2013年4月に放送された第2期から、約7年あいての第3期となるわけですが…ご安心ください。
いつもの「J.C.STAFF」が制作ということと、同じ声優陣が終結ということで、安心・安定のクオリティはしっかりと受け継がれています。
というわけで、今回はアニメ「とある科学の超電磁砲T」第1話「超能力者(レベル5)」を視聴した感想について書きますね~。
安心・安定のハイクオリティ!
今回の「とある科学の超電磁砲T」も相変わらずの安心・安定のクオリティでしたね。
キャラクターの作画もいつも通り美しいし、よく動くし、声優陣もいつものメンバーだし。
背景の描写に関しても、それこそそのまま画集が出せるほどのハイクオリティ……建物と緑の調和の取れた学園都市の風景はいつ見てもホント美しい。
第2期から7年も空いたとは思えないくらい違和感がまったくない。
それにOPテーマの担当も毎度おなじみのfripSide……もはや安心感しかないんですけど。
といっても決してマンネリしてるというわけではなく、物語自体は着々と進んでいってるんですよね。
安心・安定のクオリティを保ちながら、常に前へと進んでいく……アニメ「とある科学の超電磁砲T」はそんな作品だと思います。
学園都市の7人のレベル5
今回は学園都市の7人のレベル5達のうち6人が登場していましたね。
今回のアニメ「とある科学の超電磁砲T」は「大覇星祭」がメインのお話ということで、大覇星祭の開幕にあたってレベル5達に選手宣誓の白羽の矢が立ったわけですが……大半が人格破綻してるといっても過言じゃなかった…。
順番に見ていきましょう。
第7位 削板軍覇(そぎいた ぐんは)
白いはちまきに白い学ランを羽織ったバンカラなスタイル……性格も見た目通りの熱血漢…そして重度の根性論者。
「人助けみたいなこと」をしたり「頼まれたことは断らない」といった担任評があったけど……削板軍覇の場合はちょっと斜め上にずれてるような気がしないでもない。
初春を助けに入った点については評価できるけど……「すごいパンチ」による被害のほうがはるかに問題が大きいかと……ちなみにどんな能力なのかはよくわかりません。
OP映像では上条当麻と背中合わせで奮闘してる様子が見て取れたけど……確かにこの二人、気質的にはかなり近いものがあると思った。
初春のことも助けてくれたし、個人的には削板軍覇、キライじゃないです。
第6位 愛花悦(あいはな えつ)
今回、第6位のレベル5だけは登場しませんでしたね。
自称「第6位」と名乗る人物達が多すぎて、なかば「都市伝説」と化しているとのことでしたが……運営側もノータッチを決め込んだこともあり、本人の登場は望み薄かもしれない。
これ、余計に気になるヤツですよね。
第5位 食蜂操祈(しょくほう みさき)
リモコンをピッと押すだけで周りの人間を支配する……食蜂操祈の能力「心理掌握(メンタルアウト)」は考えようによっては最強の能力ともいえますよね。
ただし、その能力は御坂美琴には通じない…食蜂操祈が美琴を嫌う理由は能力的な相性の悪さがあってのことなのかも。
ティザービジュアルを見たところ、大覇星祭では美琴とライバル関係にあるように見えるけど……裏では何やら不穏な動きもしていることもあり、大荒れすることだけは間違いなさそうですね。
第4位 麦野沈利(むぎの しずり)
見た目は美しいけど、とても凶暴なお姉さんでしたね。
暗部の人間ということなので、大覇星祭の選手宣誓の件では超お断りのスタイル……フレンダの横槍に対しては頭を掴んで叩きつけるという暴挙に出る……なるほどしっかり人格が破綻してる。
大覇星祭にどのような形で関わってくるのか……とても気になるところです。
第3位 御坂美琴(みさか みこと)
他のレベル5たちと見比べると、美琴ってまるで天女のような存在に思えてくる……他のレベル5はもっと美琴を見習うべき。
能力も電気を操る能力ということで、汎用性は恐ろしく高い。
冒頭では電気を流しただけで熊のおもちゃの故障箇所を適確に見抜いていたし、終盤付近で見せたレールガンは毎度のことながら見惚れるほどのカッコよさだった。
初春や佐天さんには優しく、黒子に対するアタリは強い…これも安定のルーティーン。
まだ登場していない上条当麻との絡みも非常に楽しみ。
第2位 垣根帝督(かきね ていとく)
名前が「帝督」って……は置いといて、7人いるレベル5達の中では、美琴の序列を上回る第2位の能力の持ち主なんですね…しゅごい。
大覇星祭のしつこい勧誘にブチ切れて部屋をメチャクチャに破壊するなど、彼も間違いなく人格破綻者の一人だと確信……第4位のお姉ちゃんと同じ香りが漂っている。
安全保障上、大覇星祭には出場させないほうがいいような気がする。
第1位 一方通行(アクセラレータ)
今回は例の幼女・ラストオーダーの登場はなかったものの、アクセラレータ的にはガキのお守りで忙しかった模様。
大覇星祭のネゴシエーターを瀕死の重症に追いやるなど、かなりご機嫌斜めなご様子でしたね。
無能力者の上条当麻以外には無敗を誇り、2019年に放送された「とある科学の一方通行」ではレベル6の到達を目指す科学者や魔術者達とド派手にやりあっていましたね。
個人的には今回も引き続き、ラストオーダーとの甘々なコミュニケーションに期待したいところです。
7人いるレベル5…美琴以外は正直なところあまり関わり合いになりたくない人物ばかりでしたね。
こんな能力者達に選手宣誓をお願いしようとかどうかしてる……面白いから是非もっとやって欲しい(褒)
意外と自由なシスターズ
シスターズがさらっと出てきてましたね……しかも人気のケーキを買えて随分とご満悦の様子。
購入時の大変さの心情を語る仕草も面白くてホッコリしますね。
周りからは「生霊」とか「双子の中学生」などと勘違いされてましたけど……そんな些細なことに目くじらを立てない美琴の寛容なところもよかった。
今後もシスターズを見守り続けるという美琴の面倒見のよさも良かったけれど、そんな美琴に感化されて自分が食べるはずだったおまけのケーキを渡すシスターズもなかなかいい感じでしたね。
そんなふうに、意外と自由にのびのびと過ごすシスターズの一幕に、随分と癒やされるものがありました。
残念ながらまたしても狙われることにはなりそうですが。
入院してても黒子は変態フルスロットル
美琴ラブな黒子の変態っぷりは入院しててもしっかりと健在でしたね。
初春や佐天のお見舞いにはため息まじりの失望を露骨に示すくせに、美琴が入室したとたんにテレポートでお姫様抱っこさせるなど、久しぶりに地上波で見る黒子は非常に安定のご様子だった。
二度目のお見舞いでは美琴が苦労して入手したケーキを持ってきてくれたというのに、お見舞われた黒子は美琴の隠し撮りアルバムを見て一人はぁはぁしていたという…。
結果、ケーキではなく電撃をお見舞いされてました。
黒子、入院してても変態フルスロットルでした。
やっぱりレールガン!
今回も美琴が見事なレールガンを見せてくれましたね。
第1期の1話目を思い出すようなスカッとした爽快感と凛々しさがありました。
やっぱり美琴のレールガンがないと始まりませんよね。
と同時にまた美琴達の活躍が見れるのか、という期待感が膨らむとてもいいシーンだったと思います。
「とある科学の超電磁砲」の一番のキモはやっぱり美琴のレールガンだと、改めて実感しました。
まとめ
アニメ「とある科学の超電磁砲T」第1話「超能力者(レベル5)」を視聴した感想について書きました。
第2期から約7年ぶりの第3期ということで、随分と期待しての視聴だったのですが、期待を裏切ることのない安心・安定のクオリティにとても満足のいく第1話だったと思います。
久しぶりなんだけど、久しぶりじゃない……まるで長年付き合いのある友人との再会を果たしたような、そんな既視感さえ覚えましたよ。
第3期も今までと同様2クール放送とのことなので、その点についても超安心。
次回もとても楽しみです。
以上、アニメ「とある科学の超電磁砲T」第1話の感想でした!
- 第1話『超能力者(レベル5)』
- 第2話『大覇星祭』
- 第3話『バルーンハンター』
- 第4話『改竄』
- 第5話『信頼』
- 第6話『開戦』
- 第7話『Auribus oculi fideliores sunt.-見ることは聞くことより信じるに値する-』
- 第8話『超電磁砲×心理掌握』
- 第9話『警策看取(こうざくみとり)』
- 第10話『才人工房(クローンドリー)』
- 第11話『参戦』
- 第12話『外装代脳(エクステリア)』
- 第13話『SYSTEM(神ならぬ身にて天上の意志に辿り着くもの)』
- 第14話『竜王の顎(ドラゴンストライク)』
- 第15話『やくそく』
- 第16話『天賦夢路(ドリームランカー)』
- 第17話『予知』
- 第18話『巨乳御手(バストアッパー)』
- 第19話『奇縁』
- 第20話『Ha det bra』
- 第21話『ドッペルゲンガー』
- 第22話『屍喰部隊(スカベンジャー)』
- 第23話『憑依』
- 第24話『拡散』
- 第25話『私の、大切な友達』
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