アニメ「SSSS.DYNAZENON」1話感想!不審者だけど根は実直

【当ブログでは記事内に広告を含む場合があります】
漫画・アニメ・映画

アニメ「SSSS.DYNAZENON」観てますか?

 

SSSS.DYNAZENON

 

アニメ「SSSS.DYNAZENON」は2018年に放送された「SSSS.GRIDMAN」と同じく「電光超人グリッドマン」と同じ系譜の物語ということで、密かに注目を集めていた作品でもあるんですよね。

 

「SSSS.GRIDMAN」がかなり高評価だったことから、「SSSS.DYNAZENON」にも大きな期待が寄せられることが予想されるわけですが……。

 

というわけで、今回はアニメ「SSSS.DYNAZENON」第1話「怪獣使いって、なに?」を視聴した感想について書きますね~。

 

 

スポンサーリンク

不審者だけど根は実直

 

 

アニメ「SSSS.DYNAZENON」の主人公ガウマ、その記念すべき初登場はただの不審者でしかなかった。

 

いかにもガラが悪そうで、声もガラガラで、腹もグーグー鳴らしてる……さすがの蓬もかなり引き気味でしたしね。

 

昼に食べなかったというパンを取り出したところ、引ったくるように奪い取ると、ビニールをビリビリ破いて野犬のように寝っ転がって貪り食ってた。

 

極力関わりたくないヨモギはそそくさとその場から立ち去ろうとするも……足首をガウマにガッチリキャッチされるところがなんともシュールでしたね。

 

ガウマは蓬に危害を加えようとしているのではなく、命の恩人の名前を聞きたかっただけ。

 

見た目によらず、ガウマは相当義理堅い人物のようで、個人的にはもうこの時点でガウマには好感しかなかった。

 

ただ、蓬はそうは受け取らなかったようで……名前を名乗ると手を振り払って立ち去っていってしまった。

 

そりゃ無理もないか……自称「怪獣使い」と名乗る不審者に積極的に関わりたい人間はいませんからね。

 

むしろパンを恵んであげただけ、蓬は善良な部類に入るでしょう。

 

そんなヨモギだからこそ、ガウマも恩に感じたのだろうし。

 

そんなガウマだからこそ、素性不明の不審者でも信頼感が湧いてしまう。

 

 

スポンサーリンク

蓬は頑固者と見た

 

 

蓬は見た目の優しそうな印象とは裏腹に、自分の中にしっかりとした芯を持つ頑固者の気質があるように思えた。

 

放課後にはバイトして自分の小遣いを稼ぐ一方で、母親の再婚相手と思しき男とのディナーでは、受け取ったお金をレジの募金箱にそっくりそのまま入れてしまう。

 

この描写で蓬に対する好感度が一気に跳ね上がりましたよ。

 

おそらくバイトしている理由も、早く自立したいからなのでしょう……それも気に入らない第三者の力を借りずに。

 

また、約束破りの噂がある夢芽との待合せにおいても、40分が過ぎ、雨が振り始めてもまだまだ待ち続ける姿勢を崩さないなど、逆にガウマのほうがキレてましたからね。

 

蓬って意外と上手に立ち回るのが苦手な人なのかもしれない。

 

個人的にはバイト先の稲本さんともっと仲良くなる描写があると嬉しい。

 

 

スポンサーリンク

夢芽が一番わからない

 

 

第1話を見る限り、夢芽が一番複雑そうでしたね。

 

待合せの約束を一方的にすっぽかすという謎の行動を繰り返した結果、学校内ではその悪評でもちきりとなってしまい、クラスでも浮いた存在となっている。

 

だからといって、学校内ではボッチというわけでもなく、別のクラスには鳴衣というよき理解者がいたりする。

 

家庭内においては、姉が亡くなったことによる影響なのか、両親のケンカが絶えず、夢芽に対する愛情も姉に比べるとひどく薄いように見える。

 

彼女の約束破りという行為にどういう意味があるのか?

 

一応彼女も自身の不可解な行動に自覚はあるようなんですけど……ガウマや蓬にツッコまれても今ひとつ要領を得ない答えが帰ってくるのみ。

 

主要な登場人物の中で、もっとも手間がかかりそうな印象を受けましたね。

 

 

スポンサーリンク

無職先輩

 

 

無職先輩、終盤になるまでほぼ布団の中でゴロゴロしていましたね……さすが無職。

 

その代わりに姪のちせが一人で賑やかに絡んでいましたが……彼女も不登校とのことで、この親族こんなのばっかりなのかと見ていてとても不安になった。

 

とはいえ、この二人のやりとりは決して負の感情に支配されたものではなく、たぶん大丈夫だろう、という妙な安心感を持って見ていられるものでしたね。

 

あとはもう少し部屋の掃除をすることをおすすめしたいところです。

 

 

スポンサーリンク

四位一体! DYNAZENON!

 

 

車やビルが浮く怪現象からの怪獣出現、そしてガウマがDYNAZENONを召喚するまでの流れ……定番ながらも安心・安定の醍醐味がありましたね。

 

ガウマの「怪獣使い」としての能力が見れないのは少し残念だったものの、DYNAZENONを召喚し、蓬や夢芽、そして無職先輩を容赦なく巻き込んでいくくだりはワクワク感しかありませんでした。

 

それにガウマ自身も初搭乗でわけがわからない、という状況も妙に面白い。

 

普通は蓬たちも協力して戦わなければならないだろうに「何もするな」とガウマが一喝したり、無職先輩がスマホでちせとずっと会話していたりと、なんか自由でしたねDYNAZENON。

 

また、ガウマ的には「怪獣使い」ということもあってか、人型よりも恐竜型のほうがしっくりとくるようで……人型のダイナゼノンから恐竜型のダイナレックスに変形してからは敵怪獣を圧倒していましたね。

 

変形シーンの見せ方は円谷プロならではのこだわりを感じました。

 

第1話はただただ状況がよくわからないまま、成り行きを見守るだけでしたけど……四位一体で戦うスタイルには今後の広がりを感じさせられますね。

 

次回もとても気になります。

 

以上、アニメ「SSSS.DYNAZENON」第1話「怪獣使いって、なに?」を視聴した感想でした!

コメント