アニメ「八男って、それはないでしょう!」観てますか?
ヴェルがついに成人の15歳になりましたね。
今回はそんなヴェルが冒険者デビューするエピソード……成長したヴェル達の勇姿とエリーゼの大胆すぎる行動に注目です。
長男なのに器ちっちゃ
長男クルト、久しぶりに登場していましたね……そして回を重ねるごとにその器の小ささにがっかりさせられる。
ヴェルの他の兄達はとても気のいい人達ばかりなのに……この長男クルトだけは、ヴェルに対する嫉妬のあまり、さらに無能さに磨きがかかる残念仕様…。
その点、妻のアマーリエはまだこの長男に毒されていないようで……ヴェルの訃報の手紙にひどく動揺していた……彼女にはできるだけそのままでいて欲しいですね。
おそらくクルトだけはこの訃報を喜んだものと思われる……ほんと残念な長男だな。
成人しても自由になれない貴畜ヴェル
三年間の修行も終わり、15歳の成人になったヴェル。
ついに正式に冒険者として登録することが叶い、これで貴族社会のしがらみからも解放される……と思いきや。
ブランタークからさっそく古代遺跡探索の依頼を持ち込まれる……それも「王国強制依頼」……名前のとおり拒否権なんてありゃしない。
『あれ? 今までと何も変わってない』(ヴェル)
冒険者になったところで、貴族の義務は免除されない……これからもヴェルは社畜ならぬ貴畜として働き続けるしかないのか……。
超ド変態な超難度の古代遺跡
正式な冒険者になる前から、骨竜や地竜といったドラゴンを倒してきたということで、ヴェルの冒険者パーティー名は「ドラゴンバスターズ」。
このクソダサネームが仇となって、今回の古代遺跡探索に白羽の矢を立てられてしまったわけですが……このダンジョンが想像していた以上にやっかいな代物だった。
古代遺跡の罠にかかったヴェル達はダンジョンの最下層へと強制転移……地上へ向けて登らされるハメになる。
そんな中でヴェル達をじわりじわりと消耗させるのが無数に現れるゴーレム、ゴーレム、ゴーレム…。
一体一体はそれほど強くないものの……あまりにも数が多いことから、体力、魔力ともに節約しながら戦わなければならず、休憩も交代交代に取らなければならないという……これはかなり過酷な状況ですよね。
一応は三年間の修行をおさめてきたこともあって、ヴェルだけでなく、ルイーゼ、イーナ、エルの三人も相当に力をつけている様子が見て取れた……けれども次から次へと無数にい現れるゴーレムの群れは着実にヴェル達を消耗させていく。
師匠が戦死したときもこんな状況だったのかもしれませんね。
強制転移に無数のゴーレム……このダンジョンを作った人間はルイーゼ達がいうように間違いなくド変態だといえるでしょう。
似たもの師弟
ヴェルと師匠、そして師匠の師匠のブランターク……ドラゴンゴーレムとの戦いでは三代に渡る師弟関係がキラリと光っていましたね。
ヴェルが最後の魔力を振り絞ってドラゴンゴーレムに立ち向かう中、ブランタークは自らの魔力を分け与え、すべてをヴェルに託す。
そしてヴェルの背中にかつての弟子だったアルフレッドの面影を見出すなど、三代に渡る師弟関係の尊さに少し目頭が熱くなるものがありました。
アルフレッド…天国で元気にしてるのかな……。
それにしても、ここ一番でリスクを介さずに決断するあたりは、師弟の世代が代わっても脈々と受け継がれていくものなんですかね……。
なんだかんだで、似たもの師弟なんだなぁ、と改めて実感させらるシーンだったと思います。
後悔するならキスしちゃえ
エリーゼが思い切った行動に出ていましたね。
自らの体力と魔力を分け与えるため、聖魔法をヴェルにかけるわけですが……その方法がかなりセンシティブ。
ゴーレム達との戦いの中、エルの「後悔」という言葉がエリーゼの心の中に残ったのか……ドラゴンゴーレムとの魔法激突に破れそうになったヴェルに、エリーゼはとっておきの聖魔法をキスとともに発動させる。
後悔したくないエリーゼが取った大胆な行動は……その魔法の効果以上にヴェルに大きな力をもたらし、見事にドラゴンゴーレムを撃破することに成功していた。
後になって知るところによると……どうやらキスについては不要不急だったとのこと……けれどもあの場面、あのキスがあったからこそ、ヴェルはあそこまでの力を発揮できたんだと思う。
エリーゼと出会って三年……二人の間には着実に愛情が育まれていたんですね。
遺産は古代飛行船
この古代遺跡……過去の偉大な魔導師が遺産相続のために残した遺跡だったんですね。
遺した古代魔法船を相続するのにふさわしい人物であるかどうか……その力試しのためにあのような悪質なトラップやゴーレムが仕掛けられていたという…。
単純にド変態だったわけじゃないんですね……完全に否定はしきれませんが。
この遺跡発見はヘルムート王国にとっては多大なる恩恵をもたらす一方で……ヴェルのことをよく思わない勢力の反発をますます強めるものと思われる。
果たしてヴェルは自由な冒険者稼業に専念することができるのかな……?
まとめ
アニメ「八男って、それはないでしょう!」第8話「死亡説って、それはないでしょう!」を視聴した感想について書きました。
今回は一気に時間が経過して、ヴェルもとうとう正式な冒険者としてデビューすることに相成ったわけですが……その最初の依頼は王国強制依頼ということで、拒否権のないものだった。
結局、冒険者になったところで、ヴェルが思い描くような自由な生活は程遠く……さらには本人の預かり知らぬところで派閥争いが激化したり、死亡説が流れたりする始末…。
しかも今回は実家にまで訃報の手紙が届くなど、ヴェルが嫌がるお家騒動も起こりそうな雰囲気もある……もう悪い予感しかしないんだけど…。
次回が気になるところです。
以上、アニメ「八男って、それはないでしょう!」第8話の感想でした!
- 第1話『八男って、それはないでしょう!』
- 第2話『お家騒動って、それはないでしょう!』
- 第3話『ボッチって、それはないでしょう!』
- 第4話『しがらみって、それはないでしょう!』
- 第5話『政略結婚って、それはないでしょう!』
- 第6話『弾丸出張って、それはないでしょう!』
- 第7話『魔法禁止って、それはないでしょう!』
- 第8話『死亡説って、それはないでしょう! 』
- 第9話『嫌われ者って、それはないでしょう!』
- 第10話『クレーマーって、それはないでしょう!』
- 第11話『板挟みって、それはないでしょう!』
- 第12話『八男って、それもありでしょう!』
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