アニメ「映像研には手を出すな!」観てますか?
今回はいよいよ映像研としての活動らしきものがスターティン。
浅草と水崎のポンコツっぷりに少々不安を感じたものの、金森が上手いことまとめてなかなかいい流れになってました。
もちろんいつもの空想も健在。
というわけで、今回はアニメ「映像研には手を出すな!」第3話「実績を打ち立てろ!」を視聴した感想について書きますね~。
信用ならないポンコツが二人
浅草と水崎の二人、思っていた以上にポンコツでしたね……金森が言うように確かに「信用ならない」と思った。
映像研の看板に凝るのは別にいいとして、金森が真面目な話をしているにも関わらず、二人揃って蝶とたぬきでワッショイワッショイの宴状態ですからね。
建物修復のために例の3万円で必要な工具を揃えた点に関しては評価できると思ったけど……二人を見てるとただたんに空想ごっこ遊びしたいだけのような気がしてきた。
実際、金森も浅草のことに関しては「利己的」と断定していたし。
それにしても水崎も思っていた以上にイカれてるな…ちょっとビックリした。
尚、3万円という金額は小3のときの水崎氏のお小遣いだった模様…チッ。
映像研の活動には浅草と水崎の二人は欠かせない存在だけれど、なんだかんだで一番真面目に取り組んでるのは金森だけだよね…。
とりあえず金森はポンコツ二人に容赦なき鉄槌を下せばいいと思った。
膀胱破裂しろ
おふざけがすぎる二人のポンコツ…今度は屋根上で膀胱破裂しそうになっていましたね。
オンボロ部室を宇宙船にたとえた二人の空想フルスロットルは映像としてはとても楽しいものがあるけれど……危険のともなう屋根上での作業でのおふざけは見ていてヤキモキするものがあった……安全第一ですよっ!
とはいえ、浅草の細かな設定から成り立つガジェットの数々はついつい見入ってしまいますね…正直楽しい。
でも不意に降り出した雹のせいでハシゴが転倒した結果……二人の酸素残量が危険で危ない……現実風に置き換えると「トイレ行きたい」。
カリスマ読モ・水崎氏に「トイレ行きたい」と言わせるセンス……個人的にはオッケーですよ(?)
うんざりしながらも二人の救出に向かう金森も二人の空想に乗っかってかなりノリノリな感じがした……けれども波板を突き破っての救出劇は結局空振り。
二人は一足先に雨樋を伝ってトイレを済ませた後だった……こいつらホント役に立たねえ…膀胱破裂しろ。
音声認識食堂
音声認識で注文ができる食堂がなにげに便利そうでしたね。
声に出して注文すると画面にメニューが表示されカードで決済…そしておばちゃんがヒョイっと料理を出す…かなり合理的ですよね。
「映像研には手を出すな!」はちょっと近未来を描いた作品なのかな…?
浅草が子供のころにはすでにVODも普及していたようだし。
浅草や水崎の空想世界も楽しいけれど、現実世界の描写ももっと見たいところですね……特に授業風景とか。
浅草と水崎がひどいことになってそう(笑)
そういえばカリスマでしたね
そういえば水崎ってカリスマ読モだったんですね。
電車の中で端っこの席を取り合う姿はとてもJKとは思えないクソガキ感丸出しだったけど、電車の中の中吊り広告はすべて水崎ジャックされていた…。
しかも見知らぬ一般人に握手まで求められて……カリスマ読モへ瞬間チェンジしてましたね。
ちょっと前まで「宴だーっ」とか言ってたクセに……すごい二面性の持ち主ですね…このカリスマ。
プロデューサーとクリエーターのせめぎ合い
プロデューサー金森とクリエーター浅草&水崎のせめぎ合いが面白かったですね。
細部にまでこだわり妥協しようとしない二人に対し、金森はあくまでもコストパフォーマンスを重視。
できること、できないことをお互いにすり合わせしていく描写は、実際に仕事にも通づるところがあり、見ていて感心してしまう場面がいくつもありました。
二人のモチベーションを保ちつつ、削ぎ落とせるところは削ぎ落とす…この点について浅草が絶妙な意見を出していて正直驚いた。
全部が全部、お互いの意見が通るわけではないけれど、お互いが納得いく落とし所にたどり着いていてよかったと思います。
そしてその過程でアイデアが元となり、実際にアニメーションとして形になっていくんですけど……これを本当に仕上げることができれば、教師たちの度肝を抜くのは間違いないでしょうね。
浅草がイメージした世界を、水崎が渾身の演技をつけて動かし、金森が現実のものへと着地させる。
プロデューサー金森とクリエーター浅草水崎のせめぎ合い……バチバチっと噛み合う手応えがしっかりと感じられるシーンだったと思います。
まとめ
アニメ「映像研には手を出すな!」第3話「実績を打ち立てろ!」を視聴した感想について書きました。
おんぼろ部室で一体どうなることかと心配だったんですけど、予算獲得のための短編アニメーションを制作するという短期的な目標ができたおかげで、ようやくちゃんとした活動が始まりましたね。
前半は浅草と水崎のおふざけが過ぎて随分とポンコツっぷりを披露していたけれど、後半パートにて意見をぶつけ合わせて少しずつ作品を形にしていく描写は見ていてとてもワクワクするものがありました。
これは本当にうまくいくような気がしますね…油断はできないけど。
次回がとても楽しみです。
以上、アニメ「映像研には手を出すな!」第3話の感想でした!
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