アニメ「映像研には手を出すな!」観てますか?
前回はみどりとツバキの二人による妄想の爆発力に驚かされましたが、今回もその点については安心のクオリティ。
金森がちょっとやらかしてましたけど、そこは目をつぶって楽しむ方向で…。
というわけで、今回はアニメ「映像研には手を出すな!」第2話「映像研、爆誕す!」を視聴した感想について書きますね~。
爆誕というよりはすんなり安産
第2話のタイトル「映像研、爆誕す!」とはあったものの、爆誕というよりは「すんなり安産」という印象を受けました。
この手の話では一番難航しがちな顧問の先生もあっさり決まり、部室についても問題は多々あるものの、あっさりとあてがわれてしまった。
しかも金持ちが約1名いるもんだから、300万もするようなソファセットまですんなりゲット。
必要部材に関しては旧アニメ研の倉庫とやらが充実の品揃えと来た。
爆誕というにはちょっと設定されたハードルがあまりにも低すぎるような気が…。
もっとひと悶着ふた悶着起こしてくれたほうが盛り上がったと思うんだけど…。
といっても、映像研を作ることについてはあくまでも通過点に過ぎないので、本当に大変なのはここからですよね。
個人的にはモノを揃えるよりも先に建物の修繕を急いだほうがいいと思った。
いや、むしろコンパクトに建て替えたほうが早いか?
それとも倉庫のほうを修繕しちゃう?
どうしてもそっちのほうが気になってしまうな…。
本当の爆誕はまだまだ先のような気がします。
やっぱり頼れる金森さやか
クリエイト部分はともかく、交渉や資金繰りに関する部分においては、やっぱり金森さやかが一番頼りになりますね。
物品の供給に関しては金持ちの水崎ツバメにどうしても敵わない部分があるものの、映像研の設立や合法的なアニメ制作の許可を取り付けたのは非常に大きい。
実際、すでにあるアニメ文化研究会は映像コンテンツの作成には取り組んでいないとのことだし、映像研と冠する以上、映像全般を扱うのは至極当然のことですし……それがたまたまアニメだったところで、大した違いはない(ある)
とはいえ、みどり落下の衝撃映像の件については問題ありまくりだったと思いますが……この出来事が次回まで尾を引くのかどうか少し心配ですね。
でも金森氏ならその点も含めて新たな解決手段にたどり着くような気がする……寝る子は育つと言いますしね…足長いから。
アニメのアナログ制作の大変さよ……
旧アニメ研の倉庫での一幕では、アニメをアナログ制作することの大変さが描かれていましたね。
今となっては全行程デジタルで済ませられるんでしょうけど、アナログ制作全盛期では大掛かりな機材で撮影したり、紙や手の油を常に気にしながら作画する必要があったんですね。
みどりとツバメの二人が苦戦している様子からその苦労の一旦が垣間見えるような気がしました……なにげに金森が紙めくるの上手かったな…さすがは金の亡者。
だからといって、デジタルになったからといって決して楽になった部分ばかりではないんでしょうけどね……今まで以上に手間暇かける部分も増えてるでしょうし。
でも映像のクオリティは格段に進歩しているので、やっぱりデジタル万歳、ですよね。
興奮するとすぐ妄想する二人
金森が言うように、みどりとツバメは興奮するとすぐ妄想に走るクセがありますね。
今回も「風車を回す」ということに興奮した結果、二人の空想が大洪水を引き起こしてた。
大型ビルを出現させたと思ったら爆破した挙げ句大量の水を噴出させ、強引に風を起こして見事に風車を回してました。
ディンギーモスやダガーボードなどみどりのイメージボードはいちいち設定が細かい……。
今回の映像も相変わらずグイグイと見せつけてくれるものばかりでしたが……これ、もしもアナログ制作だったら途方も無い工数かかってしまうんだろうなぁ……つくづくデジタル万歳ですよ。
そして夢中になるあまり大雨で雨漏りしていても、先生に怒鳴られるまでまったく気づく気配がないという……これは金森も制御するのが大変だわ。
一見、まともに見えるツバキもみどりに負けないくらいクセが強いし……これは今後の活動にかなり期待が持てそうですね。
まとめ
アニメ「映像研には手を出すな!」第2話「映像研、爆誕す!」を視聴した感想について書きました。
爆誕す! の割にはすんなり安産といった印象だったものの、みどりとツバキの織りなす空想の世界は今回も相変わらず見事だったと思います。
今のところはみどりの空想がメインに描かれる部分が多いものの、今後はぜひツバキの描いた人物達が動く様子も見てみたいものですね。
あとはこのクセの強い二人を金森がどのようにして制御していくのか……金と暴力以外の方法でなんとかしていって欲しいところですね。
次回もとても楽しみです。
以上、アニメ「映像研には手を出すな!」第2話の感想でした!
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