アニメ「ぼくたちは勉強ができない」観てますか?
今回は前半パートは女心の先生・古橋文乃の恋愛ヘルプデスク、後半パートは成幸とうるかの告白道場が見どころとなってましたよ。
相談料は高くつくぜ…古橋がな!
『好きなやつって、俺?』事件から、二人きりになると気まずくなってしまうようになった成幸とうるか。
二人はあくまでも「友達の話」と称して古橋に相談するも、即見破られてしまう。
二人とも相談の仕方が雑
相談料は成幸は「そばあじゅ」のそば、うるかは「うめえん」のラーメン。
ダイエット中と言いつつも汁までしっかりとすする古橋の迂闊さは、きっとまた新たな悲劇を生むに違いない。
この相談料…高くつくぜ
体重計の上で悲鳴をあげる古橋の姿が目に浮かぶよ。(ぽわ~ん)
変質者・古橋の「ゼロ距離」恋愛ヘルプデスク(通信量が別途かかります)
勉強に悪影響が出てはいけない、ということで二人のために一肌脱ぐことにした古橋。
実際には脱がずに、ゴリゴリに武装するんですけど
- 麦わら帽子
- 前髪全下ろし
- 伊達メガネ
- 驚異のパッド6枚重ね(ドーン)
完璧な変装?で別人になりすまし、二人の真裏のベンチに腰掛けるという、ほとんどゼロ距離でのオンラインかオフラインかよくわからない古橋の恋愛ヘルプデスク。
なお、通信量は別途かかります
ところが古橋が何を助言してもすぐに会話が思わぬ方向へと行って途切れてしまうんですよね。
小美浪先輩の家での濡れブラスケスケ事件については、古橋も流れ弾を被弾し思わず声を上げてしまうことになりピンチ。
古橋みたいな声に反応した二人は、古橋を古橋たらしめるある身体的特徴(つまり胸)を確認し、異常がないことを確認。
備えあれば憂いあり
6枚パッドのおかげで身バレは免れたものの、古橋の尊厳は確実に傷つけられた…。
とりあえず成幸とうるかの二人はあとでツネラれることが確定。
それにしても二人の古橋の識別基準って…
その後も助けを求める二人に様々なアドバイスを送るも、すべて裏目に出て会話はすぐに途切れてしまう。
古橋の知らないところでいろいろとやらかしている成幸とうるか。
古橋のヘルプデスクも限界が近づいてきた。
ポニーテール流行れっ
会話が続かず、気まずさが限界ギリギリまで達した二人は、テンパリ過ぎて日本語力が著しく低下してしまう。
そんな中、うるかの本当の気持ちを相談メールで知った古橋は、あまりの健気乙女っぷりに逆に照れちゃう。
真剣に返信の言葉を入力していると、今度は関城紗和子から、緒方理珠の好みの髪型どっちがいい?という迷惑メールを受信。
「果てしなくどうでもいい」ってさ
この迷惑メールの影響により、真剣に書いた返信は関城へ、果てしなくどうでもいい返信はうるかへと誤送信してしまい、古橋さん騒然。
けれども、この誤送信が功を奏し、結果的に成幸とうるかからは気まずさがすっかりと消えた。
ポニーテール流行れっ
後日、古橋に礼を言いに来た成幸に、何気なくポニーテールをアピールする古橋がぶっちゃけ一番可愛かったです。
武本うるかは泣くべき時を知っている
後輩・池田っちのリレーミスにより、うるかの最後の大会は終わってしまった。
うるかは涙ながらに謝罪する後輩のミスを責めることなく、優しく励まして、見事に後輩に次のバトンを託した。
今までのうるかの努力を知っている成幸は、そんなうるかにどのような言葉をかけたらいいのかわからず、気がつくと涙ぐんでいた。
本来、泣きたいのはうるかのはずなのに…しかし、武本うるかは泣くべき時を知っている。
うるかが泣くべき時は「今」じゃないことを知っている。
だから成幸はその泣くべき時が来たときに、そっと胸を貸してあげればいい。
悔しがれることは幸せなこと
成幸は励ます代わりにうるかと一緒に、中学時代の母校に夜中に不法侵入することに。
成幸を誘い出した張本人のうるかは、夜の母校でガリ勉メガネだった成幸との様々な思い出をフィードバック。
見た目は快活な体育会系女子なんだけど、実際のうるかは好きな男の子の前ではめちゃくちゃ奥手なんですよね。
今でこそ「成幸」と下の名前を自然に呼べるようになっていますが、裏では家で猛練習していたという…まさに筋金入りの奥手ちゃん。
そんなうるかが誘い出したのは、夜の学校のプール。
実はうるかは中学1年のときに水泳を辞めようとしていたんですね。
理由は小学校最後の大会で盛大に負けてしまった悔しさをもう二度と味わいたくなかったから。
その時の大人たちは「一度負けたくらいで」落ち込んで悔しがるうるかをただただ叱るだけだった。
しかし、中学時代のガリ勉メガネの成幸くんの解釈は全然違うものだった。
成幸
一度負けたくらいでそこまで悔しがれるなんて…
すごく価値のある才能だと思うけどなぁ
うるか
……!
成幸
俺には何もないからうらやましいよ
そこまで本気になれるものがあるって
すげえ幸せなことだもんなぁ
うるか
そんなこと言われたの、はじめてかも
成幸
そう?
うるか
(本気になれるもの、か)
言った本人である成幸はこの会話を全然覚えてなかったものの、今のうるかにとっては人生を変えた一言だったんですね。
成幸からのお言葉を頂戴したこの場所で、その時のお礼をいううるかが最高にロマンチストだった。
どんかん成幸先生のうるかの告白道場
うるかからお礼を言われて、成幸が思い浮かべたのは『好きなやつって、俺?』事件。
成幸
告白は、もうしたのか?…その、例の好きな人に
成幸、突然の爆弾発言。
ときおり成幸はデリカシーがゼロになる
水泳大会では何もできなかったことに引け目を感じている成幸は、何かできることはないか?と思案した結果、とんでもない提案をしてしまう。
成幸
武本!俺に告白しろ!
うるか
何いってんのぉ!?
成幸
俺が練習台になるから
本番で失敗しないよう告白の予行演習をしよう!
うるか
(できるか成幸ばかーーー!)
成幸
何事も反復だぞ、武本!
うるか
(やっかいなことに、こういう時のこの男は善意100%
…でも、マジメな顔もかっこいいよぅ!)
成幸の無茶振りすぎる提案に対し、うるかも無茶振り返しとばかりに「下の名前」で呼ぶことを要求するも、成幸はあっさりと「うるか」と呼んでしまう。
うるかは、あまりにもあっさりと下の名前で呼ばれてしまい、今までの自分の苦労はなんだったのかと、今度は悔しさがこみ上げてしまい、最後は頭の中が真っ白に。
その結果、うるか、マジ告白。
うるか
成幸…好き…大好きだよ、成幸
言い切ったよ
頭真っ白だったうるかも、言ってから気づきうろたえるも、残念ながら成幸はやっぱり成幸だった…。
成幸
もう一度やってみようか
いや、告白自体はすごく良かったんだけど
俺の名前呼んじゃだめだろ
でも、ほんと良かったぞ、今の感じ
鈍感系主人公ってほんと手強い
怒りのうるかは成幸をプールに突き飛ばすも、成幸にとっさに腕を掴まれて、一緒にドボン。
成幸
何すんだ武本!
うるか
武本…?
あーれー?
下の名前で呼んでくれるんじゃないの?
成幸
それじゃ…うるか
自分で促しておいて、いざ呼ばれると顔を真っ赤にしてしまい、最後は水中へと隠れるうるかさん…そんな奥手な姿がとても尊かったです。
これにて成幸の告白道場、終了
まとめ
アニメ「ぼくたちは勉強ができない」第12話「天才は時に[X]をともに分かち追懐する」を視聴した感想について書きました。
前半パートでは、ぼく勉のヒロインの中では一番の苦労人であろう古橋による愛のヘルプデスクが健気で面白かったですね。
例のごとく身体的特徴で被弾したり、報われないポニーテールアピールする姿が可愛かったなぁ。
後半パートでは、うるかの中学時代のエピソードや、成幸の告白道場開催にともなう無茶振り合戦が相変わらずの面白さでしたね。
気がつくと今回はヒロインが二人しか登場しないという珍しい回となっていましたが、アニメ「ぼく勉」もついに次の13話で最終回。
どのような締めくくり方をするのか、とても気になるところです。
以上、アニメ「ぼくたちは勉強ができない」第12話の感想でした!
- 第1話『天才と彼はその[X]なる判定に銘々慮る』
- 第2話『先人の誇りは時に[X]どもの事情と背反す』
- 第3話『天才は変遷する季節と[X]模様に憂う』
- 第4話『時に天才は限定された[X]において奮闘する』
- 第5話『心尽くしの賜物は時に[X]の錯綜となる』
- 第6話『彼らは安んぞ面する[X]の志を知らんや』
- 第7話『人知れず天才は彼らの忖度に[X]する』
- 第8話『ゆく[X]の流れは絶えずして…』
- 第9話『最愛の星に[X]の名を(前編)』
- 第10話『最愛の星に[X]の名を(後編)』
- 第11話『祭のはじめは矢継ぎ早 彼らに[X]が降りかかる』
- 第12話『祭の騒ぎは留まらず[X]どもは茨の道を往く』
- 第13話『祭の終わりは寂しくも華やかに[X]どもを祝福する』
- 第1話『天才と[X]は表裏一体である』
- 第2話『魚心あれば、天才に[X]心あり』
- 第3話『天才は[X]にも心通ずるものと知る』
- 第4話『彼女が天才に望むもの即ち[X]である』
- 第5話『林間の天才は[X]に迷走する』
- 第6話『天才[X]たちは、かくして勉強ができない』
- 第7話『前任者の秘匿領域は[X]な有様である』
- 第8話『天才の一挙手一投足は時に[X]を翻弄する』
- 第9話『禁断の地にて彼は、[X]が為奮闘する』
- 第10話『かの新天地にて迷える子羊は[X]と邂逅する』
- 第11話『威厳ある先任者は時に[X]にかしづく』
- 第12話『天才は時に[X]をともに分かち追懐する』
- 第13話『天才の目に天の光はすべて[X]である』
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