「デカダンス」12話(最終回)感想!最高すぎる3年後の大団円

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アニメ「デカダンス」観てますか?

 

デカダンス

 

今回でアニメ「デカダンス」もいよいよ最終回!

 

素晴らしい大団円が待っていますよ!

 

 

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カブダンス起動!

 

 

カブラギがログインしたデカダンス、通称「カブダンス」が起動するまでに随分手間取っていましたね。

 

デカダンスとカブラギ間の接続は成功したものの、システムの干渉によりカブダンスは起動せず……。

 

システムは最後通告するかのように、かつての滅びた人間世界の映像をバックにカブラギと最後の対話を試みるのですが……実はシステムは「バグ」の存在を密かに容認していたんですね。

 

「バグ」を執拗に排除する行為そのものがシステム自身の進化を促す……ゆえにシステムにとって「バグ」とは決して不必要なものではなかったんですね。

 

これは人類滅亡の危機の過ちを二度と犯さないようにと、厳しく戒めた上でのこと……システムはシステムでデカダンス世界を安定的に運用するために適切なコントロールをし続けていたということか。

 

とはいえ、システムのこのスタンスは、ナツメやパイプといった「バグ」に特別な思い入れを抱くカブラギには、手放しで受け入れられるものでもない。

 

ゆえに、システムとカブラギの対話は平行線に終わるのですが……システムとしてはこの対話を進化に必要と判じたのでしょうか。

 

最終的にはカブラギの意見に折れる形で、カブダンスの起動に手を貸していた。

 

システムとしては、これはある種の「賭け」だったのかもしれませんね。

 

 

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最後のミッション

 

 

今のデカダンスの状態では、巨大ガドル「オメガ」には対抗できない……ということで、各地に散らばっているかつてのデカダンスのパーツを集める「最後のミッション」が発動されていましたね。

 

指令を受けたギアの面々は、各地に散らばりミッション開始……一方でデカダンス世界の事情を知らないタンカーの面々達は、わけも分からずポカーン状態。

 

そりゃそうですよね……タンカー達はゲームしてるわけじゃないんだから。

 

ここで珍しくドナテロが気を利かせて、タンカー達にアドバイスしているのが妙に印象的でしたね。

 

この「最後のミッション」が呼び水となって、サービス終了寸前のデカダンスに大量のログインが集中したのは、カブラギ達にとっては強い追い風となったようで。

 

各地のパーツが一斉に集まってきたことにより、デカダンスのキャノンはグーパンチからドリル状へと変化していた……うん、これならオメガと戦えそうだわ。

 

デカダンス史上、最大最後の戦いのための「最後のミッション」は、最後を締めくくるのにふさわしい内容だったと思います。

 

 

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カブダンス限界突破!

 

 

オメガとの戦いでカブダンスが限界突破していましたね。

 

各地に散らばったパーツでカブダンスのキャノンはドリル状に強化されたまでは良かったけれど……オメガとの戦闘では倒すまでには至らない。

 

それどころかオメガの反撃を受け、オキソン不足に陥るなど、さすがのカブラギも絶望に目を閉じてしまう。

 

けれども、カブラギの中のナツメがとにかくうるさくて止まらない。

 

次々とナツメの名シーン、名ゼリフなどが次々とフラッシュバックされてくもんだから……特に最後を締めくくるナツメの涙のシーンには、思わず目頭が熱くなる。

 

カブラギは「うるせえ」と毒づくも……その言葉とは裏腹に心は熱く燃えたぎる。

 

限界を突破したカブダンスは、その圧倒的な力でついにオメガをねじ伏せる。

 

ただ、オメガを倒したはいいものの……デカダンスの耐久力も限界を突破してしまっていた。

 

カブラギに容赦なく降りかかる瓦礫の山が見ていてとても切なかったですね……。

 

 

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最後のありがとう

 

 

動かなくなった組長へのナツメの最後の「ありがとう」が胸に来るものがありましたね。

 

結局ナツメがサイボーグ姿のカブラギと対面したのは、オメガとの戦いが終わったあと……つまり、もうカブラギが力尽きる寸前の状態だったんですね。

 

ドナテロやジル達が見守る中、ナツメはカブラギに心からの気持ちを伝え……最後に涙ながらに「ありがとう」と締めくくる。

 

そんなナツメの言葉を聞き届けると、カブラギの最後の灯火はそっと静かに消えていく……この演出がたまらなく切ない。

 

ナツメって悲しい別ればかり繰り返してるように思えるなぁ……父親しかり、パイプしかり、そして今回のカブラギしかり……。

 

ただ、ナツメはその別れの分だけ心も体も強くなってきたとも言える。

 

最後の「ありがとう」は涙こそ流してたけど……その表情は笑顔だったからね。

 

カブラギもきっと、そんなナツメの「ありがとう」を満足な気持ちで受け取ったことと思います。

 

 

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最高すぎる3年後…デカダンスは終わらない!

 

 

あれから3年経ったあとのデカダンスがとにかく最高の形へと進化していましたね。

 

物語開始当初のデカダンスは、ひたすらガドルとの戦闘に明け暮れる殺伐とした世界だったわけですが……3年後のデカダンス世界はすべての生きとし生けるものが共存共栄する素晴らしい世界だった。

 

サイボーグと人間達がともに力をあわせて、農作物を育てたり、スポーツやバトルで腕を競い合い、フィールド探索に駆け巡る。

 

何よりも嬉しく感じたのが、ガドル達ともしっかりと共存共栄してることでしょうか。

 

3年後のデカダンスでは、ガドルの凶暴性はなく、リンメイの髪めがけてじゃれついて、フェイも心から笑っていた……もう最高の形ですよね。

 

そして成長したナツメは「ナツメツアー」と称して、子供達をフィールド探索に案内する仕事に携わり、相変わらず素敵な笑顔は健在でしたね。

 

また、そんな笑顔をさらに最高にしてくれたのが……ジルのバックアップから復活したカブラギとの再会でしょうか。

 

カブラギ本人の姿こそ映されなかったものの……ナツメの表情が十二分にその驚きと嬉しさを伝えてくれましたね。

 

パイプがいないことに少し寂しさは感じたけれど……マスコットキーホルダーとして天国から見守ってくれているものと願いたい。

 

アニメ「デカダンス」、もう文句なしの大団円だったと思います。

 

 

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まとめ

 

アニメ「デカダンス」第12話(最終回)「decadence」を視聴した感想について書きました。

 

アニメオリジナル作品ということで、第1話目から圧倒的な世界観とクオリティを見せつけてくれたわけですが……今回の最終話まで全力で走りきった印象を受けましたね。

 

ハードな世界観ながらも、サイボーグ達のポップな姿や、かわいいガドル・パイプの存在には大いに癒やされるものがありましたし、何よりナツメやクレナイを始めとするタンカー達の生き生きした描写には毎回唸らされるものがありました。

 

特にナツメの快活さと、あきらめない気持ちの強さには、自然と力を分けてもらってたような気もします。

 

最後はカブラギとも再会を果たしたことだし……今まで人生ハードモードだった分、しっかりと幸せを掴んで欲しいと思いました。

 

アニメ「デカダンス」、本当に見応えのある作品でした!

 

以上、アニメ「デカダンス」第12話(最終回)の感想でした!

 

アニメ『デカダンス』感想一覧 2020年7月~
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