アニメ「女子高生の無駄づかい」観てますか？
今回は新キャラクター、九条翡翠ことマジョが登場。
特にロリとヤマイとの絡みが最高です。
オカルト好きのコミュ障・マジョ登場
今回は新キャラクター、九条翡翠（くじょうひすい）ことマジョが登場。
双子の妹に人として大切な成分をすべて奪われてしまった結果、ホラー・オカルト好きのコミュ障不登校児へと成長してしまったわけなんですけど、個人的にはかなり大好物な感じのキャラクターでした。
きっかけは双子の妹。
マジョ登場のきっかけとなったのは姉思いの双子の妹・琥珀。
不登校の姉を心配してバカ達に姉の友達になって欲しいとお願いするんですけど、姉と違って妹・琥珀は即断即決アグレッシブな性格の持ち主…超速フリック操作で善も急ぐ↓↓
『おねぇちゃん。おねぇちゃん。アリアリバーガーに二足歩行したツチノコがいる！動きが早いからすぐどこかに行っちゃいそう！アリアリバーガーで見張ってるから早く来て！』（姉へのメール）
メールの文面こわ。
なんでも琥珀は姉に対して責任を感じているとのこと↓↓
『生まれてくる時に私が姉のコミュニケーション能力やまともな感性をすべて奪い取ってしまい、姉にはカスしか残らなかったんじゃないかって』（琥珀）
ド○ミちゃんは【まとも】でドラ○もんは【残りカス】なのか…？
自分の髪でミサンガを作る姉に対しては↓↓
『もう！ なんでお姉ちゃんはそうもお姉ちゃんなの！？』（琥珀）
のび太のくせに？ みたいな？
そんな姉に対する琥珀のアドバイスがなんか雑↓↓
『大丈夫。【それな・ウケる・カワイイ】。この3つを使い回せばとりあえず女子高生とは会話できるから！』（琥珀）
琥珀の女子高生観は少し間違ってると思う。
だけど、姉思いであることだけは間違いない。
これまでイチ、バカが役に立ってた
今回のバカは今までの中で一番役に立っていたと思う。
コミュ障で引っ込み思案のマジョに対しても臆すること無くグイグイ行くし、【死に方あみだ】にもグイグイ食いつく。
『マジョー！ 待ってたぞー！』とマジョの掃除当番を待っててあげたり、なによりロリと仲良くなるきっかけを作るなど、正直、バカの存在をこれほど尊く感じる日が来るとは思いもしなかった。
さすが「マジョ」の命名主。
また、バカだけでなくヲタとロボもいい仕事してた。
『すべての人に好かれるなんて不可能。分かってくれる人だけ大事にすればいい』（ロボ）
それな。
『よっしゃ、片っ端からツッコんでやるよ』（ヲタ）
『思い出した！ サムゲタンだ！ サムゲタン！』（バカ）
戸松遥のツッコミ祭り見たかった。
マジメはわからない
久しぶりに登校してたマジョに対するマジメの優しさがマジ尊い。
『休んでいた間に配られたプリント類、私がまとめて受け取ってきました。これは世界史の資料で、これが…』（マジメ）
ここで妹のアドバイスが間違った方向に発動。
『そ、それな…』（マジョ）
その言葉がまじめなマジメに混乱をもたらす。
『（どういう意味だろう？ 「それ」は指示代名詞で「な」が終助詞という解釈でいいのか？ あるいは略語？ 「そうめん・冷麺・ナポリタン」の頭文字を取って「それな」）』（マジメ）
結果。
『（わからない…）』（マジメ）
優しいマジメのまじめさが仇になってしまった。
また別の機会にからませてあげて欲しい。
ヤマイとマジョ
ヤマイとマジョ、ある意味属性が近いこの二人、ちょいちょい絡みを見せるんですけど、微妙に噛み合わない感じと空気感が絶妙だと思った。
ドラゴンナイト vs 魔女
『ん？ 貴様見ない顔だな？』（ヤマイ）
『（いきなり話しかけられた…！）』（マジョ）
ヤマイもボッチだけど意外とグイグイいくのな。
『名を名乗れ』（ヤマイ）
『そ、それな…』（マジョ）
『（【それな】というのか…）』（ヤマイ）
またしても妹アドバイスの弊害が。
『貴様なぜあまり学校に来ない？ 何属性だ？』（ヤマイ）
ヤマイなりに心配してるのかな？
『ウ、ウケる…』（マジョ）
『（なにぃ！？）』（ヤマイ）
妹…！
『知らないのなら教えてやるが、あまり僕に軽口を叩かないほうがいい…！ こう見えて僕は選ばれしドラゴンの力を秘めた者だからな…！』（ヤマイ）
自己紹介なのかな？
『言うなれば恐るるべき存在だ！』（ヤマイ）
『カワイイ…』（マジョ）
『（完全になめくさってやがる…！）』（ヤマイ）
このユニット面白いな。
『き、貴様とはいずれ戦う時が来るだろう…覚えておけ！』（ヤマイ）
『た、戦う！？』（マジョ）
ドラゴンナイト vs 魔女…いつ戦うのか気になるところです。
ラストステージ
ヤマイは戦いに向けて情報収集。
『ターゲット九条。コードネーム【マジョ】を発見。奴はロクに学校に来なかったくせに、数日前よりひょっこり現れていつの間にかバカたちに溶け込んでいる』（ヤマイ）
マジョが聞いたら喜びそうなこと言ってるな、このボッチ。
『怪しい…危険度レベル3。今後も追跡を続行する。メーデーメーデー応答せよ』（ヤマイ）
『危険度で言えばお前のそれは最後のステージだぞ…山本』（ヤマイ）
親御さんに電話しよう。
結論。マジョだけは怒らせんとこ…
ヤマイはターゲット【マジョ】に再び接触をはかるものの、登場場所の選択を誤ってしまう。
『ヤマイさん…』（マジョ）
『なんだ？ 言ってみろ』（ヤマイ）
『あの…見えてますけど……下着が』（マジョ）
厨二…。
『見たのか？』（ヤマイ）
『はい』（マジョ）
『そうか…』（ヤマイ）
飛び降りてから強がるヤマイの顔真っ赤。
『き、貴様を油断させるためにわざと見せていたというのに』（ヤマイ）
肉を切らせて骨も切らせる。
『ど、どうだ！ 油断しただろう？ そして動揺しただろう？ すべては計算だ…今見たことは誰にも言うなよ…いいな？』（ヤマイ）
『は、はい』（マジョ）
油断して、動揺してからの口止め…ヤマイ、恥ずかしすぎるぞ。
『それよりもさっさと貴様の秘密を吐け』（ヤマイ）
『ええ…そ、そう言われましても…』（マジョ）
といいつつ、妹から口止めされている秘密を吐く。
『あ、あの、実は人の血を見るのが三度の飯より好きなんです』（マジョ）
『（えっ！？）』（ヤマイ）
『と、特に頸動脈から勢いよく血液が噴出する光景がたまらなくて…』（マジョ）
『（これは…）』（ヤマイ）
『あ、もちろん引きずり出した後の脈打つ内蔵も大好きです！』（マジョ）
マジョは最後のステージのさらに向こう側にいる。
『（僕が思っていたよりもガチだ…）』（ヤマイ）
ここで名もなきJKたちが『あとやっといてくれない？』『おねがーい』と言ってくるんですけど、この時のマジョの言葉のチョイスがさらなる誤解を生む。
『私がまとめて始末しておきますから』（マジョ）
狂い合うヤマイとマジョの脳内シミュレーションの誤変換が止まらない…。
中でも決定的だったのが、マジョが落とした【死に方あみだ】。
そこには、転落死、溺死、毒殺、事故死、病死、撲殺、圧死の7つの選択肢が…。
チリトリを待たず素手でゴミをかき集め、マジョの顔を見ることなく逃げるようにゴミ捨てに行くヤマイ。
『（マジョだけは…マジョだけは怒らせんとこ…）』（ヤマイ）
【死に方あみだ】の破壊力…厨二の心は完全に折れた。
いっぽう、マジョはというと。
『ヤマイさんにお礼言えなかった…でもいい人だったな』（マジョ）
二人の誤解は永遠に続きそうな気がする。
ロリ×マジョ
今回、なんだかんだいって、マジョが一番仲良くなったのはロリでした。
ロリ・マジョ・琥珀のニュー・シネマ・パラダイス
バカがつけたニックネームのおかげでお互い話すきっかけが生まれるんですけど、恋愛映画に連れ出した妹のファインプレーも大きい…あとリリィのアドバイスも。
こんな恋愛映画好きでもなんでもない人見知り・ロリと、コミュ障・マジョの取り合わせ…確かにめいんどくさい…けど尊い。
で、マジョ、ロリ、琥珀の三人で恋愛映画を見ることになるんですけど、映画に対する感想がツッコミどころ満載すぎた。
『（いやーカッコいい！ キュンキュンするー！）』（琥珀）
常識的な反応の琥珀。
『（この男の人、交際相手いる女の人を無理やり連行するなんて…しかも自分にも交際相手がいるのに…）』（マジョ）
意外とまともな倫理観を持ってるマジョ…これには私も同意。
『（コイツラこんな平気で学校サボって…親が知ったら泣くぞ！）』（ロリ）
親目線…いや、おばあちゃん目線か。
徐々に常識的ラインから乖離していく二人の感想。
『こんなドロドロの恋愛が普通なの？ やっぱり人間って怖いよ…！』（マジョ）
人間不審になってきた。
『付き合う前なのに手までつないで！ ド不良じゃねーか！』（ロリ）
硬派だな。
話が進むに連れ、三人の感想はさらにダイバーシティ化していく。
『（いや～！ 素敵～！）』（琥珀）
倫理的には許されないけど。
『（はぁ…一滴の血も流れないなんて退屈…早く誰か殺されないかな）』（マジョ）
判断基準は血の量と人の生死…人間って怖い。
『（わぁー！ 嫁入り前の娘がキ、キ…こんなのもし子供が見たらひゃー！）』（ロリ）
ロリにはまだ早かったか。
映画を観終わったあとの感想があまりにも三者三様。
『面白かったー！ 最後泣けたよねー！』（琥珀）
まともな感想…なのかな。
『自分たちさえ幸せであれば他人はどうでもいいという考え方…恐ろしい…人間のエゴイズムを凝縮したような映画だった…』（マジョ）
意外とまともな感想になった。
『マジメな主人公が不良に毒されてどんどん不真面目になっていく…R12指定にすべき映画だった…』（ロリ）
ロリはR12の子。
でも、この二人、ため息の付き方が息ぴったりで妙にお似合いなんですよね。
また、妹・琥珀もこの二人とは映画の感想は違えど、帰り際の会話ではかなりいいフォローをしており、マジョ、ロリもかなりいい感じだったと思います。
『映画館にはよく1人で来るの？ なんか大人ー！』（琥珀）
いい話のフリですね。
『いや、まぁ同世代で気軽に誘えるヤツもいねえし』（ロリ）
ヤマイと違って素直でかっこいいなロリ。
『わかります！ 女子高生って誘っただけで死ねって言ってきそうで怖いですよね！』（マジョ）
お前も女子高生だろが。
このマジョの言葉に対するロリの率直な反応がかなりいい感じ。
『なんだそれ？ なんかマジョって学校じゃ影薄いけど外だと結構イメージが違うな』（ロリ）
ロリの素直な言葉にはパワーがあるな。
『（な、なんだかロリさんは私のことを分かってくれる気が…）あ、あのロリさ…』（マジョ）
マジョが勇気だそうとしてる…！
『あ！ おばあちゃん！』（ロリ）
『じゃね！』（ロリ）
おばあちゃん子のロリ最強やな。
ロリに話しかけることができなかったマジョへの琥珀のフォローがとても優しい。
『大丈夫、話せる機会はまたあるよ、ね？』（琥珀）
『うん』（マジョ）
思い出のチョコバット
映画以降、なかなか話す機会がなかったものの、バカのおかげでロリとコンビニエンカウント…ロリ、何立ち読みしてんだ。
バカの肩には乗らなかったものの、思わぬ形でロリと一緒にチョコバットパーティー開催。
『美味いだろ？ チョコバット』（バカ）
『あ、はい』（マジョ）
『ま、まぁな』（ロリ）
赤面するマジョ、ロリの二人がとても尊い。
ここでマジョは勇気を出す。
『あ、あの、ロリさん…えっと…今度また一緒に映画行きませんか？ 次のは不良も出てこないような【ほのぼの】ストーリーで』（マジョ）
こんなに引っかかる【ほのぼの】はじめて聞いたな。
『ってごめんなさい！ ダメですよね！？ まだ仲良くもないのに！』（マジョ）
チョコバットぐしゃっ！
『ちょっと首吊ってきます！』（マジョ）
ずいぶんカジュアルに首吊りに行くんだな。
『言ったな？ 絶対誘えよ』（ロリ）
ロリ、クソかっこええ。
『はい』（マジョ）
チョコバットつけながらの快諾…勇気出してよかった。
『おお！ マジョのチョコバット、ホームランだ！』（バカ）
マジョへの祝福。
『（私は今日、みなさんと一緒に食べたチョコバットの味を忘れないでしょう）』（マジョ）
そんな最高のチョコバットをこの姉…。
『お姉ちゃん、何でもかんでもホルマリン漬けにして保存するのやめて！』（琥珀）
ホルマリン漬けで永久保存決定。
『（きっと一生）』（マジョ）
やっぱりこのマジョ危険…。
そして約束通りほのぼの映画を見に行った二人。
『やっぱりこういう映画はほのぼのするなー』（マジョ）
にこやかなマジョとは対象的にロリは境界の彼方へ…おばあちゃんより先に逝っちゃだめだ！
まとめ
アニメ「女子高生の無駄づかい」第6話「まじょ」の感想について書きました。
今回はマジョ初登場回ということで、いろんなキャラクターとの絡みを見せてくれましたが、個人的にはバカがずいぶんといい意味で機能していたように感じました。
空気を読まないノーテンキなバカのキャラクターは不登校状態から学校へと復帰したマジョにとってはかなりありがたい存在だったように思います。
バカを介してロリと徐々に仲良くなっていく描写もとても良かったですし、ヤマイとの噛み合うようで噛み合わない絶妙な会話も面白かったです。
マジョには今後も出番多めに登場して欲しいところです。
次週もとても楽しみです。
以上、アニメ「女子高生の無駄づかい」第6話の感想でした！
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