アニメ「女子高生の無駄づかい」観てますか?
今回の第3話は、見た目は子供、中身も子供、「ロリ」がメインのガキの使いやでエピソード。
そして、バカ vs ロリばあちゃんの夢の競演も実現。
ロリばあちゃんの客観的ツッコミが冴え渡る回でもあります。
ムダ毛使いの女たち
「今からスゴイこと言っていい?」(バカ)
そんなバカの枕詞から飛び出した内容は、胸毛による防御力強化の重要性について。
女性は胸毛の代わりにおっぱいで防御力を高めるしかない…だけど、バカの胸は残念ながらその責務を果たすに至っていない。
『ほんとだ』(ヲタ)
声のトーン(笑)
世の中のツルツルを是とする風潮を嘆くバカに対し、粘土職人のロボが作ってみせたのは「防御力が高い心臓」だった。
毛が生えた心臓…心の防御力は確かに高そうだけど、キモい。
BLはOK、キモい心臓はNGのヲタ、心臓を力いっぱい殴り飛ばし、窓に張り付いたヤモリをKO。
彼らは学校以外の場所でも、こうして無駄づかいし続けてるんですね…。
ロリ祭り
ヲタの次はロボか…? と思っていたら、今回の第3話のメインターゲットはロリだった。
小さく幼い外見にコンプレックスを抱えるロリは、とにかく舐められたくない一心でグレた。
キャンディを舐めているのは、舐められたくないという気持ちの反動なのかも。
学校で強がるいっぽう、家ではめちゃくちゃに甘えまくる、おばあちゃんに(倒置法)。
今回はそんなロリ祭り。
ガキの使いやで
風の谷のバカから肩へのお誘いを受けるも、ロリは即座に拒絶&ブチ切れし、謎のイントロも一瞬で終了。
『口聞いてやんねえ!』と口をつぐむロリがロリかった…一瞬で口開いてたけど。(負け)
バカ情報で職員室のワセダを尋ねるも、ロリを呼び出した事実など無かった…バカめ!
もののついでとワセダからバカへの伝言を承り、ロリ、正真正銘、ガキの使いやで。
サンタ来ねえからな
『出すもん出しなぁ!(進路希望の紙)』(ロリ)
便秘気味でウ○コ出ないバカの誤回答は置いといて、騙されたことに激おこのロリは、バカに精一杯の脅迫をする。
『お前な! そんなロクでもない嘘ばっかついてると、お前んちだけ今年サンタさん来ねえからな!』(ロリ)
高1ロリのサンタ発言に驚愕したバカ、ヲタ、ロボの3JKは緊急会議。
なまじ「おばあちゃんと二人暮らし」というにわか情報を持っているだけに、この3人のロリ家に対する風評被害が本当にひどかった。
憐れみに満ちた目でそっと肩を突き出す風の谷のバカ。
『だから乗らねえっつってんだろタコ!』(ロリ)
ブチギレながらも、ポイ捨て空き缶をゴミ箱に入れるロリには、きっと今年もサンタ来るよ。
女子無駄随一の孫
どんなに不機嫌で、どんなに悪口を叩いても、玄関で靴を揃えるロリ…いい子や。
おばあちゃんが出迎えると機嫌もなおり、パーフェクト・ロリへと変身。
オーバーオール姿で大福を頬張る姿は完全に義務教育の子だった。
しかしお友達の話題はNG…強引に晩ごはんの話題にそらす描写は少し可愛そう、かも。
晩ごはんがハンバーグと聞き、歓喜しつつも膝の調子が悪いおばあちゃんを気遣うロリは「女子無駄」随一の孫だと思った。
やっぱりガキの使いやで
ロリは膝が悪いおばあちゃんの代わりに買い物を引き受けるものの、過去に迷子になり、おまわりさんのお世話になった実績がある。
不安なおばあさんに強がるロリの説得力はゼロ。
そして今回の買い物にて『変な人についてっちゃダメだよ』というおばあちゃんの言葉はある意味正しかった。
買い物先で出会ったバカ・ヲタ・ロボの3人の変な人たちについていっちゃう。
バカのオモチャの誘惑に打ち勝ち逃亡するも、今度はチョコバットの誘惑が…。
ロリの「ひとつだけ」の意味は「一箱」なのか。
結果レジでお金が足りなくなり、「ひき肉」をあきらめ「チョコバット(一箱)」を選んでしまあたり、やっぱりガキの使いやで。
豆腐ハンバーグでも食っとけ
『お肉だけ買えなかった…』(ロリ)
ロリはそういって項垂れて帰ってたけど、「買えなかった」んじゃなくて「買わなかった」だけだからね、ソレ。
失望して怒るおばあちゃんを想像して泣いてる場合じゃない。
謝りながらおばあちゃんにチョコバットを差し出すところに幼児のずるさを感じた。(ほっこり)
でもチョコバットではハンバーグは作れない…買収失敗か。
そんな幼児には豆腐ハンバーグで十分だ。
おばあちゃんの知恵袋に感謝しなさい。
ロリばあちゃんの客観的ツッコミが新鮮
体操服を忘れたロリ、それを届けにきたおばあちゃんにバカが絡み、おばあちゃんピンチ…とはならないお話です。
野生のばあちゃんこと、ロリのおばあちゃんは客観的思考の持ち主。
孫がロリと呼ばれても『ロリってサクのことかい?』
ロリばあちゃんといわれても『ロリばあちゃん』と復唱するのみ
バカから『ばあちゃんより90歳は若い』と言われても、『そこまでの差はないと思うけど』
『大丈夫』といいつつも苦悶の表情でおんぶするバカには、『それで大丈夫な状態といえるのかい?』
階段でおんぶしながら靴紐を治そうするも、手が届かず前屈するバカには、『そりゃこうなると思うよ』
『毎日お酢飲んで体柔らかくしとけばよかった』と後悔するバカには、『一度私をおろして結び直すという選択肢もあると思うよ』
階段の踊り場で『ちょっと休憩しよ』というバカには、『ここでかい?』
ばあさんはみんな、みかんとか焼き芋をカバンにいれてると思ってるバカの偏見には、『世の中のばあさん全員がみかんや芋を携帯しているわけではないよ』
…と、このように、ロリばあちゃんの客観的ツッコミはとにかく新鮮なものがありました。
ロリとロリばあちゃん
ロリばあちゃんの話によると、ロリの両親はロリが8歳のときから海外赴任しているとのこと。
「あんたバカぁ?」のセカンドチルドレンがいる国です
しかし、ロリは両親にはついていかず、おばあちゃんと暮らすことを選択した。
おばあちゃんを一人にしたくなかったから。
両親と一緒に暮らしたいのを我慢している影響からか、ロリはおばあちゃん以外の人に甘えることがとても苦手で、おばあちゃんはそのことをとても心配しているんですね。
その話の裏ではロリが他のクラスの女子に体操服を借りる場面が描かれるなど、不真面目きわまりない作品「女子無駄」の中において、過去最高に真面目に素敵なシーンだっかも。
ただ、お笑いを求めるバカにはどうも今ひとつだった模様。
『ばあちゃん、いい話だな…笑いどころ一つもなかったけど』(バカ)
『はなから笑わせにいっていないからね』(ロリばあちゃん)
どこまでも客観的だな…。
バカに何かされてないか心配するロリに、おばあちゃんは『親切にしてもらった』と答えるものの、ヲタ・ロボ2人によるバカ見解は「変質者と同等のモノ」だった。
おまわりさん、コイツです。
ヲタ・ロボに知らされ、駆けつけたロリは、すでに借りた体操服に着替えた後だった。
おばあちゃんの行動は無駄に終わった…家に見えたけど、おばあちゃんにとっては孫が体操服を借りれたことが何より嬉しかった。
危なっかしいバカの行動も結果的に良い方向に作用したことにより、めずらしく本当にいいお話になってたなぁ…。
後日、菓子折りとともに体操服を返却する描写が斬新でほっこりしました。
まとめ
アニメ「女子高生の無駄づかい」第3話「わすれもの」を視聴した感想について書きました。
今回はロリ・メイン回ということで、おばあちゃんともども出番多めで、全体的にほっこりするお話になっていましたね。
個人的には、バカの言動にもびくともせず冷静に対処するロリばあちゃんの客観的ツッコミがかなりツボにはまるものがありました。
ロリの優しさの半分は、このおばあちゃんで出来ている。
ロリとロリばあちゃん、今後も2人の活躍? に期待したいところです。
以上、アニメ「女子高生の無駄づかい」第3話の感想でした!
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