アニメ「ハイスコアガールⅡ」見てますか？
大野と日高の恋のバトルもいよいよ最終局面へと突入。
拉致被害者ハルオと大野のファイナルファイトに注目…あの久しぶりな感じがたまりません。
癒やしのアメ
日高とハルオの一方通行抱擁の現場に大野が遭遇…ド修羅場な展開になるかと思いきや、大野の采配が不思議な空間を作り出す……いかにもこの3人らしいな、と思いました。
日高は大野を恋のライバルとして敵視している一方で、ゲームプレイヤーとしてリスペクトしてる。
大野ももちろん日高のことは恋敵として警戒しているわけですが、同じゲームプレイヤーとしてだけでなく、ハルオを好きな者同士ということで、ある種のシンパシーを感じてる部分もあると思う。
だからこそ日高のこと、ほっとけなかったんでしょうね…心中穏やかじゃなかっただろうけど…。
それにしても日高はツライ思いをしたなぁ…あんなに全力でアプローチしたのに…あとから登場した大野に一瞬で持ってかれてましたからね…一方通行にも程がある。
唯一の癒やしは大野が取り出したアメちゃん3つ…三人の朝帰りにふさわしいアイテムだと思いました。
嫉妬する男ども
朝帰りしたハルオに対し、宮尾と土井が随分嫉妬してましたね。
宮尾の場合は説教とアドバイスも含まれているんですけど、土井の場合はただただ嫉妬に怒り狂うのみ…そしてそんな土井に対するハルオの対応がなかなかしょっぱい（笑）
いつもやヤラレっぱなしになることが多いハルオが珍しくヴァイオレンスを振るってた…土井弱。
一方、宮尾の説教＆アドバイスはハルオの痛いところをグイグイ突いてくる…特に大野と日高の気持ちについての指摘は的確すぎてグウの音も出ない。
とはいえ、宮尾も結局嫉妬してるだけなのかもしれないけど。
ただ、宮尾の場合嫉妬の意味合いが少し違う可能性がある…俺のハルオってなんだ。
面白がる女たち
ハルオに嫉妬する男どもがいる一方で、ハルオをおもちゃにして面白がる女たちもいらっしゃる…ハルオママと真ですね。
この二人、もう親子といっても差し支えないくらいに仲良しになっちゃってますよね…これが類友ってやつなのか…？
実際、この二人、ハルオをイジる時の呼吸がピッタリすぎる…テレビの音量上げとくとか小学生か。
追い込むときの手口もよく似てるし…ファイナルファイトのハメまで再現しくさってからに…姉妹か。
ハルオと大野の仲を心配しているのは間違いないんだろうけど、面白がる方向にあまりにも振り切りすぎてる。
ハルオを面白がる女たちが面白すぎる。
ハルオママと真だけでスピンオフ作品ができる気がしてきた。
久しぶりのファイナルファイト
ハルオと大野が久しぶりな感じになってましたね。
黒服「ウン」と「スン」による拉致はちょっとやりすぎな感じはあったものの、ハルオママや真、じいやと結託してハルオを騙す大野のイタズラっ子な一面にはかなりホッコリしました…特に「ピース」は反則レベル。
強引な拉致のあとは、楽しい楽しいファイナルファイト…しかも最新作から過去作へと徐々にさかのぼっていく原点回帰ですよ…なんつう演出考えるんや…。
これが大野なりの日高へのリベンジか…ところどころ見せる「浮気」への嫉妬がなんとも微笑ましい…特に暴力振るうところが。
ハルオはハルオで一方的に喋りかけつつ、じいやの心遣いのお菓子を大野が取りやすいようにしてあげたりとなかなかのホストぶり…大野の取り扱いをよく心得てらっしゃる。
さすがは小学校からの腐れ縁……ファイナルファイトをしながらのこのやり取り…この久しぶりな感じが大野の部屋で再現されるなんて…なんだか感慨深いものがありますね。
真の妖怪道中記
コミックスのおまけエピソードをぶっこんできましたね。
ハルオママの寝言が面白すぎる…新井里美はホントいい仕事するなぁ。
そして口から出てくるエクトプラズムと赤鬼との戦い…真もとんでもない場面に遭遇したもんだ…気を失って正解ですよ。
個人的にはこの戦い、もう少し見てみたかった…結末がとても気になるぅ。
女の戦い…三戦目へ
大野と日高の女の戦いがいよいよ終盤に突入しつつありますね。
日高は渋谷で一夜明かして一勝。
大野は強引に拉致して一勝。
そして最後は女同士の直接対決ということで、大野のほうから日高商店へと赴いたわけですが…大野の殺意の波動(？)怯える日高と、謎のマイペースを貫く大野の組み合わせが妙に面白い…特に背筋力の差が。
日高が心配するようにもしも肉弾戦に持ち込まれたら、確実に血祭りにあげられてたでしょうね…もちろんそんな事態にはならないんだけど。
なぜなら二人が決着をつける方法なんて一つしかないから。
大野の意図をしっかりと汲み取った日高の戦線布告…まさに最終決戦にふさわしい口上だったと思います。
また、そんな日高の気持ちをそれとなく引き出した大野も実に見事…。
大野と日高の三戦目…これは絶対に見逃せない。
まとめ
アニメ「ハイスコアガールⅡ」第19話「ROUND19」の感想について書きました。
ハルオを巡る大野と日高の恋のバトルもいよいよ最終決戦へと突入しましたね。
どちらも甲乙つけるには惜しい存在なだけに、なんとももどかしい気持ちになる反面、だからこそ双方に対する思い入れも強くなってしまうんですよね…困ったもんです。
そして一番の当事者であるはずのハルオ自身はというと、フワフワしながら現実逃避する始末…これは宮尾に叱られてもしょうがないと思うし、ハルオママと真に面白がられるのも無理はない…いやあるか。
今回もアニメならではのアレンジや、エピソードの順番の入れ替えやおまけエピソードの挿入といった工夫もなされていて、ある意味原作以上に面白く仕上がってた部分もあったように思います。
次週もとても楽しみです。
以上、アニメ「ハイスコアガールⅡ」第19話の感想でした！
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