アニメ「ゴブリンスレイヤー」観てますか?
前回の第7話では水の街の地下水路にて、ゴブリンチャンピオンとの激しい死闘で女神官は体の一部を喰われ、ゴブリンスレイヤーは大量に吐血するほどの重症を負うなど、ゴブリン達とは敗北に近い痛み分け、といった内容でしたね!
最後に倒れたゴブリンスレイヤーの安否が気になる今回の第8話。
例のシーンがどのように処理されるのか気になる人も多いんじゃないでしょうか?
というわけで、今回はアニメ「ゴブリンスレイヤー」第8話を視聴した感想について書きますね~。
ゴブリンスレイヤーの師匠「忍び」登場!(夢の中で)
ゴブリン達によって姉を失うことになったゴブリンスレイヤー。
彼は冒険者になるに至るまで、どのような日々を過ごしていたのか?
気になる人も多いと思うのですが、実は彼には「師匠」と呼ぶべきある存在がいたのですね。
アニメでは詳細までは語られませんでしたが、彼の師匠の圃人(レーア)の「忍び」と呼ばれる老人です。
まだまだ幼いゴブリンスレイヤーに数々の謎掛け(リドル)を投げかけ、容赦なく追い詰める。
ゴブリン退治の時に発揮される数々の手管は、この「忍び」に鍛えられることによって培われてきたのですね。
ゴブリンへの執念が、「忍び」の教えと結びつき、ゴブリン達にとっての「ゴブリン」とも言える存在になったゴブリンスレイヤー。
彼にはまだまだ明かされていない謎が残されていそうですね。
処女同衾の奇跡「リザレクション」
ゴブリンチャンピオンによって女神官は体の一部を喰われ、ゴブリンスレイヤーは巨大な棍棒で石棺に叩きつけられるなど、致命傷を負うことになってしまいました。
そして「忍び」の夢から目が冷めたゴブリンスレイヤーが見たものは、隣で裸で眠る華奢な女神官の姿。
そこに現れたのは、目隠しをしていない状態で現れた剣の乙女。
剣の乙女と女神官の二人と同じ褥をともにすることで発揮される処女同衾の奇跡「リザレクション」によって、ゴブリンスレイヤーと女神官は大きな重傷を負いながらも完全回復するにいたった、というわけですね。
アニメではこのシーンではじめてゴブリンスレイヤーが鎧兜を脱いだ姿が初めて披露されるわけですが、本来ならば辺境の街で早々に披露されていたはずなんですよね。
また、牧場編よりも先に水の街編を持ってくるという英断をしたことから、このゴブリンスレイヤーの素顔が披露されるシーンをどのように描くのか、実はかなり気になっていました。
剣の乙女はばっちりとゴブリンスレイヤーの素顔を見ていましたが、女神官はゴブリンスレイヤーの素顔を拝見したのでしょうか?
それにしても今回は剣の乙女のサービスショットが多かったな。
眼福眼福。
ご飯は一緒に!気持ちの良い仲間たち
目覚めたゴブリンスレイヤー達の前に姿をあらわした3人の銀等級冒険者たち。
妖精弓手
鉱人道士
蜥蜴僧侶
そして女神官を含む彼ら4人の冒険者達は、ゴブリンチャンピオンとの死闘から戻ってから、ゴブリンスレイヤーが目を覚ますまでの間、食事を一切とらずにずっと我慢し続けていたようです。
「一山越えたらみんなでご飯たべよう」
冒険中に交わした約束を覚えていて、律儀にもその約束を守っていた、というわけですね。
特に大食らいの鉱人道士にとっては、ゴブリンスレイヤーが目覚めるまでの間はかなりの苦行だったんじゃないでしょうか。
いずれにせよ、ほんと気持ちの良い仲間たちですよね。
女神官の鎖帷子は特別なもの
ゴブリンチャンピオンとの死闘により、装備がボロボロになってしまったゴブリンスレイヤーと女神官の二人は、地下水路の探索は3人の銀等級冒険者達にまかせ、まずは装備を修繕すべく別行動をとることになります。
ゴブリンスレイヤーは兜以外の装備一式の修繕。
女神官は鎖帷子の修繕。
鎖帷子に関してはゴブリンスレイヤーに「買い替えたほうが早い」といわれてしまいますが、女神官にとってはこの鎖帷子ははじめてゴブリンスレイヤーに褒められた思い出の装備であるため、そこはしっかりと固辞します。
なんともいじらしい。
そう言われてしまってはゴブリンスレイヤーも「そうか」と答えるしかありませんよね。
とにかく、女神官にとってこの鎖帷子は特別なものなんです。
そのうち「ゴブリンスレイヤーの加護+1」とか付与されるのかも。
これってデート?二人で食べるアイスクリン
装備の修繕を終え、帰る途中で二人が見つけたのは子供達で賑わう「アイスクリン」の屋台。
うずうずと気になる様子を見せる犬のような女神官に、ゴブリンスレイヤーが「許可」を与えると、子供のようにアイスクリン屋さんへと走っていきます。
女神官、1日3回奇跡を使えるけど、やっぱりまだまだ子供なんですよね。
女神官がアイスクリンに舌鼓をうつ一方、ゴブリンスレイヤーはアイスクリンそのものではなく、その冷凍する技術に目をつけます。
質問した店主に、ある学士が火の秘薬を水にぶっこむとよく冷えることを発見したことを教えてもらいます。
謝礼に多めのお金を渡して、アイスクリンを買うゴブリンスレイヤーの様子を見て、女神官はゴブリンスレイヤーの豊富な知識の裏側を知り感心します。
といっても、ゴブリンスレイヤーが興味を示すものといったら、ゴブリン退治に役立つものに限定されるんですけどね。
なんせゴブリンスレイヤーって、ゴブリン以外の怪物の名前を覚えられない子ですから。
ゴブリン以外は、「あれ」とか「例の」とか「何とか」ですし。
それもまたゴブリンスレイヤーの魅力、だと思います。
というか、これってデート?
槍使いと魔女の宅急便!
女神官が溶けかけたアイスクリンをあわてて食べ終えたところへ現れたのは、辺境最強の冒険者、槍使いと魔女の二人。
ゴブリンスレイヤーは魔女にある物の調達をお願いしていたようですが、槍使いは荷物運びに使われたことにご立腹の様子です。
原作では、槍使いのほうに依頼を出したことになっているのですが、アニメでは魔女のほうに依頼を出したことになっていましたね。
牧場編と水の街編を入れ替えたことに対する、ゴブリンスレイヤーと槍使いの関係を考慮した結果なのかもしれませんね。
少しさびしくはありますが、話しの辻褄としてはこれが正しいのでしょう。
思わぬ形で「魔女の宅急便」が実現してしまった・・・。
ただ一つ残念なのは原作では、ゴブリンスレイヤーが槍使いにちょっと粋なお礼の言葉を述べるのですが、アニメではそのシーンはばっさりとカットされてしまったことでしょうか。
結構好きなんだけどな~槍使いとの絡み。
ゴブスレ流!小麦粉の正しい使い方
ゴブリンスレイヤー達と別行動を取り、地下水路で発見した石棺の奥で銀等級の3人が見つけたものは、混沌の眷属・ビホルダー。
名前を呼んではいけない類の怪物とのことですが、ゴブリン以外の怪物にはとことん興味がないゴブリンスレイヤーは「知ったことか」と勝手に「大目玉」と呼び始めます。
ちょっとビホルダーが気の毒に思えてきた。
ビホルダーの後ろには謎の大きな一枚の鏡が。
どうやらこのビホルダーの使命は後ろにある鏡を守ることのようですね。
岩をも溶かす【分解】と、呪文や奇跡、竜牙兵さえも無効化してしまう【解呪】を持つことが3人の先の探索で明らかにはされているものの、ここから先はどうすればいいのか?
実質的に手詰まりの状態だという3人の銀等級冒険者に対し、ゴブリンスレイヤーは早速策を弄します。
妖精弓手が駆け抜けてビホルダーの気を引き、
鉱人道士が【酩酊(ドランク)】で眠らせ、
ゴブリンスレイヤーは持ち込んだ小麦粉をばらまきます。
蜥蜴僧侶が作り出した竜牙兵を囮に使うと、
妖精弓手はビホルダーに矢を射かけ、
女神官は【プロテクション】の奇跡を展開。
あたり一面に小麦粉の粉塵が舞う中、妖精弓手の矢を受けて目を覚ましたビホルダーは、真っ先に目についたおぼろげな竜牙兵の姿に反応し、【分解】ビームを射出します。
【分解】熱と、舞い散る小麦粉によって引き起こされたのは大規模な【粉塵爆発】!
女神官の【プロテクション】によって、ゴブリンスレイヤー達は粉塵爆発の影響を免れる。
即席にしては、ものすごく息が合った連携ですよね。
元々はゴブリンに使う策だったようですが、実際に使ってみたところ「手間がかかって使えん」と冷静に判断するあたり、ゴブリンスレイヤーは相変わらずの平常運転。
でも「火攻め」も「水攻め」も「毒気」もダメ、とあってはもう「爆発」しかないのは仕方がないと思う。
妖精弓手の禁止項目がまた一つ増えそうな予感がします。
何はともあれ、粉塵爆発によってビホルダーの退治に成功したわけですが、次なる探索のターゲットはいよいよ例の巨大な一枚の鏡。
そこにはどんな謎が隠されているのでしょうか?
まとめ
アニメ「ゴブリンスレイヤー」第8話を視聴した感想について書きましたが、いかがだったでしょうか?
前回のゴブリンチャンピオンから受けたダメージも無事回復し、女神官とともに過ごすゆったりとした時間は、前回の展開からは考えられないくらいのどかなものがありましたね。
また、ゴブリンスレイヤーの過去や、辺境最強の槍使いと魔女のプチ登場、そしてゴブリン以外のモンスター・ビホルダーの登場など、全体を通してみるとなかなか目まぐるしい展開だったんじゃないでしょうか。
原作とはあえて変えてきたシーンもあり、アニメにはアニメの楽しみがあることを改めて実感した次第です。
次回あたりで水の街編は完結しそうな感じもしますし、その次はいよいよ待望の牧場編ですね!
楽しみだわ~。
- 第1話『ある冒険者たちの結末』
- 第2話『小鬼を殺す者』
- 第3話『思いがけない来客』
- 第4話『強き者ども』
- 第5話『冒険と日常と』
- 第6話『水の街の小鬼殺し』
- 第7話『死へ進め』
- 第8話『囁きと祈りと詠唱』
- 第9話『往きて、還りし』
- 第10話『まどろみの中で』
- 特別編『冒険記録用紙(アドベンチャーシート)』
- 第11話『冒険者の饗宴』
- 第12話『ある冒険者の結末』
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