アニメ「不滅のあなたへ」5話感想!さよならマーチ、生きろパロナ

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アニメ「不滅のあなたへ」観てますか?

 

 

今回は恐れていた事態が現実のものに……。

 

涙なしには見られない悲しみと怒りに注目です。

 

 

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さよならマーチ

 

 

嫌な予感はやっぱりはずれてくれなかった……マーチが死んでしまいましたね。

 

思えば登場した当初から次々と死亡フラグを立て続けてましたもんね。

 

ひょっとしたらフシと一緒に旅の道連れの可能性もワンチャンあるか? と少々期待していたところもあったのですが……まさか最年少の子が真っ先に亡くなることになるなんて。

 

なんというか、本当に容赦のない物語ですよね。

 

しかもマーチは最期の最期まで生前の時と同様、他者のことを気にかけ続ける。

 

ハヤセの矢から体を張ってパロナを守った後も、パロナのために作った団子を勧めたり、フシのことを気にかけるなど、他者をいたわるマーチの優しさが逆に見ていて辛かった。

 

また、マーチがうめき苦しむ様子もきっちり描くもんだから、さらに輪をかけて辛かった。

 

誰よりも大人になることを楽しみにしていた子供が、真っ先に死んでしまう……重ねて言うけどほんとこの物語は容赦がない。

 

名もなき少年が死んだ時は、その後あちら側の世界で家族たちと再会を果たし、多少なりとも慰められる要素はあった。

 

けれどもマーチの場合は、家族もパロナも健在のため、思い描いたのもつかの間、すべて幻として消えてしまった。

 

せめてもの救いは最期を看取ったオニグマが一緒にいたことでしょうか。

 

また、そんなマーチを看取ることとなってしまったパロナ……その心境は計り知れないものがありましたね。

 

終始笑顔を絶やさぬまま、マーチを安心させるかのように、おままごとに興じ、いつものように優しい優しい嘘をつく。

 

あまりの悲しみと怒りの深さに彼女の心はあっという間にリミッターを振り切ってしまったんでしょうね。

 

心が痛い、どころじゃない。

 

一方で、マーチが撃たれた瞬間のフシの反応は凄まじかった。

 

オニグマへと姿を変え、ハヤセに強烈な一撃を浴びせると、パロナの心の内を体現するかのような暴れっぷりを見せていた。

 

フシ本人の意思によるものか、パロナの感情にリンクしたのか……けれどもフシがここまで感情的な行動を取ったのははじめてじゃないでしょうか。

 

フシにとってもマーチの死がいかに衝撃的だったのかがよくわかる。

 

せめてもの救いは束の間とはいえマーチが大人になった描写があったことでしょうか。

 

大人になったら、大人にできるすべてのことをやってみたい。

 

今はただ、その夢がフシと一緒に叶えられることを祈りたいです。

 

さよならマーチ。

 

 

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生きろ、パロナ

 

 

今回はパロナにとっては残酷すぎるお話でしたね。

 

パロナは自分の生い立ちをマーチに重ね合わせる一方で、かつての自分を無知のまま孤独にした姉や家族と同じような行動を取るようになっていた。

 

今までのマーチなら通用した「優しい嘘」も、フシと出会い、オニグマを看取った今のマーチにはまったく通用しなくなってしまったんですね。

 

とはいえ、このマーチの成長は、パロナ自身のあり方を省みるいいきっかけにもなったと思う。

 

そしてマーチと一緒にニナンナへと帰るためみんなで脱出を図るのですが……追いかけるハヤセが想像していた以上に手強い。

 

パロナが孤軍奮闘するも……マーチがハヤセの矢で死んだ。

 

しかもパロナの命を助けるために。

 

フラッシュバックされるパロナとマーチの初めての出会い。

 

ひとり楽しくおままごとするマーチの姿に、いつしか絆され、家族のぬいぐるみをプレゼント。

 

ガタガタふるえながら受け取るマーチの喜びようときたら…!

 

そのまま「家族」として勧誘され、いつしかパロナにとってマーチは本物の「家族」以上の存在になっていたんですね。

 

もう、なんで今こんな描写するねん……涙が全然止まらないよ。

 

マーチの亡骸をいだきながらハヤセの前に立つパロナ……折れた刃を握る彼女には、怒りよりも悲しみよりも圧倒的な喪失感しか残ってなかった。

 

結果、彼女が選択したのは自らの死。

 

彼女にとってのマーチとはもうほとんど「すべて」といっても過言じゃなかったんでしょうね。

 

けれども、そんなパロナを止めたのもまたマーチだったんですね。

 

パロナの死を必至に止めようとするマーチ……その思いに呼応するフシ。

 

結果、フシによりパロナの死は無事阻止された。

 

これはある意味パロナにとっては死よりもつらい選択かもしれない。

 

でもパロナには生きて欲しい。

 

心の底からそう思わせられるワンシーンでした。

 

 

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半年後のニナンナ

 

 

パロナがニナンナに戻ったのは、マーチの生贄の儀式から半年も経ったあとだった。

 

生贄の祭壇の状況から絶望する大人たちのもとへ、オニグマに乗ったパロナが帰還……もう何がなんだかですよね。

 

そしてパロナはマーチの両親に手紙を渡す……例のマーチの手形のヤツを。

 

手形に込めたマーチの言葉を伝えるパロナの切なさ……そこからすべてを察するマーチの両親。

 

もう悲しみしかない。

 

ただ、個人的にはマーチの父が親としての責任をちゃんと自覚していたことと、マーチの母がパロナを優しく労る描写があったことに、ほんの少しだけど救われた。

 

やっぱりこの人たちはマーチの両親なんだなぁ……。

 

マーチの優しさは間違いなくこの人たちから受け継いだものだったんだなぁ……。

 

その後、フシを追ってハヤセたちがニナンナ付近までやってくる。

 

フシを逃し、時間を稼ぐべく、パロナが強い弓を引く。

 

狙ったのは頭……けれども力強く引き絞った矢があたったのは残念ながら手の甲だった。

 

パロナはひどく悔しがっていたけれど……個人的にはまたマーチが見えざる力を発動したんじゃないかと思った。

 

オニグマの儀式を利用しての緩やかな洗脳ができなくなった今、ニナンナの今後がただただ心配されるところ。

 

顔に大傷を負ったハヤセの表情は、もう完全に常軌を逸しているようだったし……。

 

パロナをはじめとしたニナンナの人々が力強く立ち向かうことを期待したい。

 

次回もとても楽しみです。

 

以上、アニメ「不滅のあなたへ」第5話「共にゆく人」を視聴した感想でした!

 

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