アニメ「不滅のあなたへ」17話感想!新島長トナリの決断

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アニメ「不滅のあなたへ」観てますか?

 

不滅のあなたへ

 

前回は因縁の女ハヤセに完膚なきまでにやられてしまいましたね。

 

その悪い流れは残念ながら今回も続くものの……事態は大きく動き出します。

 

 

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よくわからないハヤセの目的

 

 

ハヤセの目的が今ひとつピンと来ませんでしたね。

 

彼女がフシに強い執着を持っているのはわかるものの……フシを下した彼女が口にしたのはフシの守護団の形成について。

 

彼女にとってフシの不死性は守るべき対象なのか。

 

そのわりにはフシを自分のモノとして扱い、全裸でベッドの上にまたがる様子を見せるなど、どちらかというと守るというよりは、フシを利用して強い子孫を残したいだけのような気もする。

 

いずれにせよ、彼女がまともな精神を持ち合わせてるとは思えない。

 

ましてやハヤセはフシにとってはマーチとパロナの仇ですからね。

 

そんな彼女に完膚なきまでに敗れたフシには、正直なところ腹立たしさすら感じてしまう。

 

もちろん一番悔しい思いをしているのはフシなのですが。

 

だからといって、再度挑むチャンスがあったところで、今のフシではハヤセには絶対に勝てないことでしょう。

 

ハヤセの目的についてはよくわからないけれど、少なくともフシを害することはなさそう。

 

とはいえ、こんな女のよくわからない目的のために利用され続けるのは死んだマーチとパロナ、そしてオニグマに対して申し訳ないですよね。

 

フシにはぜひとも貪欲に強さを求めていってもらいたいところですね。

 

 

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新島長トナリの決断

 

 

ハヤセのご指名により、新しい島長となったトナリ……彼女の決断が大きな波乱を呼んでいましたね。

 

当初の予定どおり、トナリは島を出る選択をするわけですが……船の定員は700名まで。

 

全員を島外に連れ出すことはできない。

 

そこでトナリが選んだのは7歳以下の子どもたち。

 

我が子のために泣く泣く子供と別れる親や、別の子に赤子を託す様子、そしてナンドが弟を説得する姿には、見ていて切ないものがあった。

 

幸い、ナンドに関してはフシの代理という扱いで、トナリが特別に乗船の許可を出していた。

 

一方で、ろくでもない罪人の大人どもは、不平不満を爆発させたり、自身を7歳だと偽ろうとするなど、やっぱりろくでもなかったですね。

 

逆にこんな奴ら絶対に外に出したら駄目だ。

 

そして悔しいことに今回のトナリの決断は、ハヤセの一団が介入していなければ、実現はできなかったでしょうね。

 

たまたまハヤセの目的とトナリの目的が、フシを除けば相反するものではなかっただけ。

 

現にトナリたちによるフシ奪還の際には成功したかに見せかけて、きれいにハヤセにひっくり返されてましたからね。

 

結局のところ、トナリもハヤセに利用されたコマの一つに過ぎなかったということか。

 

 

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トナリの未来にはフシが必要

 

 

フシと出会った頃と打って変わって、トナリがだんだん本来の自分らしさを発揮していましたね。

 

トナリ達はフシと引き換えに島からの脱出に成功したわけですが……トナリだけはフシを諦めようとはしなかった。

 

どういうわけか、トナリにだけは眠り薬の効きが浅く、ものの数分で目が冷めていた……これについては本人にも自覚がない模様。

 

幸い、トナリの周りには信頼できる大人達がおり、彼らの協力を得ることで、一人ボートで船から降りることに成功してた。

 

出会ったばかりの頃のトナリなら、絶対にそんなことしなかっただろうに。

 

短い間ながらもフシとともに過ごすことで、トナリは彼女なりにフシにシンパシーを感じていたんですね。

 

特にハヤセに強い怒りを見せたところで。

 

確かにあの場面は、今までにフシが見せた中でも一番人間臭かったし、個人的にもお気に入りのワンシーンでもありましたね。

 

そんなフシの存在が、トナリの物語の未来にはもう欠かせなくなってしまっている。

 

トナリのフシ救出作戦、成功率は限りなく低いかもだけど、なんとか上手にハヤセを出し抜いてほしいところです。

 

次回がとても楽しみですね。

 

以上、アニメ「不滅のあなたへ」第17話「先覚者」を視聴した感想でした!

 

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